メイク関連の雑誌やWEBを見ると、決まってベースメイクについて書いた記事がありますね。実際、ほとんどの人が『ベースメイク=ファンデーション』と思い込んでいるでしょう。ですが、完璧なベースメイクを目指そうとすれば、ベースメイクの定義は洗顔やスキンケアからのスタートになります。ここでは、ベースメイクの範囲や適正な順番などをご紹介します。また、ベースメイクの役割についても再確認していきましょう。
「ベースメイク」とはどこまでがベースメイク?
ベースメイクとはどこまでをベースメイクと呼ぶのでしょうか。ベースメイクの範囲がいまいちわからないと言う人も多いのてはないでしょうか。ここでは、ベースメイクの範囲について詳しく見ていきましょう。また、ベースメイクの役割についても触れていきます。
ベースメイクと言えば、真っ先にファンデーションを思い浮かべる人がほとんどでしょう。もちろん、これは間違いではありません。結論から述べると、ベースメイクの範囲は明確に決まっているわけではありません。
使用するアイテムなどによってもその範囲に違いがあります。ですが、完璧なベースメイクを目指すなら、もっと前の基本的な洗顔やスキンケアなどからスタートしているのです。
ベースメイクの順番
- 洗顔で汚れをOFF
- スキンケアで整える
- UVケアで紫外線カット
- 化粧下地で肌の凹凸や色補正
- 肌質や仕上がり好みに合わせたファンデーションを使用
(リキッドorパウダー、どちらも使用するケースあり)
基本的にはこのようなアイテム順番がベースメイクの範囲になります。また、肌悩みや仕上がりのセレクトによっては、ファンデーションアイテムがプラスされる場合もあるでしょう。
ベースメイクの役割
ベースメイクの役割は主に「肌を綺麗に見せる」「肌を外気から守る」の2つです。どちらも貴重な役割を果たすため、使い方をしっかり厳守していきましょう。ここでは、ベースメイクの役割がどれだけ、女性にとって貴重なものかを解説します。
ベースメイクの役割①
肌を綺麗に見せる役割
ベースメイクは、シミ・そばかす・くすみなどあらゆる肌悩みをカバーしてくれる万能アイテムです。ほとんどの女性が、ファンデーションと言えば、肌の欠点をカバーしてポイントメイクを綺麗に仕立ててくれる魔法のようなアイテムと思っていることでしょう。
ベースメイクの主流であるファンデーションが綺麗につけばつくほど、その後につけるポイントメイクが綺麗に仕上がります。メイクの仕上がりにこだわる方こそ、ベースメイクは重要で、手抜きできないものなのです。
ベースメイクの役割②
外気から肌を守る役割
ファンデーションは、肌を美しく見せるというビジュアル面で大貢献です。ですが、もうひとつ重要な役割を担っています。化学物質、花粉、紫外線などの外的要因から肌を守ってくれるのです。ほとんどの下地やファンデーションには紫外線防止効果UVカットが含まれているため、日常の生活紫外線程度ならば十分に防げます。
ですから、ベースメイクがしっかりできてなくて、崩れやすいと、その隙間から紫外線が入りやすくなりシミやそばかす、シワの原因となるのです。
このように、ベースメイクは、ビジュアル効果と保護効果どちらも持ち合わせているため、抜け目なく仕上げることでどちらの機能も全うすることができるのです。
ベースメイクの順番とやり方
ベースメイクの基本は丁寧な洗顔からです。
その次はいつも使用しているスキンケアでしっかりて肌を整えていきます。ここがしっかりできていないとファンデーションやポイントメイクが綺麗につきません。では、洗顔からファンデーションまでのベースメイクのポイントを見ていきましょう。
洗顔
朝起きた時の顔は、皮脂や埃でベタベタしていたり、空調によりカサついていたりしています。このまま下地やファンデーションをつけてしまうと、明らかにベースメイクはすぐに崩壊してしまうでしょう。以下のような手順で洗顔を行います。
- 洗顔料をよく泡立てる
泡立てを難しく感じるのであれば、泡立てネットを使うと時短になりスピーディー - きめ細かな泡で、Tゾーン、Uゾーンなどを中心に優しく丁寧に洗います。目元や小鼻は最後に指先を使って仕上げます。
- 人肌くらいのぬるま湯で泡が残らないようにしっかりすすぎます。
スキンケアで肌を整える
洗顔をしたら、時間をおかずに化粧水や乳液を使います。ただし、化粧水や乳液は季節や肌質に合わせたものを使いましょう。
例えば、夏場にはサッパリとした使い心地を、冬場には保湿のあるしっとりした使い心地のものをセレクトします。優しくパッティングし、最後は手のひらで馴染ませるようにハンドプレスします。
UVケア
忘れてならないアイテムがUVケアです。未だに、「お手入れにUVケアを取り入れていない」「UVケアは夏シーズンのみしか使用していない」などと言う人もいるでしょう。そのような方は、明日からでもUVカットを取り入れてください。
乳液効果のあるものであったり、下地効果が含まれている商品だったりと製品は多岐に渡ります。自分のライフスタイルや肌質などの用途に合わせてセレクトしましょう。
化粧下地
肌の凹凸を滑らかにして、ファンデーションの仕上がりを良くしてくれるのが化粧下地です。UV効果のある下地や顔色をコントロールするコントロールカラー効果のあるタイプもあります。
紫外線カット・コントロールカラーを兼ね備えた化粧下地です。多忙な朝はこれさえ使用すればかなりの時短になります。また、化粧崩れしにくいラスティング効果で夏場のメイクも安心です。
メーカー | シュウウエムラ |
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ブランド | UVアンダーベース |
容 量 | 50g |
カラー | ベージュ、ピンク |
SPF/PA | |
定 価 | |
商品番号 | 98942 |
コンシーラー・コントロールカラーなどのサブアイテム
肌悩みにシミ・ソバカス・くすみ・クマなどがある場合、コンシーラー、コントロールカラーなどをプラスします。特にコンシーラーは、直塗りしてしまうと厚づきになってしまうため、一度スポンジの先に少しとったり、指先にとったりして馴染ませましょう。
パウダーファンデーションを使う場合
パウダーファンデーションは次のような方におすすめです。
- 汗や皮脂に強いファンデーションを求めている(化粧崩れしやすい)
- ナチュラルで薄めの仕上がりが好き
- なるべく肌に負担にならないファンデーションを探している
- 毛穴や肌の凹凸が気になる
- サラサラの質感を求めている
パウダーファンデーションの付け方ポイント
下地まで馴染ませたら、適量のパウダーをスポンジにとって、額・頬2箇所・顎・鼻などにつけていきます。毛穴の気になる箇所はクルクルと毛穴を埋め込むようにつけます。
リキッドファンデーションを使う場合
リキッドファンデーションは次のような方におすすめです。
- シミやそばかすなど、カバーしたい部分がたくさんある
- 艶感を出して立体的に見せたい
- 乾燥肌でシワっぽい
- しっかりメイクしたい
リキッドファンデーションのつけ方のポイント
リキッドファンデーションをスポンジにてきりとります。額・頬2箇所・顎・鼻などに分けて伸ばします。溜まりやすい額やフェイスラインなどはしっかりと伸ばしましょう。たくさんの量をつけると厚づきになるため、少量を数回に分けてつけていくのがポイントです。
ルーセントパウダーでベースメイクを仕上げる
ベースメイクは、朝忙しい中でしっかりと行わなければならないため、時間がなく失敗してしまう人も少なくありません。また、ベースメイクのお直しも面倒という事もあるでしょう。そんな時にプラスして欲しいのがルーセントパウダー(お白い)です。おしろいを最後の仕上げに使う事で、毛穴がカバーでき、きめ細やかな肌が実現できます。
まるで、肌に吸着されるようにつくパウダー。毛穴を目立ちにくくして、きめ細かな肌を演出してくれます。マットな美しさにメイクが映える事間違いなしですよ。ベースメイクの仕上げにぜひお使いください!
メーカー | |
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ブランド | |
容 量 | 15g |
定 価 | |
商品番号 | 100202 |
完璧なベースメイクで美しさup!
朝の貴重な時間にベースメイクを完璧に仕上げるのはなかなか至難の業ですね。しかも、ベースメイクが洗顔やスキンケアからのスタートだとなかなか余裕がないものです。
ですが、ここで述べたように各アイテムのポイントを押さえれば、スムーズにベースメイクを完成させる事ができるでしょう。少しだけ早起きして完璧なベースメイクを実現させてくださいね。
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