最近よく耳にすることの多い「ヘアバーム」。トリートメント効果とワックスのようなまとめる効果を両方こなしてくれる優れものです。ツヤも出しつつ動きも出すので一石二鳥ですね。近年「濡れ髪」スタイリングも流行していますので、ひとつは持っておきたい一品です。使い方をマスターして、こなれ感のある流行スタイリングをしていきましょう。
Last Updated:2021/7/5
ヘアバームとは
簡単に言うと、トリートメント効果もありスタイリング剤としても使える万能アイテム。雑誌やネットでも多く目につくのでご存じの方も多いと思います。
主成分は、物にもよりますがシアバターやミツロウという天然油脂を使用しているものも多く、オーガニック仕様のものが多くありますので安心して使用できます。ナチュラル志向な方に特におすすめです。
トリートメント効果も高く、自然なツヤ感が出ますし、固さもある程度あり、ヘアワックスとしても使用できる優れもの。こなれ感のあるヘアスタイリングが簡単に作れます。髪の長さも関係なく、すべての方が使えます。
使い方次第で何役もこなすヘアバームは、ひとつは持っておきたいスタイリング剤です。
ヘアバームのセット力とキープ力
ハードワックスほどはセット力、キープ力は強くはありませんが、ある程度まとめる力はあります。外はねスタイルの毛先や、まとめ髪のパラパラ落ちるような毛は、ヘアバームでもしっかりとまとまりますので大丈夫です。
ツヤ感のもち、ウェット感はセットしたてのような質感のまま、夕方までもつでしょう。ワックスのように夕方バサバサになることも少なく、不快感なく一日が過ごせるかと思います。
ヘアバームの使い方
ヘアバームの使い方はたくさんあります。よくなじませて、うっすらつくよう使えばトリートメントとしても使用できますし、固形状のまま使えばワックスのように毛束感を出し遊ばせることもできます。
物によってはネイルクリームやハンドクリーム、肌の乾燥部分につけたりリップクリームとして代用できたりと、かなり優秀です。
ヘアバームの使い方の基本
ヘアバームは天然油脂のものがほとんどです。最初指先で取るとかなり固い印象があると思います。指ですくい取り、手の平の中心に乗せてよく温めすようにしっかりとなじませていくと、オイル状に変化していきます。柔らかくなるのを確認してから、毛先を中心に揉みこむようにしっかりとつけるようにしてください。
くれぐれも、頭のてっぺんにベタっと塗ってしまうようなつけ方はやめましょう。使い方を間違えると、ギトギトして見えてしまい、頭を洗っていない人のように見えてしますので要注意です。使い方には注意しましょう。
ツヤ感がしっかりと出てくれるヘアバームは、流行りの「濡れ髪」が作りやすく、ウェット感が出やすいのも特徴です。濡れ髪セットの場合は、量を少し多めに使用すると、しっとり感が出ます。
ヘアバームの使い方のコツは使用量です。使用する量の調節をしっかりと守れば、自由自在に使用できます。なれるまで時間はかかるかもしれませんが、いろいろ試してみましょう。
ショートヘアにヘアバームを使う場合
ショートヘアのセットの場合は、まず全体的に手のひらで温め、柔らかくなったものをしっかりとなじませます。ワックスを付けるとき同様、根元中心ではありますがてっぺんの部分にはあまりつけないようしてくださいね。重さでペタッとしてしまいます。ギトっとした油感が出てしまいますので、トップは毛先のみにしましょう。
そのあとに、毛束間の欲しい部分には、指先で固形状のままつまんでバランスを見ながら毛先を遊ばせていきます。
ミディアムヘアにヘアバームを使う場合
ミディアムヘアのセットの場合は、かなり優秀に働いてくれます。
ウェーブヘアの場合は、軽く濡らしてカールを出した状態に、しっかりとなじませたヘアバームを少し多めにつけてみましょう。カールがきれいに出てくれますし、ツヤもあるのでこれだけでセット完了です。
ストレートで外はねスタイルの場合は、割と固形に近い状態で使用しましょう。まとまりやすく束感がでて良い感じに仕上がります。
ロングヘアにヘアバームを使う場合
ロングヘアには毛先のパサつきを抑えてくれる効果があります。少なめでよいので、手にしっかりとなじませましょう。その後、毛先10cm付近につけてからブラッシングしてみてください。自然できれいなツヤ感が出てくれます。
くれぐれも頭のてっぺんからつけないようにしてくださいね。ベタっと重い印象になってしまうので、ロングの方は毛先のみの使用をおすすめします。
メンズにヘアバームを使う場合
メンズスタイルの場合はワックスと同じように使ってOKです。
固めに使用すればドライな印象になりますので、あまり溶かし過ぎずに、ある程度手になじませるくらいの状態で、全体的にしっかりとつけていきます。そのあとに指先で固形状のままつまんでいけば毛先を遊ばせることもできます。
ヘアバームをつけた後にアイロンは使える?
ヘアアイロンを使う際は、アイロンをかけた後のほうが良いでしょう。成分がアイロンの熱で焦げる可能性と、ほぼ油脂でできていますので温度が上昇することが考えられます。あくまでも仕上げ剤として使うことをおすすめします。
寝る前にヘアバームをつけたらベタベタにならない?
油分が多いのでつけ過ぎてしまえばもちろんベタつきは出ると思います。どうしてもアウトバストリートメント代わりに使いたいのならば、濡れている状態で少量をしっかりと手でなじませた状態で毛先に着けてから、ドライヤーでしっかりと乾かすようにしてください。
ヘアバームの選び方
現在人気なこともあり、様々なメーカーからかなりの種類のヘアバームが世に出回っています。
選ぶ基準としては天然油脂(シアバター、ミツロウ、ホホバオイル、マカダミアオイルなど)を使用していること。手や指先、肌に使用し手も害のないくらい安全なものを使用しているものを選ぶと良いと思います。手先だけでなく肌の乾燥も防げておすすめです。
自然由来成分100%、シリコーンフリーのヘアバームです。 肌なじみがとても良いわりにセット力はしっかりとありますので、朝のお手入れにも使用できます。オイルが配合されているのにベタつきが少なく、「重すぎるのはちょっと苦手」という方には特におすすめです。
Moiiの製品には、「マルラオイル」「バオバブオイル」「アボカドオイル」という3種類の天然オイルが配合されていますので、保湿力は高く、植物性の天然オイルなので安心して使用できます。ハンド、ボディ、ヘアなど全身に使えるマルチバームです。
女性が好きなナチュラルで安らげる、落ち着ける香りと評判です。
メーカー | ルベル |
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ブランド | モイ |
サイズ | 37g |
香 り | アロマティックウッディ |
定 価 | |
商品番号 | 109356 |
こちらは知っている方も多いのではないでしょうか。完全天然由来成分5種類から精製されており、成分は「シアバター」「ミツロウ」「トコフェロール」「マンダリンオレンジ果皮油」「アロエベラ液汁」のみだそうです。
赤ちゃんにも使えるくらいの優しさで、安全性にも配慮されています。シアバター、ミツロウに関してはUSDAオーガニック認証も受けています。
質感は割と固めなので、なじませたい場合は手のひらの温度でしっかりと溶かしてから使いましょう。ヘアワックスとしての使用はかなり向いています。
髪の毛だけでなく、肌やネイル、リップまで全身保湿にもマルチに使用できますし、デリケートな肌の方が使っても問題ありません。コンパクトサイズで持ち運びにも便利です。ひとつあれば何役もこなしてくれるので、毎日バックに入れておきたい一品ですね。
メーカー | KOKOBUY |
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ブランド | ザ・プロダクト |
サイズ | 42g |
香 り | 爽やかな柑橘系 |
定 価 | |
商品番号 | 110871 |
おすすめヘアバームでナチュラルヘアの提案を
ヘアケアとスタイリングを両方叶えてくれる「ヘアバーム」。ワックスのような強いべたつきはなく、自然でナチュラルな仕上がりを演出してくれる優れものです。使い方によっては軽やかにも仕上がりますので、今まで「何かつけるのは苦手」という方にもぜひ試していただきたいアイテムです。
万能ですので、手やネイル、リップ、乾燥している肌など全身に使ますので、ひとつは持っておきたいですね。是非一度、お試しください!