パーマの種類はたくさんありますが、薬剤の選び方によって、仕上がりが違うのは知っていますか?今どきのパーマをかけるためにも、薬剤の選び方を知っておくと、お客様の満足度もよくなります。ではどのような選び方をするべきか、パーマの薬剤の種類ごとに、詳しく紹介するので参考にしてみてください。
Last Updated:2021/6/4
パーマの種類と液剤の基本知識をおさらい
パーマ剤というのは、液剤の知識を知っておいたほうが、扱いやすくなります。感覚でパーマを使っている人は、今のうちに復習しておきましょう。
もともとパーマには、大きく分けて2種類あり、それを使い分けます。
- 1剤
- 2剤
1剤で髪の毛にあるシスチン結合を切断し、2剤を使って形を整えるというのがパーマの基本です。もちろん1剤や2剤にも、それぞれ種類があり、使い方にも違いがあります。
パーマ1剤
パーマの1剤は、シスチン結合を切断する役割があり、次の2種類の薬剤が主流です。
特徴 | |
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チオグリコール酸 | しっかりパーマがかかる |
システイン | 自然に仕上がる |
よく美容師同士では、「チオ系」「シス系」と呼び合っている薬剤。主に還元剤として使われる成分です。これだけでも、パーマの仕上がりに違いが出てきます。さらに1剤にはアルカリ剤というものも含まれており、たくさんの成分が使われているので、注意しましょう。
- アンモニア水
- 炭酸ナトリウム
- モノエタノールアミン
- 炭酸アンモニウム
- アルギニン など
髪の毛を軟化させるのに使われ、還元剤の効果をアップさせる役割があります。
パーマ2剤
1剤はアルカリが配合されて、シスチン結合の切断をしていました。その1剤の後に使うのが、パーマ液の2剤です。1剤で切断したシスチン結合を再び結合する役割があり、主成分に関しても酸化物が使われています。
特徴 | |
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臭素酸ナトリウム | ハリがある質感になる |
過酸化水素水 | 柔らかい質感になる |
これらがパーマの2剤の主成分。それぞれ特徴に違いがあるので、2剤でも使い分けがポイントになります。
還元剤別パーマ
パーマの成分にはたくさんの種類がありますが、基本的に還元剤の種類を見分けるのがポイントです。しかもパーマには、カールを出すだけでなく、ストレートパーマもあります。基本的な考えは同じですが、選び方にも違いがあるので、今のうちに覚えてしまいましょう。
パーマ剤の主成分は2種類
パーマ剤は上記で紹介したように、次の2種類が主成分になっています。
- チオ系
- シス系
さらに使い方によっても、パーマ後の髪の質感が違ってくるので、使い分けてしまいましょう。
- コールド二浴式
- 加温二浴式
つまりパーマ剤でパーマをかける場合は、これらの4パターンに分かれます。どのような選び方をするべきか、役割などの特徴を紹介するので、参考にしてみてください。
シス系コールド二浴式
シス系コールド二浴式とは、自然に仕上がるシス系の還元剤を使い、常温で放置するパーマ。4つの組み合わせの中では、一番髪への負担が少ない方法です。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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とにかく自然なパーマをかけたい人には、シス系コールド二浴式がおすすめです。ゆるくパーマがかけられるだけでなく、傷みも抑えられるので、カラーもセットで施術を受ける人にも安心。今流行りの髪型にも使えるでしょう。
シス系コールド二浴式のパーマ剤を使う場合は、フォード ドレスコート メリリア CNがおすすめです。それはシス系のパーマ剤なのに、カールがしっかり出るから。カールをしっかり出したほうが、お客様も変化に気付いて満足してもらえます。
さらにシス系のパーマ剤のため、チオ系の薬剤よりツヤが残りやすいのもポイントです。「手ぐしでも気軽にセットができる」というお客様の声も多く、扱いやすさもこの薬剤を使うメリットとなります。
メーカー | フォード |
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ブランド | ドレスコート |
サイズ | 400ml |
pH | pH8.9(pH値は使用状況により異なります) |
サロン価格 | |
商品番号 | 107531 |
シス系加温二浴式
そもそもシス系のパーマ剤は、髪への負担が少ないのが特徴です。それを加温するとなると、特定の場合のみ。髪が細い人が、ふんわりした仕上がりを求めている場合になります。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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またシス系のパーマ剤を加温する場合は、60度以下を推奨されています。使い方を守らないと、シス系のパーマ剤を使う意味がなくなってしまうので注意しましょう。
名前のとおり、クリーム状になっているのがこのパーマ剤の特徴です。トロッとしているので、その分浸透力も高く、乾燥した髪に使うとある程度ツヤも出せます。ツヤだけでなく、仕上がりもカールが表現しやすく、お客様の満足度も高めです。
ちなみにシス系独特の自然なカールが出るのもポイント。幅広い層に使えるので、とりあえず1本持っておきましょう。
ところが唯一の欠点もあります。それはロッドが巻きにくい点。トロッとした形状が仇となって、引っ張りにくいでしょう。ある程度、ワインディングに慣れた人が使うのがおすすめです。
メーカー | ルベル |
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サイズ | 240g |
pH | pH8.1(pH値は使用状況により異なります) |
サロン価格 | |
商品番号 | 101901 |
チオ系コールド二浴式
先ほどのシス系と違って、チオ系のパーマ剤はかっちりとリッジを出したいときに使います。もちろんシスではカールが出にくい、太い髪質の人に使うのもおすすめです。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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逆に傷みやすいというデメリットがありますが、オールマイティに使えるというメリットもあります。つまり美容室のほとんどが取り扱っているパーマ剤ともいえるでしょう。
ちなみにチオ系のパーマ剤を使うときは、前処理をしておくと安心です。セットで用意しておくようにしましょう。
パーマ剤の中でも料金がおさえられているのが、フォード ドレスコート メリリア THのメリット。コスパがいいので、チオ系のパーマ剤を探している人は試してみましょう。もちろん値段だけでなく、リッジが出たカールにもなります。オールマイティに使えるので、試す価値はあります。
ところがチオ系独特の傷みが出やすいので、前処理を忘れないようにしてください。
メーカー | フォード |
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ブランド | ドレスコート |
サイズ | 400ml |
pH | pH9.1 |
サロン価格 | |
商品番号 | 107535 |
チオ系加温二浴式
かっちりとリッジを出せるチオ系パーマ剤ですが、それを加温すると、さらにパーマ剤が浸透します。そのため、太い髪の毛の人にはちょうどいいでしょう。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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また加温する用に設計されているからこそ、ある程度の保湿力もあります。髪がパサついているお客様に使うとツヤが出せるので、使い分けてみてください。もちろん髪の傷みが気になる場合は、前処理剤をしっかり使えば、ある程度は抑えられます。
チオ系のパーマ剤の中でも、資生堂のクリスタライジング キュール Fは、デジタルパーマとしても使えておすすめです。またスチーマーで加温すると、保湿効果がアップして髪に負担も少なくなります。
ちなみに他のチオ系加温式のパーマ剤の中には、このような使い方ができる物もあります。しかしクリスタライジング キュール Fは、薬剤の強さによって種類がたくさん分けられており、さらに使い勝手がよくておすすめです。
メーカー | 資生堂 |
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ブランド | クリスタライジング |
サイズ | 400g |
pH | pH9.0 |
サロン価格 | |
商品番号 | 102086 |
ストレートパーマ
パーマ剤の中には、髪をまっすぐにするストレート剤も含まれます。仕組みとしては、上記で紹介したパーマ剤と同じ。1剤でシスチン結合を外して、2剤で形を整えます。
パーマ剤との大きな違いは、髪をまっすぐするために、次の2つの処理を行う点です。
- アイロン処理
- コームスルー
どちらも使うパーマ剤が違うだけでなく、薬剤の違いもあります。それぞれお客様の髪の状態や、希望の髪型に合わせて使い分けるのがポイントです。
アイロン使用
今の多くの美容師は、ストレートパーマといえば、アイロンをイメージするでしょう。それは髪がまっすぐになりやすい特徴があるからです。髪が広がっているお客様にアイロンを使うストレートパーマ剤を使えば、ほとんどの場合が喜んでもらえます。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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しかしアイロンを使う場合は、髪に負担がかかるのを忘れてはいけません。必ず前処理をする上に、後処理もしたほうがいいでしょう。髪はたんぱく質でできているため、熱処理にはかなり弱くなっています。
アイロンを使うストレート剤の中でも、このパーマ剤は使いやすくておすすめです。
本来ストレート剤は、髪をまっすぐするのに使います。しかしこのパーマ剤は、推奨された方法ではありませんが、デジタルパーマとしても使用可能。毛先だけカールを出せてしまいます。アイロンを使って髪をストレートにした場合は、自然な仕上がりになるのもポイントです。
逆に言うと、ストレートヘアとして、あまりもちがよくないのがデメリットになります。お客様の希望に合わせて、薬剤を使い分けましょう。
メーカー | ロレアル |
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ブランド | エクステンソ |
サイズ | 400ml |
サロン価格 | |
商品番号 | 102665 |
コームスルー
熱処理を行わずにストレートパーマを行う場合は、コームスルーをして髪をまっすぐにします。上記で紹介したパーマ剤でいうところの、コールド系の薬剤と同じ原理です。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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髪に負担がかからないメリットがある代わりに、髪がまっすぐにならないため、くせ毛を活かした髪型を作る場合に役立ちます。前髪のストレートを行う場合も、自然な状態になるのでおすすめです。
ウェラのストレートスウィングラインクリームは、他のストレート剤よりも粘度が強いのが特徴です。その特徴のおかげで、塗りやすくて髪がまっすぐになりやすくなります。毛同士がしっかりくっつくので、パネルを使った施術も相性抜群です。
ところがその粘度の強さによって、ゆすぎにくいというデメリットも気になるところ。薬剤がしっかり落とされるように、時間をかけて髪をゆすいで使いましょう。
メーカー | ウェラ |
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ブランド | ストレートスウィングライン |
サイズ | 400g |
サロン価格 | |
商品番号 | 104586 |
カーリング料(化粧品パーマ)
上記で紹介したパーマ剤は医薬部外品でしたが、これから紹介するカーリング料は化粧品扱いとなっています。これは髪に対する負担が少ないという意味です。
できるだけダメージを抑えながらパーマヘアを作りたいなら、カーリング料を使うといいでしょう。しかも、カーリング料にはたくさんの種類が用意されており、これも大きなメリットです。
次のような種類がありますが、強さが分けられています。上から強いパーマ剤となるので、希望の髪型や髪の状態によって使い分けるのがセオリーです。
- チオグリコール酸
- システアミン
- システイン
- チオグリセリン
- GMT
- サルファイト
- スピエラ
カーリング料の下にあるスピエラの場合は、加温しないとカールがでないほど弱いパーマ剤です。逆に上にあるチオグリコール酸は、ほぼ医薬部外品のパーマ剤と同じ扱いと思っていいほど、強くパーマがかけられます。
システアミン
医薬部外品に該当するシス系パーマ剤と比べて、カーリング料のシステアミンのパーマ剤は、そこまで髪への負担がありません。ところが思ったよりカールが出やすいので、扱いやすいパーマ剤のひとつです。特にカラーをした髪には、かなり適しています。褐色が少ないだけでなく、ツヤを失いにくいのもポイントです。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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しかし薬剤が手に残りやすいので、手荒れをしやすいといった注意点もあります。しかも臭いが残りやすいので、人によっては敬遠されてしまうので、気をつけて使いましょう。
スピエラ
上記で紹介したように、スピエラはカーリング料の中で一番髪への負担が少ないパーマ剤です。それは酸性のパーマ剤だから。髪のpHに近い薬剤で安心して施術が行えるため、ひとつは持っておきたい薬剤です。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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髪への負担が少ないためダメージ毛の人に使えますが、唯一欠点もあります。それが独特の臭いです。パーマ剤の臭いが苦手なお客様に使うと嫌がられる可能性があるため、臭い対策を考えておいたほうがいいでしょう。
GMT
GMTはカーリング料のパーマ剤の中でも傷みが少ない種類です。傷みが少ないため、カールを出すというよりふんわりとした髪型に適しています。猫っ毛のようなダメージが気になる人におすすめです。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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ところが加温しないとパーマが出ないので、手間がかかるデメリットもあります。もちろん施術をしていない健康毛にGMTを使うとカールが出ません。人を選ぶパーマ剤なので、覚えておくと失敗は抑えられるでしょう。
チオグリコール酸
カーリング料の中で一番しっかりカールが出せるのが、このチオグリコール酸です。しかも次のように2つの形状が作られているので、使い分けもできてしまいます。
- クリーム状
- 液体
クリーム状のものは、ストレートパーマとして使ってもいいでしょう。液体の場合は、カールを出すときに使えます。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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使い勝手がいいだけでなく、価格も抑えられている種類が多いのもメリット。使い分けができるからこそ、オールマイティに使えるので、これも持っておいて損はないパーマ剤です。ただ、ツンとした臭いが残るので、臭いを気にするお客様に使用する際には注意が必要です。
システイン
システインも、カーリング料の中でも髪への負担が少ない種類です。特に白髪染めを頻繁にした髪に使うと、ふんわりと仕上がってくれるので、年配のお客様と相性がいいでしょう。またふんわりするだけでなく、カールもしっかり出してくれます。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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逆にバージン毛のような、しっかりした髪に使うと失敗してしまいます。髪の毛に自信がない人に使うパーマ剤だと思っておきましょう。
チオグリセリン
チオグリセリンは、名前を見るとチオと付いているので刺激が強いパーマ剤だと思うでしょう。しかしそこまで刺激が強いわけではありません。むしろしっかりカールを出す髪型より、流す髪型には向いています。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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またチオグリセリンは、保湿力が高いのが特徴です。その保湿力の影響で、トップにカールを付けたとしても重みでペチャンコになってしまいます。また浸透にも時間がかかるので、時間に余裕があるお客様にだけ使いましょう。
時間がかかってもいいなら、ヘナのような被膜があっても、しっかり浸透してくれます。つまり、浸透力が高いパーマ剤です。
サルファイト
サルファイトもカーリング料の中でも、髪への負担が少ない薬剤です。スピエラと違ってパーマ剤はアルカリ性でできているので、カールが出やすいのがポイント。加温しないとカールが出ませんが、それでもふんわりとなります。しかもスピエラと違い、臭いがきつくないのもちょうどいいでしょう。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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ところが髪に負担がかからないからこそ、もちが悪いといった欠点もあります。そのあたりは、お客様と相談をした上でうまく使い分けましょう。
カール用コスメパーマ
カーリング料は医薬部外品より、髪への負担が少ない薬剤でした。そのカーリング料より、さらに髪に負担がかからないのが、このカール用のコスメパーマです。
さらにこのコスメパーマも種類が豊富に出されているので、使い分けがしやすくなっています。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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かっちりとしたリッジを出したいのなら、ホットタオルを使って加温しましょう。そのまま薬剤を塗布して時間を置けば、ふんわりした質感のパーマになります。
コスメ系パーマ剤の中でも、ナプラの薬剤は、クリームと液体の2種類が用意されているのでおすすめです。特にクリーム状のコスメパーマ剤は、ストレート剤としても使えます。
もちろんコスメパーマ剤なので、髪への負担が少ないところもポイント。加温すれば、乾燥した髪が保湿できるので、ツヤ感も出せてしまいます。2剤に関しては、液体とも同じ種類が使えるので、幅広いパーマに使えて便利です。
メーカー | ナプラ |
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ブランド | ケアテクトHB |
サイズ | 400ml |
pH | pH9.0 |
サロン価格 | |
商品番号 | 73409 |
ストレート用コスメパーマ
コスメパーマにはストレートパーマの薬剤も用意されています。上記で紹介したチオ系のストレートパーマより、髪への負担が少ないのがポイントです。もちろんこのパーマ剤も種類が豊富で使いやすいでしょう。
液剤の役割、選び方 |
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向いている髪型や髪質 |
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もちろん髪への負担が少ないため、しっかりまっすぐにしたい人には向いていません。自然なストレートヘアにする場合に使うようにすれば、後は気になるところがないストレート剤です。
ストレート剤を使うと、アイロンを使う頻度もそれなりに多いでしょう。そこで気になるのが髪のダメージ。髪がまっすぐになっても、パサついてしまうとお客様の満足度も下がってしまいます。
ところがアリミノのコスメクリームは髪への負担が少なくできているため、安心してストレートパーマができてしまいます。薬剤の強さが抑えられているため、毛先だけ内巻きにするなど、使い勝手がいいでしょう。
もちろん、その分もちが悪いといったデメリットもあるので、そのあたりはお客様と相談の上で薬剤を使ってください。
メーカー | アリミノ |
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ブランド | コスメクリーム |
サイズ | 400g |
pH | pH9.0 |
サロン価格 | |
商品番号 | 69774 |
パーマ最新事情
今は昔に比べて、パーマヘアが流行っていません。とはいえ、パーマヘアがなくなっているわけではないので、流行を覚えておく必要があります。その流行りのパーマヘアとは、くせ毛のような自然な髪型。ソバージュのようなカールを全面に出した髪型より、ウェーブのような自然なパーマヘアが主流になりつつあります。
つまりパーマの薬剤を選ぶ場合は、あまりパワーがある薬剤を選ばないようにしましょう。ゆるふわ系の髪型を作りたいのなら、コスメ系のパーマ剤を試してみてください。
パーマ剤の種類は髪質や髪型の希望によって選び方を変えよう
パーマの仕上げ方は、技術力だけでなくパーマ剤の選び方でも大きく変わります。それぞれの特徴を知った上で、お客様の希望の髪型に合わせてパーマ剤を使い分けましょう。
また種類によっては髪の傷みが出てしまうケースもあります。ダメージ毛に刺激に強いパーマ剤を使うと、パサパサでカールも出ません。そんな失敗を起こさないためにも、たくさんのパーマ剤を試して、どんな髪の状態でもパーマができるようにしておいてください。