化粧水 選び方

化粧水の選び方と正しい使い方・元美容部員おすすめ7選

スキンケアの王道とも呼べる「化粧水」。種類も豊富でどのような化粧水をセレクトしたら良いか迷っている方も少なくないのではないでしょうか。人の肌は水分・皮脂の割合で乾燥肌や脂性肌などに分類されます。そのため、肌悩みも人それぞれ違います。理美容者ならば、お客様が肌悩みを打ち明けてくるシーンもあることでしょう。
ここでは、一人ひとりの肌質に見合う化粧水の選び方をご紹介します。この機会に、理美容者自身も自分にピッタリの化粧水を選び、お客様への推奨につなげてみてはいかがでしょうか。
Last Updated:2021/5/27

洗顔後の化粧水は必ずつけるべき?

洗顔後の化粧水は必ずつけるべき?

洗顔後には必ず化粧水をつけましょう。なぜなら洗顔のときに必要な皮脂まで取り除かれてしまい、水分が蒸発し乾燥がおきやすくなるのです。洗顔後に肌がつっぱるように感じた経験はないでしょうか。そのまま続けてしまえば、乾燥からシワの原因になってしまうでしょう。

そうならないためにも洗顔後はなるべく早く化粧水をつけるべきです。

化粧水の選び方

化粧水の選び方

様々なメーカーから、豊富に販売されている化粧水。いったいどれをセレクトしたら良いかわからないという方もいるでしょう。ここでは、化粧水の選び方を「肌タイプ」や「年齢別」のジャンルに沿って適切な商品をご紹介します。美通販ではいつもの商材仕入れと一緒に化粧水のついで買いもできます。ぜひ、ご利用ください。

化粧水の選び方の基本

ほとんどのメーカーが、化粧水を以下のような肌タイプ別で取り揃えています。

乾燥肌用

日本人に最も多い肌質といえるでしょう。

  • 洗顔後に肌がつっぱる
  • 一年中カサカサしている
  • シワやたるみが気になる
  • 化粧乗りが悪い

脂性肌用

ホルモンのバランスを崩しやすい若年層や生活習慣が乱れやすい方に多い肌質です。

  • ニキビができやすい
  • 化粧崩れしやすい
  • 毛穴が目立ちやすい

混合肌用

Tゾーンは脂っぽいのにUゾーンは乾燥するなどの混合的な肌質です。

  • 皮膚全体が固めでファンデーション が崩れやすい
  • 肌全体にゴワつきがあり、毛穴が目立つ

「自分に合う化粧水がわからない」場合

どうしても自分に合った化粧水がわからない場合は、ご自身の年齢を考慮した上で化粧水選びをしましょう。ほとんどの人は、20代、30代、40代とお誕生日を重ねることで肌質に変化を伴います。その年齢別の変化に合わせた化粧水をセレクトするようにしましょう。

20代の化粧水選び

20代は肌の全盛期といっても過言ではないくらいに、肌の潤いや弾力は整っています。また、就職したばかりで環境の変化や食生活の乱れが肌に現れやすい年齢でもあるため、皮脂が過剰に分泌され、化粧崩れや吹き出物ができやすいという肌症状が出やすくなります。

そんな20代の肌には、皮脂をコントロールする成分が配合され、潤い力もキープできる化粧水を選ぶと良いでしょう。

セブンツーセブン ランレイ プレナリィ トーニングローション
セブンツーセブン ランレイ プレナリィ トーニングローション 100ml
20代は、皮脂の分泌がまだ過剰になってしまう人もいます。そのため、メイク崩れなどに悩まされている女性も多いことでしょう。そんな女性におすすめなのが、皮脂をコントロールする成分が配合されたセブンツーセブン ランレイ プレナリィ トーニングローションです。

テカリやメイク崩れの悩みをかかえている女性におすすめの商材です。

メーカー セブンツーセブン
ブランド 727ランレイナチュラル
サイズ 100ml
定 価 5,000円
商品番号 84559

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30代の化粧水選び

30代は、環境変化による肌ストレスが出やすい年代です。中には、仕事と育児を両立しなければならない女性も多いことでしょう。そんな中で、ストレス、睡眠不足などの不快な症状が出やすくなる時期です。また、20代の頃よりも、肌の潤い機能が衰え始める時期なので、乾燥悩みやシミが徐々に気になり始めます。

こうした年代の方には、保水機能が高い化粧水がおすすめです。シミが目立ちはじめたという方には、美白化粧水もおすすめです。

ME マスターオールインワンゲル
ME マスターオールインワンゲル 150ml
育児と仕事に追われてなかなかスキンケアができないと嘆いている方におすすめなのが、ME マスターオールインワンゲルです。これ1本で、6役(化粧水・乳液・美容液・クリーム・化粧下地・パック)を果たします。

ヒアルロン酸やローヤルゼリー配合でハリとツヤを維持します。忙しくてお肌のお手入れが疎かになっているというお客様をはじめ、理美容師にもおすすめです。

サイズ 150ml
定 価 4,980円
商品番号 107904

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ラメンテ ミルキィローション
ラメンテ ミルキィローション 150ml
30代は、若い時に浴びた紫外線の影響がシミやそばかすとなって現れやすくなる時期です。油断するとシミは益々濃くなり、乾燥が小じわに進行してしまいます。医薬部外品であるラメンテ ミルキィローションならば、プラセンタやコラーゲンのちからで美白や保湿効果を十分に期待できるでしょう。

「どのような美白ケアをしたら良いか迷っている」「今までの美白ケアに満足できていない」というお客様へぜひ推奨しましょう。

メーカー ラメンテ
サイズ 150ml
定 価 5,000円
商品番号 96664

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40代以上の化粧水選び

40代は、ホルモンバランスが崩れやすい時期です。女性ホルモンが乱れがちで水分を保持する力や、真皮層の弾力も保ちにくくなります。また、ホルモンバランスの乱れが原因で生じやすい肝斑というシミもこの年代からできやすくなります。

このような年齢の方には今まで以上にダイレクトに水分を補えて、ハリや弾力のケアまでできるタイプの化粧水をおすすめします。

ハッコーラボ ローション
ハッコーラボ ローション 150ml
肌の弾力を維持するコラーゲンやエラスチンの機能が低下しやすい40代。「もう年齢だから…」と諦めてしまっている女性は少なくありません。ハッコーラボ ローション は、ハリやツヤの低下した肌におすすめのローションです。W発酵原液と5種類の発酵エキスがバランス良く配合され、アンチエイジングにも貢献してくれますよ。

サイズ 150ml
定 価 1,980円
商品番号 116477

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シュウウエムラ TSUYAローション VG モイスト
シュウウエムラ TSUYAローション VG モイスト 150ml
40代は潤いやハリ低下だけでなく、肌の透明性も失いやすい年代です。くすんだ肌では、疲れて見えたり、年齢が上に見られたりすることもあるでしょう。シュウウエムラ TSUYAローション VG モイストは、ラムノース(整肌成分)と V Gコンプレックスの働きで、肌にダイレクトに水分を補い透明感のある肌に導きます。

メーカー シュウウエムラ
ブランド TSUYAシリーズ
サイズ 150ml
定 価 5,100円
商品番号 110124

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メンズの化粧水選び

男性は女性よりも皮脂腺が多く、皮脂腺も活発です。そのため、テカリや毛穴目立ちの悩みを抱える男性も多いです。また一見、丈夫に見える男性の肌も、毎日の髭剃りや、通勤時の紫外線などにより乾燥悩みやダメージが蓄積されています。

最近では営業職や販売職などのお客様を相手にする職種の男性が肌やヘアのケアに気遣う兆候にあります。市場では、メンズ用化粧水の需要も増えました。一般的に男性は女性よりもスキンケア意識が低く、ケアアイテムの種類も少なめです。そのため、しっかりトラブルを解決してくれるような化粧水を選びたいものです。

乾燥肌・敏感肌が化粧水を選ぶときのポイント

花粉症をはじめ、アレルギー体質の人が増えました。また、1年中ではないけれども、季節の変わり目などで肌が乾燥したり敏感になってしまったり、という方も少なくはありません。肌の乾燥や敏感症状が気になる方は次のような化粧水をセレクトしましょう。

低刺激タイプ

刺激成分などが配合されていないタイプのローションをセレクトしましょう。商品ラベルには“低刺激”と記載がされています。

ヒアルロン酸・コラーゲン配合 保湿化粧水
ヒアルロン酸・コラーゲン配合 保湿化粧水 185ml
アルコール、界面活性剤、香料フリーの弱酸性の化粧水です。低分子構造のヒアルロン酸とコラーゲンが肌の隅々まで行き渡り肌全体の弾力や透明感がアップします。ほんのり香るローズが、気持ちをリラックスさせてくれるでしょう。コスパ面も優秀な商材ですよ。

サイズ 185ml
価 格 美通販価格(詳細は商品ページでご確認ください。)
商品番号 119735

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天然植物性(オーガニック)

肌に優しいオーガニック系の化粧水は、天然植物などが主成分となっています。ここ数年、安全性を求めるお客様も多く、化粧水だけでなく、ヘアケア商品もオーガニックに注目が集まります。

日本盛 米ぬか美人 化粧水
日本盛 米ぬか美人 化粧水 200ml
日本人の肌に適した米糠や日本酒酵母エキスが配合された化粧水です。刺激成分が配合されていないため、敏感肌の方も安心して使用していただけます。米糠には肌を明るくする効果も期待できるため、くすみを緩和するでしょう。

メーカー 日本盛
ブランド 米ぬか美人
サイズ 120ml、200ml
定 価 2,300円
商品番号 119497

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化粧水の使い方

化粧水の使い方

優秀な化粧水であっても、使い方が間違っていては本来期待できる化粧水の効果を損ねてしまいます。そうならないためにも、正確な化粧水の使い方を再確認してくださいね。

化粧水のつけ方の基本

化粧水のつけ方の基本は以下のようなポイントをおさえながら実践してみてください。

化粧水の使い方ポイント①
化粧水はたっぷり使用する

化粧水は適量を必ず守るようにしましょう。また、乾燥やシワが気になる部分には、重ね付けするなど、臨機応変につけていきましょう。

化粧水の使い方ポイント②
内側から外側に向かってつけていく

手のひらやコットンにたっぷり含ませた化粧水は、顔の中心から外側に向かってつけていきす。

化粧水の使い方ポイント③
ハンドプレスを忘れずに

手のひらの体温は、化粧水を浸透させるためにベストです。化粧水をつけた後には、必ず手のひらで優しくおさえるようになじませていきましょう。

季節ごとのつけ方

日本は四季がはっきりしているため、四季に合わせたお手入れをすることが望ましいでしょう。化粧水タイプの使い分けやつける量を変えるなどの工夫が安定した肌づくりのポイントです。

春夏編

気温が徐々に上昇しやすくなる時期です。Tゾーンのベタつきが気になる人も出てくるでしょう。その反面、空調の影響でカサつきも起こりやすくなります。さらには、紫外線の影響を受けやすく、シミやソバカス悩みも出てくるでしょう。美白化粧水の切り替えを考えている方は、5月のゴールデンウィーク頃を目安にしてくださいね。

また、ベタつくTゾーンにはさっぱりタイプの化粧水をつけ、かさつくUゾーンにはしっとりタイプをつける。このように2タイプの化粧水を部位別に使い分けると、この季節にマッチしたお手入れができます。

秋冬編

秋冬シーズンになると、目元や口周りのカサつき悩みを訴える人が多くなります。乾燥肌の方はさらにツッパリ感や化粧ノリの悪さを実感するでしょう。秋冬は、しっとりタイプの化粧水をたっぷりと顔全体になじませ、目元や口元には重ね付けをしましょう。

乾燥が酷いときは、大きめのコットンに化粧水を浸したものを、頰・額・目周りなどに数分のせてパック効果を得ましょう。こうした化粧水のつけ方は、ダイレクトに水分を補う上でとても効率的です。

美白化粧水はいつ使うべき?

年々、紫外線量が高くなるにつれ、美白の需要が高まっています。紫外線は4月から徐々に高まり7月、8月頃にはピーク量に達します。この時期だけ美白ケアをしているという人もいます。しかし、紫外線は秋冬でも照射されているため、1年中化粧水を使用するのが望ましいです。

また、美白化粧水はメラニンの増殖を抑制する効果が期待するものです。あわせてUVカットなどで紫外線を防止する対策も必要となります。美白化粧水とUVカットはペア使用が必須です。また、美白化粧水を顔だけに使用すると、首との色差が出やすくなります。

顔だけが明るくなって、首がくすんでいるという状態にならないようにしたいものです。そのためには、美白化粧水を首までつけてケアしましょう。

化粧水を使うときの注意点

化粧水を使う時の注意点は主に次にあげるような点です。意識しながらつけることで、化粧水の効果を最大限に引き出せます。

コットンor手、どちらでつける?

化粧水をつけるとき、コットンでつけるか手でつけるか迷う方もいるでしょう。結論から言えばどちらも間違いではないのです。肌状態に合わせてコットンもしくは手でつけるなど、部位ごとに対応するのも効率良く化粧水をつける手段です。

コットンでつけるケース

500円玉くらいの化粧水量をコットンの表面に広げます。頰や額などの広い部位から丁寧につけていきましょう。コットンによっては毛羽立ちが出やすいものや、摩擦がかかりやすいものもあります。なるべく、大きめで毛羽立ちにくいタイプのコットンをセレクトしましょう。

つけるときは、内側から外側に向かって、優しい力でコットンを滑らせるようにつけていきます。最後に、コットンを小さく折って目周りや口周りの細かい部分につけましょう。最後に手のひらでプレスするようになじませます。

手でつけるケース

手のひらに500円玉くらいの量を広げて、頰や額を中心につけていきます。コットンでつけるときと同じように、内側から外側に向かって優しく広げるようにつけていきます。そのとき、手のひらでおさえるようになじませていきましょう。最後に指の先端を使って、化粧水を目周りや口周りに丁寧につけていきます。

手のひらの体温を上手に利用することで、化粧水の浸透性をスムーズにします。

化粧水と乳液は必ずペアで

化粧水は角層や真皮などに水分を送り込む効果が期待できます。その後に乳液をつけることで水分の蒸発を抑えて水分維持ができるのです。その反面、乳液のトロッとしたテクスチャーが苦手という方も多く、乳液の使用率は意外にも低いのです。

せっかく優秀な化粧水を使っても、水分を逃してしまってはいつまでたっても効果が現れません。必ず乳液を使うようにしましょう。「乳液のベタつきが苦手…」という方は、さっぱりタイプをセレクトするなどしてください。

賢い化粧水の選び方が肌の美しさを導く!

スキンケアの中でも使用率の高い化粧水。自分に合っていない化粧水を使っていては、いつまでも理想の肌に近づけることは難しいのです。

理美容従事者は、お客様から肌トラブルに関する悩みを打ちあけられることもあるでしょう。そんな悩みに沿って的確な化粧水を選んでアドバイスできると良いですね。また、お客様は鏡越しに理美容師の肌を見ています。理容師・美容師自身も美しい肌を保つためにぜひ、賢い化粧水選びをしましょう。

美通販では、サロンで使用するヘアケア商材を購入すると同時に、化粧水も購入できます。ぜひ、この機会にご利用ください。
 

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ユミ元ビューティーアドバイザー

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国産化粧品の美容部員を10年勤めました。
百貨店から化粧品専門店まで、様々な店舗勤務を経験しています。現在は、専業主婦をしながら在宅WEBライターとして美容系記事を中心に執筆活動をさせていただいています。美容に関する新鮮な情報を発信できたらと思います。

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