前髪は思い通りにセットするのが意外と難しく、上手くセットできたとしても1日中キープさせるのはさらに大変ですよね。前髪次第で印象も変わりますし、毎日のことなので一般人でもセルフで前髪キープできるようになることが重要です。毎日の前髪キープを楽にする、プロに選ばれている9つのスタイリング剤をご紹介します。
Last Updated:2021/2/3
前髪キープは一般人には難易度高め?
前髪は長さが短く、癖の強さも人それぞれ違うため、実はプロでもスタイリング剤を使って前髪キープをすることには賛否両論に分かれます。
一般人にはスタイリング剤を使っての前髪キープは難易度が高いため、パーマをおすすめされることもあります。しかし、すぐ伸びてしまう前髪だけにパーマをかけるのは費用が高くなりますよね。その維持費が高額になったり前髪だけにパーマをかける手間があることから、前髪キープのためにパーマをかけることも嫌がる人もいます。
しかし、パーマをかけることはスタイリング剤を使うよりも忙しい朝には時短になり、スタイリング剤のように失敗もないためパーマを選ぶ人も少なくありません。スタイリング剤を使ってセルフで前髪キープする場合も、大切なイベントがある日などしっかり前髪キープしたいときには美容室でプロにお願いするのが良いでしょう。
プロはどんなスタイリング剤を使用する?
セルフで前髪キープしている人が気になることのひとつとして、プロはどんなスタイリング剤を使用しているのかということが挙げられます。納得のいく前髪に仕上げてその状態を長時間キープするためには、スタイリングする人の技術だけでなく使用するスタイリング剤の種類や成分にもこだわることが重要です。
おすすめの3つのスタイリング剤と、プロが実際に使用しているサロン専売の商品をご紹介します。
ワックス
ワックスは流行りのウェットヘアを作るのにも向いているスタイリング剤で、キープ力が高いという特徴があります。美容室でプロが使うことも多く、一般にも幅広く使われています。
ただし、ワックスの付けすぎはキープ力を下げるだけでなく、ベタついたように見えてしまうのでNGです。ワックスは正しい使い方をすることで、少量でも綺麗なヘアスタイルを作ることができます。
前髪をパッツンにしたい場合は、毛先にワックスを付け、ドライヤーとロールブラシを使います。パッツンの前髪は日本人女性らしくて可愛く、簡単に作ることができます。
また、斜めに流したい時はまず前髪を軽く濡らし、髪の毛の分け目のあたりにワックスをつけてドライヤーとカールブラシでブローします。上品な印象になり、前髪が中途半端に伸びている時にも使えるのでとても便利です。
前髪を斜めにキープするのは大変なように思えますが、ワックスを使うことで一日中安心して前髪キープをすることができますよ。ワックス選びのポイントは自分の髪質に合っているか、ということです。
プロにも選ばれている2つの人気のワックスをご紹介します。
ワックスをつけながらも毛先まで通るような柔らかな流れを作りたいのなら、こちらの商品がおすすめです。保湿力が高いので髪に優しいのも嬉しいですね。
柔らかく仕上げながらもしっかりとまとまる、ふんわりした前髪を作りたい時に使いたくなる商品です。
メーカー | ミルボン |
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ブランド | ニゼル ドレシアコレクション |
サイズ | 80g |
香 り | フローラル&ラ・フランス |
使用感比較 | セット力:3 ウェット感:3 乾燥速度:5 トリート力:5 |
定 価 | |
商品番号 | 74555 |
女子力がアップしそうなピンクの容器が可愛らしいワックスです。サイズは2種類あります。
ソフトな使い心地なので、ベースや仕上げに使うのがおすすめです。髪にツヤを与える効果があり、美髪に見せる効果も抜群です。
メーカー | デミ |
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ブランド | ウェーボ |
サイズ | 80g、レフィル200g |
香 り | フレッシュフルーティ |
使用感比較 | セット力:3 ウェット感:9 乾燥速度:2 トリート力:8 |
定 価 | |
商品番号 | 59057 |
ヘアバーム
ヘアバームはワックスの一種ですが、ハードワックスのようにしっかりと固めるといった効果はありません。どちらかと言うとソフトなタイプのヘアワックスと似た効果で、天然の脂質を固形にしたものが主流です。
そのためヘアバームにはスキンケアに使用したりやハンドクリームとしても使うことができ、用途が幅広くヘア以外にも使えるものも多くあります。前髪のウェット感を出すためにヘアバームを使用するのもおすすめです。
こちらの3つのヘアバームはサロン専売で、人気が高いものです。
髪に優しい自然由来の原料で作られたオーガニックのヘアワックスで、髪だけでなく全身に使うことができるのが嬉しいですね。外出先でのネイルやリップのケアにもピッタリです。
肌に優しい原料で作られているので、肌が弱い人でも安心して使うことができます。
サイズ | 42g |
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香 り | 爽やかな柑橘系 |
定 価 | |
商品番号 | 110871 |
毛髪保護効果のあるオーガニック植物成分を中心に、ダメージ補修成分で髪をケアしながらスタイリングをしていく髪に優しい成分がたっぷり配合されたヘアバームです。植物油がベースとなっているので、見た目にツヤやウェット感を与えて自然に仕上がります。
メーカー | ラインハルト |
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ブランド | アブリーゼ |
サイズ | 29g |
定 価 | |
商品番号 | 118374 |
自然由来成分100%という成分が魅力のヘアバームで、ボディとヘアの両方に使用することができます。保湿力が高く、綺麗な濡れ髪を作りながら前髪をキープできるのが良いですよね。
メーカー | ルベル |
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ブランド | モイ |
サイズ | 37g |
香 り | アロマティックウッディ |
定 価 | |
商品番号 | 109356 |
ヘアスプレー
ヘアスプレーは液状になっている樹脂をスプレーすることで髪をキープする、ヘアスタイリング剤です。そのヘアスプレーの使い方は、髪から10cmくらい離した状態で振りかけるだけなので簡単ですよね。
ヘアスプレーにはいくつかの種類があり、ソフトな状態で髪をキープするものとしっかりと固めるハードスプレーがあります。ハードスプレーは髪を巻いた時などに向いているものなので、前髪のキープには不向きです。ヘアスプレーを使用する前に、しっかりと前髪の流れを作っておくことがポイントです。
動きのあるヘアを作りながらナチュラルに見せるならこちらの商品がおすすめです。セット力も高く、髪にツヤも与えてくれて長時間キープできる自然な前髪を作ります。
ニオイが強めなので、強い香りが苦手なお客様には注意が必要です。
メーカー | ロレアル |
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ブランド | エルネット |
サイズ | 207g |
使用感比較 | セット力:9 乾燥速度:10 トリート効果:3 |
ガスの種類 | DME/LPG |
定 価 | |
商品番号 | 65714 |
長時間の外出でヘアスタイルを崩したくないなら、こちらのハードスプレーでしっかりと固めるのも良いかもしれません。ハードスプレーでありながら質感は軽いので、振りかけすぎないように注意が必要です。
メーカー | ルベル |
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ブランド | トリエ |
サイズ | 107g |
使用感比較 | セット力:9 乾燥速度:9 トリート効果:5 |
ガスの種類 | DME・LPG |
定 価 | |
商品番号 | 91070 |
前髪キープのためのおすすめアイロン
ヘアアイロンは前髪以外のヘアセットにもよく使われていますが、前髪のキープにも欠かすことができないアイテムです。アイロンの熱を使うことで自分の髪特有の癖を取り除くことができ、自由自在なヘアスタイルを作ることができます。
アイロンを使ったら、そのヘアスタイルをキープさせるために他のスタイリング剤も一緒に使うことがポイントです。
熱を与えるアイロンでありながら、キューティクルを保護してくれる効果もあり、ツヤ出し効果抜群です。ストレートアイロン派またはなめらかカール派の方向きのヘアアイロンです。
カラー | ブラック |
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サイズ | 全長237mm |
プレート | 85×25mm、セラミックコーティングプレート |
消費電力 | 45W(AC100V50/60Hz) |
総重量 | 約354g |
機 能 | スリープ機能 60分 |
サロン価格 | |
商品番号 | 87851 |
高温でも髪を傷めにくい、イオンの力でヘアスタイルをキープさせるヘアアイロンです。こちらの商品はカール派の人に向いています。
種 類 | 25mm、32mm、38mm |
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サイズ | 全長350mm |
消費電力 | 45W~50W(AC100V~240V50/60Hz) |
総重量 | 約423g(コード含) |
機 能 | 温度:80℃~220℃(5段階調節) |
定 価 | |
商品番号 | 86177 |
ヘアケア用品選びが重要!プロじゃなくても扱いやすい方法で思いのままに前髪をキープ
一般人には難しいと思いがちな前髪キープですが、実はヘアケア用品を正しく選んだ上で自分のなりたいヘアスタイルにするための手順通りにスタイリング剤を使えばなりたいイメージに近い前髪を作ることができます。
そのような前髪キープのポイントは、ヘアスタイリング剤をつけすぎないことです。ヘアスタイリング剤をつけすぎると見た目も不自然になり、髪の毛が重くなってますます上手く髪型をキープすることができなくなってしまいます。
上手くいかないからと言ってもう少し多くつけたくなる気持ちになってしまいますが、少量のスタイリング剤で思い通りの前髪を作れるように練習してみましょう。場合によってはスタイリング剤を組み合わせることも必要となるので、何が必要かを確認してから前髪を作るようにしてください。