まっすぐストレート、ふんわりカールなど髪型を自由自在にアレンジできる便利なアイテム、ヘアアイロン。その種類の多さゆえに選ぶときに迷ってしまいがちです。ここではストレートヘアアイロンの選び方、材質の説明と併せて、おすすめのサロン専売ストレートヘアアイロン8点を紹介しています。自分の好みや施術に合った商品を選ぶ参考にしてください。
Last Updated:2020/12/15
ストレートヘアアイロンの選び方のポイント
ストレートヘアアイロンは、サロン専売、一般の商品と沢山の種類が販売されています。安価な物から高額な物までありますが、値段が高いからといって自分にとって最適な商品というわけではありません。ストレートヘアアイロンの選び方にはいくつかポイントがありますので、詳しく説明していきましょう。
髪型・仕上がりによって選ぶ
ヘアアイロンにはカールタイプ、ストレートタイプとあります。またカール、ストレートの2wayタイプの物もあります。例えば、カールにしたり、ストレートにしたりと両方の髪型を楽しみたいとか、置く場所が限られているのでヘアアイロンは1つにしたいという人には2wayタイプがおすすめです。
しかし、ヘアアイロンの性能としては少し落ちると言われていますので、仕上がりに関しては少々の妥協も必要となります。
カールタイプの場合は、太さが数種類ありますので、大きめのカール、ふんわりさせた仕上がりが好みならば、32mm前後の太さの物を選ぶといいでしょう。ミディアムヘア、くっきりカールをつけたいという場合であれば26mm前後の細めの物がおすすめとなります。
ストレートタイプの場合は、髪の毛の癖を直しまっすぐにする、軽い内巻きにするといった時に使います。ストレートタイプのアイロンでも器用にカールを作ることもできなくはありませんがコツが必要ですし、ストレート、カールと専用のアイロンを使い分けるほうが綺麗に仕上がります。
ヘアアイロンの温度
ヘアアイロンの温度は、カールタイプならば140℃、ストレートタイプならば170℃が適しているとされています。しかしプロの美容師さんのアドバイスでは、しっかりと仕上げたいならば180℃が適しているとのことです。
髪の毛の傷み、ダメージを考えますと低温のほうが望ましいと言えるのですが、しっかりと癖づけができないのであれば意味がなくなってしまいます。だからと言って、あまりに高温にしますと髪の毛が傷む原因となりますので、180℃以上に温度が上がるヘアアイロンはありますが、通常は180℃ぐらいまでを基準に使うようにしたほうが安心でしょう。
プレートの材質
ヘアアイロンのプレートの材質は、主にセラミック製とチタン製の2種類があります。グレード的にはチタン製のほうが上となり耐久性にも優れています。何度も買い直さず長く愛用したい、髪の毛が傷んでいる、ダメージを抑えたいという人におすすめとなります。
セラミック製は熱伝導率が良いので、施術に時間をかけたくない、急ぎのお客様への施術に適しています。
重さや扱いやすさ
ヘアアイロンはメーカーによって重たい物、軽い物とさまざまな商品があります。重たい物がいいのか、軽い物がいいのか、それは使う人の好みにもよるのですが、一般的に重たい物は持ったときに安定性があること、またその重みでしっかり癖をつけることができるという利点があります。髪の毛をしっかりはさみやすいことから扱いやすいと言えるでしょう。
一方で、軽い物ですが手に持ったときにその軽さゆえに安定感に欠けるという意見はあります。重たいヘアアイロンを使い慣れていれば特にそう感じる傾向はあるでしょう。しかし、軽いことで手に負担がかからないこと、持ち運びしやすいというメリットがあります。
梅雨時期など髪型が崩れやすい季節は、こまめに髪型を直したいものです。特に癖毛の場合は湿気により髪の毛がうねりボリュームが出やすいですので、軽いストレートヘアアイロンは携帯するのに非常に便利です。プライベートでも活躍することでしょう。
ストレートヘアアイロンおすすめ8選
それではサロン専売、プロの美容師に人気のストレートヘアアイロンを紹介していきます。
チタニウムプレートで髪を傷めない、プロ仕様の商品です。220℃まで温度が上がりますので一瞬にしてサラサラのストレートが作れます。ストレートヘアアイロンですが、カールを作ることも可能、お値段もお手頃なヘアアイロンです。
カラー | ブラック、ヴィヴィッドレッド、パールシャンパン |
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電 圧 | AC100~240V 消費電力:45~150W |
総重量 | 約344g |
定 価 | 2,980円 |
商品番号 | 119440 |
プレート幅約20mmのスリムヘッドですから、襟足、根元、顔周りなど細部までスタイリングがしやすいのが特徴です。温度は120℃~200℃まで20℃ごとに設定を変えることができます。また1時間で自動的に電源がオフになる安全機能もついていますので、消し忘れたときにも安心です。
コードが360℃回転と使いやすく、施術時にコードを首にかけて使用することが多い場合も、ねじれにくい仕様となっています。
メーカー | クレイツ |
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ブランド | イオン |
電 圧 | AC100V~単層240V 消費電力:20~25W |
定 価 | 8,500円 |
商品番号 | 85760 |
滑り感のある、使いやすいセラミックコーティングプレートです。マイナスイオン、遠赤外線で髪のダメージを抑えながら、ツヤのあるストレートヘアを作ることができます。髪の傷みが気になる人、ヘアアイロンで髪の毛にダメージを極力与えたくない人におすすめです。
サイズ | 全長237mm、プレート幅:85×25mm |
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電 圧 | AC100V50/60Hz 消費電力:45W |
総重量 | 約354g |
サロン価格 | 9,800円 |
商品番号 | 87851 |
プレート部分が薄く、軽いことで扱いやすくなっています。癖が強い人もまっすぐストレートヘアになると口コミで人気の商品です。温度は180℃まで上がります。髪の毛のねじれを直すことでツヤ感を作ってくれます。
メーカー | ハッコー |
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サイズ | 本体全長:240mm、アイロン部:長さ90×幅25mm |
電 圧 | AC100V 50/60Hz 消費電力:150W |
サロン価格 | 37,000円 |
商品番号 | 87850 |
業界初の技術で、髪の毛のダメージを極限まで抑えるとされた商品です。シルクプレート、センサーレス機能の両方を備えており、安定感が高く、短時間でヘアデザインが可能となっています。温度が上がるのが非常に速いため、忙しい方に特におすすめです。
サイズ | 本体全長:288mm、アイロン部:長さ100×幅28mm |
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種 類 | 28mm、35mm |
電 圧 | AC100V 50/60Hz 消費電力:48W |
総重量 | 約390g |
定 価 | 20,000円 |
商品番号 | 102638 |
超硬質のチタンプレート製、先端は丸みのあることで顔周り、襟足など細部のスタイリングがしやすいのが特徴です。130~230℃まで10℃ごとに温度設定を変更できます。欧米で大ヒットした商品です。
サイズ | 全長325mm、プレート幅:118×29mm |
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電 圧 | AC100~240V 消費電力:45W |
総重量 | 約440g |
定 価 | 12,000円 |
商品番号 | 106173 |
セラミック加工のプレートで、60~190℃、27段階の温度調節が可能です。業界最軽量、最薄クラスを実現した商品で、プレートが通常の商品よりも長めにできていますので施術がスムーズで長時間でも疲れにくいのが特徴です。また海外での使用も可能ですので、旅行のお供にもおすすめです。
メーカー | トリコインダストリーズ |
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ブランド | アイビル |
サイズ | 本体全長:280mm、アイロン部:長さ105×幅23.5mm |
電 圧 | AC100-127V、AC220-240V(50/60Hz) 消費電力:AC100-127V/0-300W、AC220-240V/0-1000W |
商品番号 | 74558 |
熱伝導が良いチタンプレートを使った商品で、130℃の低温、滑りが良く摩擦が起こりにくいので、髪のダメージを最小限に抑えたい人に適した商品となっています。癖のある髪の毛を潤いのあるサラサラストレートヘアにしてくれます。
電 圧 | AC100V~240V 50/60Hz 消費電力:45W |
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総重量 | 約400g |
温度設定 | 60~220℃(10℃毎の17段階デジタル表示) |
定 価 | 22,000円 |
商品番号 | 114438 |
施術に適したストレートヘアアイロンを選ぶことで理想の髪型を作りましょう
ストレートヘアアイロンといっても、内巻き、ニュアンスカールなど巻き髪も作れます。カールヘア用ヘアアイロンか、ストレートヘアアイロンか、どちらを選ぶか迷った場合はストレートヘアアイロンを選ぶと便利でしょう。
またストレートヘアアイロンにもメーカーごとに材質、重さなど違いがあります。しっかりストレートにしたい人は高温になるタイプの物がおすすめです。
ですが高温タイプは髪の毛にダメージを与えてしまうというデメリット要素もありますので、現在、髪の毛の傷みが激しい、髪の毛にダメージを与えたくないという人は、低温タイプ、スチーム機能搭載タイプなどを選ぶことがおすすめです。
低温タイプは髪の毛のダメージを抑えることを考えて作られていますが、一方で癖がしっかりつかない、すぐにとれてしまうという場合もありますので、お客様が髪の毛、髪型に求めていることは何なのか、優先順位をつけて考えますと、最適なストレートヘアアイロンが見つかりやすくなるかと思います。
また、トリートメント、スタイリング剤など上手に使うことで、髪の毛のダメージを抑え、スタイリングすることができますので、工夫して理想の髪型を作っていきましょう。