髪をストレートにするためには欠かせないブラシですが、ストレートヘアにするためにより適したブラシがあるということをご存知でしょうか。ストレートヘアは髪に艶を与えたような印象になり、本来の髪の美しさを際立たせます。そのような髪をストレートに保つために重要なブラシ選びのポイントについて解説します。
Last Updated:2021/6/2
ブラシで艶やかなストレートヘアにするには選び方次第?
毎日必ず使うブラシですが、ブラシを使っても髪のクセが直らず、毎日クセ毛と戦っているような方もいるのではないでしょうか。そのような方は、ブラシひとつで髪に変化があるのでぜひ試してみてください。ブラシは選び方ひとつで髪の微妙な変化をもたらします。
例えば、髪をストレートにしたいのにカール用を選んでしまうと技術の高い美容師でも失敗してしまいますよね。ブラシの選び方はどのブラシが良いかだけではなく、お客様の髪質に合わせてより効果の出やすいものを使っていかなければいけないので意外と大変です。
美容師がたくさんのブラシを持っているのはそのような使い分けをするためですが、多すぎても使いにくいので髪質に合わせて使い勝手の良いものを選んでおくと良いでしょう。
ストレートヘアに適したブラシ
ストレートヘアに適したブラシは、太めのロールブラシです。髪をカールするためには細めのブラシで様々な変化をつけやすいものを選びますが、ストレートヘアに適したブラシでは太めのものでドライヤーを使って仕上げるのがベストです。
ストレートブラシの使い方としては、2段階に分けることがポイントです。美容師ではない人はただ髪を梳かすだけという使い方をすることも多いですが、プロの美容師はこの2段階を使って髪をアレンジしていくからこそその効果も高まるのです。
2段階のポイントとしては、太めのロールブラシを使って最初に髪の真ん中あたりから毛先に向かってブラシを動かし、次に根元から毛先に向かってブラシを動かします。ほとんどの人は後者しか行わないので髪のクセが抜けきらないのですが、クセが強い部分を2段階に分けることによって、よりまっすぐなヘアスタイルを作ることができます。
おすすめのロールブラシと、お客様が普段使いでもしっかりと伸ばせるブローブラシを2点、ご紹介します。
細く柔らかい髪質のお客様に向いているストレートブラシで、逆に太い毛のお客様には少し効果が弱いかもしれません。お客様の髪質によって使い分けるべき商品で、髪が細いお客様にはより良い効果をもたらしてくれます。
メーカー | サンビ |
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ブランド | R |
サイズ | 220mm・φ:51~60mm、行:18行 |
材 質 | 毛材質:豚毛、柄材質:天然木 |
定 価 | |
商品番号 | 23786 |
プロフェッショナルのためのブラシで、太さもしっかりしているため使い勝手がとても良い商品です。定番の商品でもあり、ブローの際に使うことで髪のクセを綺麗に抜いてくれます。
メーカー | 大阪ブラシ |
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ブランド | シャトリー |
サイズ | 大、中 |
材 質 | 毛材質:猪毛、柄材質:ローズウッド |
定 価 | |
商品番号 | 23817 |
巷で話題の『ストレートブラシ』とは?
同じように髪をストレートにしたいというお客様の要望にしっかりと応えるためには、細かいお客様の髪質を把握しなければいけません。特に、美容室で髪をストレートにする時は最後の仕上げなので、あまり時間をかける訳にもいかないですよね。
美容室にお客様が期待していることは普段自分でブラシを使ってもなかなかストレートにならない髪でも美容師だったら綺麗なストレートにしてくれるということです。だからこそ、せっかく美容室に行ったのに最後の仕上げに時間をかけられたり、結局ストレートにならないのではお客様はがっかりしてしまいます。
美容師にとって技術だけでなく道具もとても重要なので、道具選びもしっかりとしていきたいですよね。巷で話題のストレートブラシを見ていきましょう。
熱によるダメージを防ぎ、ふわっとした印象のストレートへと髪を仕上げてくれます。軽い印象の髪はきつい雰囲気をなくし、表情まで優しく見える効果もあります。
温 度 | 約85~130℃ |
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定 価 | |
商品番号 | 118411 |
ストレートブラシを使うときのポイント・注意点
髪の毛が一番傷みやすいのは髪が濡れている時です。だからこそ、ストレートブラシを使う前にはドライヤーである程度乾かさなければいけません。
また、髪を引っ張りながら梳かすと髪のダメージが強くなるのでこれもやってはいけないことのひとつです。髪が絡んだときに頭皮の痛みを感じることからも、これは何となくわかりますよね。髪を乾かすときにストレートブラシを使う場合には、ドライヤーの熱などでクセが付かないようにすることも大切です。
自然なストレートは“挟む”よりブラシでとかすのが今流!
髪の毛は意外とダメージを受けやすいので、今流のストレートはコテで挟むより、ブラシで優しくケアしてあげることです。同じようにストレートにしたい場合でも、髪が傷まないほうが嬉しいですよね。
お客様は美容室に行って髪が傷んでしまうとショックを受けてしまうこともあります。早さにこだわると丁寧な施術ができなくなってしまうこともあるので、しっかりと注意点を守りながら髪を綺麗なストレートに仕上げるストレートブラシを選んでみてください。