日々、何気なく使用しているクレンジングの役割をご存知でしょうか。クレンジングとはメイク汚れだけでなく、皮脂汚れや角栓などの頑固な汚れまでも除去する万能なスキンケアです。クレンジングをしっかり行っている方は、肌のトラブルも少なく、スキンケアの浸透性も確実に良くなりますよ。
ここでは、クレンジング6種類について使い方もご紹介します。これを機にニーズに合わせたクレンジングのセレクトをしてくださいね。
Last Updated:2021/4/28
クレンジングとは何?
クレンジングとはファンデーション、メイクや毛穴の角栓、黒ずみ、皮脂汚れなどを落とすものです。これらの汚れは油性タイプの汚れなので、洗顔料だけでは落とすことができません。洗浄効果の高い界面活性剤成分が配合されているクレンジングならば、これらの汚れは除去しやすいのです。
一方、洗顔料は水性である古い角質や、汗、埃などを落とす役割を担います。
このように、クレンジング+洗顔料というダブル洗顔が必要な理由は、水性・油性どちらの汚れも落とせるということです。
ちなみに、「メイクはしていないけれども、日焼け止めだけはつけている」という方は、日焼け止めの成分が油性という理由から、クレンジングは必須になります。
クレンジングの種類と使い方
最近は、クレンジングと洗顔料が一体化したタイプの商品も販売されています。「ダブル洗顔不要」などと記載されている商品がそのようなタイプですね。忙しい現代人も多い中、そのような商品は時短になりますし、コスパ面も良いでしょう。
しかし、中には使用後もメイクが残ってしまったり、色素沈着が気になったりする商品もあるため、クレンジングと洗顔料が一本化されたタイプについては、品定めが大切です。
ここでは主に市販されているクレンジング6種類について使い方を含めご紹介いたします。どのような肌質・肌悩みのある方に適したクレンジングなのかも検証します。
また、以下に記載するように、どのクレンジングを使う際も心がける点や注意すべき点があります。参考にしながらクレンジングをしてみてくださいね。
- クレンジング前には手をしっかり洗い、清潔にしておく
- 乾いた手でつける(ローションタイプなどは濡れた手でも良い場合あり)
- 肌に摩擦をかけないようにする
- 目元・口元のメイクを先におとす
- 人肌くらいの温度のぬるま湯ですすぐ
- 洗顔後はすぐにスキンケアをする
オイルタイプのクレンジング
クレンジングオイル
オイルタイプはクレンジングの中でも最もクレンジング力が高いです。ウォータープルーフタイプの落ちにくいメイクや、濃い目のメイクを施している方に向いているでしょう。洗浄力が強いため、肌の皮脂も奪いやすいのがデメリットです。クレンジング洗顔後はすぐにスキンケアをしましょう。
クレンジングオイルの使い方
- 乾いた手にオイルをとり、顔全体に馴染ませます。
- さらに水分を加えて馴染ませるとオイルが白っぽく乳化します。
アイメイクやリップも軽く馴染ませるだけでフッとメイクが浮き上がるでしょう。 - 人肌くらいのぬるま湯でしっかりすすぎます。
(気持ち悪さが残らないくらいまですすぎます) - 化粧水、乳液をしっかりつけましょう。
失われた皮脂を乳液の油分で補います。
ジェルタイプのクレンジング
クレンジングジェル
ジェルタイプは、肌と剤の摩擦を最も抑えることのできるクレンジングです。まるでクッションのような役割を果たしてくれるのですね。洗い上がりはさっぱりしているので、ベタつきやすい夏場の肌や、敏感肌の方におすすめです。オイルのベタつきが苦手という方もジェルタイプのテクスチャならば違和感なく使用できるでしょう。
クレンジングジェルの使い方
- ジェルを適量とります。
- ジェルを手のひらの体温で温めて柔らかくしましょう。
- 顔全体に満遍なく広げます。
- ジェルが柔らかくなるまでクルクルと馴染ませます。
- 人肌くらいのぬるま湯でしっかり洗い流します。
- 時間をおかずにスキンケアを馴染ませましょう。
ローションタイプのクレンジング
クレンジングローション
ローションタイプのクレンジングは、手や顔が濡れた状態でも使用できるため、「バスタイムに使用したい!」という方にはぴったりでしょう。洗顔料として使用できるタイプも多く忙しい朝にも便利なクレンジングです。オイルフリーのクレンジングローションならば、まつ毛エクステなどをしている方でも安心して使えますよ。
一方で、脂を除去する効果が高いため、乾燥を引き起こすこともあります。そのようなことから、ローションタイプのクレンジングを選ぶときは保湿成分が充実したものをセレクトするようにしましょう。
クレンジングローションの使い方
- 大きめのコットンにクレンジングローションをたっぷりと含ませましょう。
※コットンは毛羽立ちの少ないものを選びます。 - ①で準備したクレンジングローションを目周辺、口元周辺に15秒ほど置いて馴染ませます。
- 馴染んだら、コットンを優しく滑らせるように下方向に動かします。
- 2~4枚のコットンを使用して顔全体を拭き取りましょう
- その後は化粧水や乳液で肌を整えます。
ミルクタイプのクレンジング
クレンジングミルク
ミルクタイプは、まるで乳液をつけているかのように滑らかでしっとりした使い心地のクレンジングです。他のクレンジングと比較すると、多くの保湿成分が配合されているため、乾燥肌や肌荒れ悩みを抱えている方に適しています。また、洗浄力は低めなので、ナチュラルメイクの方向けと言えるでしょう。
クレンジングミルクの使い方
- アイメイク・リップメイクなどはあらかじめ、ポイントリムーバーなどで落としておきます。
- 乾いた手に適量をとり、顔全体に均一につけていきます。
※手のひらで温めてからつけるとさらになじみやすくなります。 - 特に乾燥の気になる目元や口元には、念入りに馴染ませてあげましょう。
- 汚れがフッと浮いたら、ぬるま湯でしっかりすすぎます。
(ミルク特有のぬめりが残らないように)
バームタイプのクレンジング
クレンジングバーム
まるでバターのような形状のバームクレンジング。肌になじませていくうちに、スルッとした質感に変わります。体温でとろける不思議で心地よい使用感に魅了される方も多いです。バームは洗浄力の強いオイルクレンジングを半固形に固めているものなので、角栓や黒ずみが気になる脂性肌向けのクレンジングです。
気温の高い場所ではバームがドロドロに溶けてしまうため、保管に気をつける必要があります。
クレンジングバームの使い方
- 乾いた手や顔に使います。備え付けのスパチュラなどで適量のバームをとります。
- バームをオイル状になるくらいに両手のひらで温めます。
- ②のバームを顔全体に均一に広げたら円を描くようにクルクルとなじませていきます。
特に角栓の気になる箇所には念入りになじませてましょう。 - 人肌くらいのぬるま湯でベタつきがなくなるくらいすすぎます。
シートタイプのクレンジング
クレンジングシート
残業や夜勤などで帰宅したときは、化粧を落とさずに寝てしまいたいですよね。そんなときは、ささっとスピーディーにメイクが落とせるクレンジングがおすすめです。
シートタイプは摩擦がかかりやすいため、デイリーケアとして使用するのは控えたほうが良いでしょう。緊急時のお助けアイテムとして利用するのが望ましいですね。
クレンジングシートの使い方
- シートをまぶたの上に約30秒ほどのせ、シートに染み込んだクレンジング成分を馴染ませます。
※最初にアイメイクを落とします。 - ①とは他にシート数枚を用意したら、顔全体を滑らせるようにメイクを拭き取ります。
摩擦をかけないように気をつけましょう。
クレンジングシートは、数枚をうまく使い分ける事で衛生的にメイクオフすることができます。例えば、アイメイクを落としたシートで頰や額のファンデーションを落とすなどはしないようにしましょう。
美容関係者におすすめしたいクレンジング
美通販はサロンに必要な商材を購入すると同時に、クレンジングなどのスキンケアもコスパ良くオーダーすることができます。
美に携わっているサロン従事者だからこそ、自分の肌のお手入れにも念を入れたいものです。そうすることで、お客様からも憧れられる存在になれるでしょう。ここでは、美通販で販売しているおすすめのクレンジングをご紹介します。
マルメロエキス・温州みかんエキスが肌に潤いを与えて乾燥や刺激から肌を守ってくれるでしょう。天然成分なのでアレルギーや敏感肌の方でもデイリーケアとして安心して使用できます。柑橘系のフレッシュな香りがリラックス効果をもたらせてくれるため、疲れた1日の肌を癒してくれるでしょう。
メーカー | ジュポン |
---|---|
ブランド | ハーブ |
サイズ | 200ml |
定 価 | |
商品番号 | 96640 |
きれいな素肌で接客でも好印象に!
クレンジングはメイクだけを落とすケア品ではありません。ニキビや黒ずみの原因にもなりうる皮脂汚れなどを落とす効果もあるのです。最近は、クレンジングの種類が豊富にあり、購入時には迷ってしまいますね。ここで述べたように、肌質やライフスタイルに合わせてセレクトしましょう。
接客業だからこそ、トラブルのない素肌でお客様に好印象を与えましょう。