皆さんはコロナ禍のマスクメイクをどのように乗り切っていますか? 口元メイクメインから目元メイクメインにチェンジした方もいるのではないでしょうか。
マスク生活が定着すると同時に、メイクの在り方を見直す必要もありそうです。コロナ生活に入ってから、「メイクをする機会が減った」「口紅をする機会がめっきり減った」など、メイクの方向性にまで影響が出てきているようです。ですが、メイクは人の気持ちを晴れやかにし、メンタルを向上させてくれるものです。マスク生活だからと諦めずに、今自分にできるメイクで美しさを維持しましょう。
Last Updated:2021/7/25
目元メイクで垢抜けた印象に!マスク着用時だからこそのアイメイク術
コロナ禍に入り、メイクジャンルで一番売り上げが減少したのは、口紅などのリップメイク関連です。それもそのはず、マスクで口元を覆っていては、美しい口紅をつけても人から見られることはないですし、マスクにべったりついてしまう、なんてデメリット的なことばかりです。
そこで、口元メイクがダメなら、目元メイクに切り替えてみてはいかがでしょうか。今までアイメイクに自信がなかった人や、あまりアイメイクをしたことのない方には、ぜひ、ここで解説するアイメイク術を習得し、前向きにコロナ禍を乗り越えてほしいと思います。
メイクの順番が間違っていないか心配な方に
通年のマスクによる肌荒れ悩みが起こりやすくなっています。夏場のマスク内の蒸れや汗などにより肌は刺激を受けやすくなるでしょう。ここでは、マスクメイクのトラブル回避をするためにも、スキンケアからリップまでの過程を確認します。
- 洗顔:
洗顔はきめ細かな泡で丁寧に洗うようにします。人肌くらいのぬるま湯ですすぐようにします。
注:熱いお湯は潤いを奪い去り、乾燥をひどくしてしまいます。 - スキンケア:
洗顔後は潤いが逃げやすくなります。すぐにスキンケアを使いましょう。化粧水→美容液→乳液の順番が妥当です。
注:夏場のベタつきから、乳液を控えるケースもあります。ですが乳液はキメを整えたり潤いを逃がさないようにしたりする役目があるため、夏場でも使うようにしましょう。
【ワンポイント】
朝のUVケアは必須です。特に、マスクをして紫外線にさらされると、マスク焼けをしてしまうため、知らないうちに、マスクの形のように日焼けしてしまうなんてことになってしまいます。 - アイメイク:
まぶたや目の下の肌コンディションを整えたら、眉→アイシャドウ→ビューラー→アイライナー→マスカラ、の順番にメイクしていきます。 - リップ:
最後にリップを仕上げます。
マスクをつける場合は、リップクリームなどで整えるだけでも良いでしょう。
目元メイクの順番とポイントをおさえてマスク美人に!
いざ、アイメイクに力を入れようと思うと「アイメイクの順番が自己流だった」と不安を抱くこともあるでしょう。また、「順番などにこだわらずにアイメイクをしていた」という方もいます。
目元のメイクは適正な順番で仕上げることで、「効率良く」「バランス良く」「崩れにくく」が実現します。この機会にぜひ、目元メイクの順番やポイントを押さえていただくと良いですね。
今まで目元メイクは普通にこなしていた方でも、顔の中に「マスク」というアイテムがプラスされると、メイクバランスの取り方に違いが出てきます。マスクをつけていない状態の時は、無意識のうちに口元メイクと目元メイクとのカラーバランス、配置なども考慮しっ描いていたのです。
そのため、マスクをつけた時のアイメイクは今までよりも少々ハードルが上がります。ですが、アイメイクの順番を守ったり、カラーのグラデーションを工夫したりするだけで、そのハードルも低くなります。以下を参考にぜひ、アイメイクの基本をマスターしてみてくださいね。
1.眉を先に仕上げる
目元メイクは、眉を先に仕上げます。より自然で美しい眉を描くには、眉コームで毛流れを整えて、ペンシルタイプのアイブロウで眉を整えます。その上にパウダリーアイブロウを重ねると自然に描けるでしょう。仕上げに眉マスカラを使用すると、落ちにくく美しい眉が完成します。
以下のような眉パターンがあるため、TPOに合わせて描き変えるのがおすすめです。
- アーチ眉
優しくふんわりした印象になります。マスクをつけるとキツイ人相になりやすい、という人には向いています。 - コーナー眉
知的でキリッとした眉です。リモート会議などでも好感度が高くなるでしょう。キャリアウーマン風ビジュアルに近づける眉ですね。 - ストレート眉
どのような顔型にも合う眉です。眉を描くのが苦手、眉を描くのは初心者という人などにはぴったりの眉ですね。ナチュラルメイクにも良いでしょう。
マスク着用時の眉メイクのポイント
マスク着用時の眉メイクは以下のポイントを抑えることで成功します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。サロンに来店されるお客様にもマスク生活が楽しくなるような、眉メイクをおすすめしてください。
眉メイクアイテムをいくつか併用
マスクをつけていない時と、つけている時では、眉の印象が違って見えるケースもあります。口元メイクに目がいかない分、目元のメイクに目がいってしまうのです。今までペンシルタイプだけで仕上げていた人は、パウダリータイプやマスカラタイプを上手く組み合わせることでより自然な眉が描けます。
マスクを装着した姿で眉メイクをする
マスクをつけた状態で眉を描くと、左右の眉バランスがわかりやすいですね。同じ大人用のマスクでも、マスクの種類によっては、顔が小顔に見えたり、シャープに見えたりするものです。マスクのサイズや型に沿った眉バランスが大切です。
マスクのカラーに着目
マスクのカラーといえば、ホワイトが主流ですが、他にもブラック、グレー、ピンク、柄物など様々なカラーのマスクがありますね。マスクに合わせた眉カラーをセレクトしましょう。
例えば、ブラックのマスクをしてブラック系の眉メイクをすれば、顔の印象が暗く見えてしまいますね。この場合は、ライトブラウンなどで目元が暗くならないようにしましょう。
2.アイシャドウ
眉が描けたら、次はアイシャドウをつけていきます。アイシャドウは、単色だけより、2~3色でグラデーション的に描いてあげると良いですね。付属チップ、別売りブラシどちらを使用しても良いですが、仕上げは必ず指の腹で馴染ませましょう。
マスク着用時のアイシャドウのポイント
マスク着用時は以下のポイントを念頭にアイシャドウを入れていきます。
主張させ過ぎないアイシャドウ
マスク着用時のアイメイクは、目元を強調しすぎないようにしましょう。自然体、なおかつ上品に仕上げるのがポイントです。そのためには、アイシャドウのカラー選びやつけ方が最も大切になります。
基本的にアイシャドウのカラーは、マスクとの相性を考えてセレクトします。通常の不織布白マスクであれば、ベージュ系のアイシャドウや、薄めのピンク、オレンジがおすすめです。
アイシャドウ用ベースで目周りを明るく
アイシャドウをつける前にアイシャドウの下地となるアイシャドウベースをつけるとくすみが抑えられ、明るい目元に仕上がります。マスクを装着した場合、目元がその人を印象づけてしまいます。そのようなことから、少しでもまぶたのくすみを抑えて暗く見えないようにしたいものです。
ポイント:アイシャドウベースはパールやラメ感のないフラットなタイプを選びましょう。
3.ビューラーでまつ毛を上げる
ビューラーでまつ毛をしっかりとカールさせておきましょう。まつ毛の根毛・中間・先端と3段階のカールを目指してやってみましょう。
注:ここでは、まだビューラーでカールするだけにとどめましょう。マスカラはまだ先になります。
4.アイライナーを引く
目の際を埋め込むようにアイライナーを引きましょう。まつ毛とまつ毛の隙間を埋めるように引いていきます。初心者ならば、ペンシルタイプを使うと簡単に引けます。
アイライン崩れ防止のコツ
二重部分にファンデーションが溜まっていたり、汗などが蓄積していたりするとアイラインがにじみやすくなります。軽くティッシュで抑えるか、ルーセントパウダーなどで抑えるようにしてアイライナーを引くようにしましょう。
5.マスカラをON
先ほどビューラーでカールしたまつ毛にマスカラを丁寧につけていきます。マスカラは、繊維が多く配合されているボリュームタイプほど、ダマになりやすいため、マスカラコームでコーミングすると綺麗に仕上がります。
マスカラが落ちてパンダ目にならないためにすべきこと
マスクによる蒸れや発汗を放っておくと、当然アイメイクまで崩れやすくなります。
マスク生活を送る間は、汗や皮脂に強いマスカラ(ウォータープルーフ)などを使用しましょう。メーカーでは、「汗や水に強い」「パンダ目にならない」などのキャッチフレーズで販売していることが多いです。
目元に疲れが残っている場合のメイクのコツ
デスクワーク、寝不足などによる目の疲れは、目元のメイクをする上で必ず修正しておくべき点です。目周りは、皮膚が薄いため、あらゆるトラブルが症じやすくなります。そのため、目元のケアは今までよりも念入りにする必要があるでしょう。
ここでは目元のトラブルとして多い目元の「クマ・くすみ」「しわ」を中心に対策方をご紹介します。
クマやくすみのカバー方法
マスクをすると、目元が強調される分、クマやくすみが目立ちやすくなります。話す相手の視線も目元中心になるでしょう。クマやくすみは不健康に見えたり老けた印象を与えたりするため、しっかりカバーしておきたいものです。
くまやくすみをカバーするアイテムといえば、コンシーラーが代表的です。同時にマッサージなどの内側ケアを取り入れてあげることで肌トラブルが大きく緩和されるでしょう。
コンシーラーを使って部分カバー
目周りのトラブルに最適なメイクアイテムといえば、コンシーラーです。青黒いクマには、ライトオークルとオークルの2色を混ぜ合わせて使用すると自然にカバーできます。また、コンシーラーでカバーしたことで、目周りが浮かないように指の体温でしっかりボカしましょう。
コントロールカラーを使用する
目周りのトラブルが、あきらかにクマではなく、くすみであるならばパープル系のコントロールカラーを使いましょう。化粧水→乳液→化粧下地→コントロールカラー→ファンデーション、の順番につけていきます。
他にも、まぶたの赤み悩み→イエロー、まぶたのくすみ→ホワイトなど、カラーを変えてみるのもおすすめです。
マッサージをして内側から血流促進
目周りの疲れは血流不足によるものがほとんどです。目周りの毛細血管に栄養や酸素が十分に行き渡らないためにクマやくすみが生じやすくなります。こうしたクマやくすみはコンシーラーなどで上手くカバーすることができます。
できれば、肌の内側からケアしてあげることでよりクマやくすみを緩和することができます。血流を促進するビタミンE配合や指圧効果の高いポリマー入りマッサージ剤などを使うとマッサージ効果が高まります。
目元のしわはどうカバーすればいい?
目元のくすみやクマと並んで悩みやすいのが、目元のしわです。目は常に動いていますし、皮膚が薄いパーツです。ですから、目元はシワが最もできやすいのです。目元のシワカバーは乾燥を抑制してあげることが最も効果的です。以下のことを取り入れてみてくださいね。
保湿の高い化粧水や乳液で目元に潤いを与える
目元のシワは、乾燥がエスカレートして老化じわに発展してしまいます。乾燥の段階でケアしてあげれば、酷いシワになってしまうことはないでしょう。目元のシワは、スキンケアの段階が鍵です。コットンにたっぷりめの化粧水を染み込ませて、目周りの皮膚に水分をしっかりと染み込ませましょう。
目尻や目下には、小さめに折ったコットンを使うとケアしやすいですね。
目元専用美容液などで小ジワケアをする
化粧水や乳液で保水しても、小ジワが目立ちやすく緩和されない場合は、目元専用のアイケアを使用しましょう。
シワやたるみ専用の美容液です。ミネラル豊富な海洋成分が繊細で敏感な目周りの肌に優しくなじみます。
ブランド | GFプレミアム |
---|---|
サイズ | 15g |
定 価 | |
商品番号 | 113359 |
保湿のある下地やファンデーションを使用する
ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が配合されている下地やファンデーションを使用しましょう。また、クリームタイプのアイシャドウクリームをつけることでシワが目立ちにくくなります。
UVケアは必須!
紫外線は乾燥小ジワを招く原因です。なるべく、目周りに紫外線の影響を与えないようにしましょう。そのため、朝のケアには、UV化粧品を使用することが大切です。
目周りはファンデーションの量を少なめに
目周りは動きのあるパーツなので、他の部位と同じ量のファンデーションをつけてしまうと、寄れたりシワが目立ったりしてしまいます。シワの中にファンデーションが入ることで余計にシワが目立ちやすくなるのです。
こうした点から、目周りにファンデーションをつける時は、少なめのファンデーションをつけてあげることがポイントです。
ティッシュや綿棒で修正
ファンデーションをつけた後、目周りのシワにファンデーションが入り込んでしまった場合、ティッシュや綿棒を使って余分なファンデーションをオフしましょう。この時、強く擦るのではなく、優しく撫でるように使います。
目元メイクの落とし方
今まで以上に、目元メイクに力を入れたならば、それと同じように目元のクレンジングをしっかりすることが大切です。落ちにくいウォータープルーフマスカラやアイライナーなどは、クレンジングが手薄だと皮膚に沈着して、肌トラブルにつながってしまいます。
アイメイクオフの仕方
落ちにくいメイクや、ウォータープルーフメイクを落とせるくらいのクレンジング力のあるメイク落としを使うことがポイントです。また、ポイントメイク専用のリムーバーなども使用すると、よりアイメイクによる色素沈着のトラブル回避になります。
クレンジングはオイルタイプを選ぶ
しっかりアイメイクをした時は、オイルタイプのクレンジングを使用しましょう。念入りに施したアイメイクは、ジェルタイプやミルクタイプのクレンジングでは落ちにくく、色素沈着を引き起こしやすくなります。
ポイントメイクリムーバー&コットンを使う
大きめのコットンにリムーバーを含ませ、まぶたに軽く押し当てるように拭き取ります。まつ毛はコットンで挟むような感じでオフしましょう。最後に、オフしきれなかった細かな部分は綿棒で仕上げます。
美人をつくる?マスクの着用術
マスクの選び方次第で、美人度が数倍アップします。最近は、様々な「カラー」「形状」「素材」などのマスクをセレクトできるようになりました。マスクとアイメイク術で美人度を上げましょう。ここでは、美人に見えるマスクのポイントや、注目の小顔マスク商品をご紹介します。
小顔に見えるマスクとは
美人度を最もアップさせる「小顔に見えるマスク」を開発・提供しているメーカーもあります。
小顔に見えるマスクとは、以下のようなポイントを踏まえています。
- 設計
フェイスラインをシャープに見せてくれるような小顔設計を取り入れています。 - カラー
肌色が締まるようなカラーを使用することもあり、ブラック、ブラウン、グレー、ダークグリーンをはじめとしたダークなカラーが多いです。肌色を意識した明るめのカラーを採用するケースもあるでしょう。柄物や膨張色は使用しないことがほとんどです。 - メイクとのバランス
化粧品会社が提案したメイクとのバランス(特にアイメイク)を意識した商品もあります。 - 素材
伸縮性の良い素材ならば、マスクが弛まず、フェイスラインにかけてシャープな印象を与えます。肌に優しい通気性の良い素材を使用しているケースもあるでしょう。
“ケイト マスク”で小顔美人
カネボウKATEからフェイスラインをすっきり見せて小顔に見せるマスク『小顔シルエットマスク」が2020年12月に販売されました。若い層を中心に人気を集め、この春、さらにパワーアップして第二弾が発売されます。
マスクもメイク!という発想
元々、KATEはメイクブランドです。特にアイメイクの商品開発は幅広く行なっています。そのためマスクに関しても、メイクの一部として製作しています。
設計
伸縮性抜群の素材でフェイスラインがすっきり見える立体形状。それにラインが加わってシャープさがより顕著になっています。
カラー
ケイトが考案するマスクは、「デザイニングブラウンアイズ」や、「コンシャスライナーカラー」をうまく組み合わせることにより、以下のような雰囲気を作り上げます。まさに、化粧品会社特有の視点や展開と言えるでしょう。「マスク」×「メイク」のコラボが小顔・立体感を発揮します。
ブラック | KATEのイメージカラーであるブラック!クールな女性を演出できます。 |
ピンク | 華やかで肌が明るくなるカラーでエレガントさを演出します。 |
ラベンダー | 透明感のあるカラーで、肌のくすみ感も自然に緩和します。 |
ライトベージュ | まるで明るいファンデーションをつけたようなモードカラーです。 |
上記4色の他、Web限定色ダスティーピンク、ハイライトアイボリー、シェードブラウン、クールネイビー、ブラックE、の5色もあり。詳しくは公式サイトへ。
素材
ストレッチ性の素材なので顔の骨格を選びません。洗って繰り返し使用できるタイプです。
これからマスクはメイクの一部!
すっかり定着してしまったマスク生活ですが、予防対策として使うマスクでは、なんとなくつまらないですよね。マスクもメイクの一部と考えれば毎日のマスク装着が楽しくなりそうです。そのためには、マスクとアイメイクとの相性を十分に考えバランスのとれたマスクメイクにチャレンジしてみてくださいね。
美通販.comは美容機器から美容用品、サロンで扱う商品はもちろん、食品から便利品までなんでも揃う通販サイト。お客様の多くは美容関係者さまですが、クリニックやトリマー、マッサージやネイルなど講習を受け、ディプロマ等があれば会員になれます。ぜひお問い合わせください。サロン登録でも、個人登録でもOK!!
ヘアケア商品や化粧品などサロン専売品が卸値で買えるのでとってもお得。