最近では美容室の集客に広告チラシを作っている美容室が少なくなっていますよね。広告チラシは件数が多ければデザインを考えるところや必要な情報を絞って配るところまで意外と手間がかかるだけでなく、時間もコストもかかることから集客方法として選ばれなくなってきています。そんな広告チラシは今でも有効かを総合的に検証してみましょう。
Last Updated:2021/5/20
美容室が行うべき集客の基本とは
一言で集客と言ってもその方法はさまざまで、お店によって効果的な集客方法は異なります。例えば、店舗を持たないネットショップの場合にはターゲットは全国にまで広がるため、チラシでの集客は不向きです。
それでは、店舗を持ち競合の多い美容室の場合にはどんな集客方法が良いのでしょうか。まずは基本となる3つの集客方法を紹介します。
美容室の集客の基本①
チラシを配る
美容室のチラシを作って配ることは、地元の人に対して行う集客方法として非常に効果が高い集客方法です。逆に、チラシは地元の人を対象に行う集客方法なので、来て欲しいお店の近くではない自宅の近くで行ってもあまり意味がありません。
チラシを配ることのメリットは美容室の認知度を高めるとともに、受け取ってくれた人の手元に残すことで思い出してもらいやすくなることです。チラシで美容室の魅力を簡潔に伝えたり雰囲気を知ってもらうことで、これからも通ってくれる可能性のある地元の人の集客に成功しやすくなります。
配布や折り込み用に最適なサイズのオリジナルチラシを作れます。
サイズ | A4版(210×297mm) |
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印 刷 | 両面フルカラー |
価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページでご確認ください。) |
商品番号 | 65220 |
バッグにも入れやすいお手頃サイズのオリジナルチラシは、店内配布用としておすすめです。来店されたお客様専用の特典や割引クーポン付で配布すれば、リピーター獲得にもつながります。
サイズ | A5(148×210mm) |
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価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページでご確認ください。) |
商品番号 | 77053 |
美容室の集客の基本②
ホームページの作成
最近はホームページを作成していないお店のほうが少なく、ホームページそのものも簡単に作ることができることから、ホームページはあって当たり前のものという認識に変わりつつあります。
そして、美容室の集客のためにはホームページが検索上位に表示されるようにしたり、内容を充実させておくことが大切です。ホームページを見る人の中には、元々その美容室を知っているという人だけでなく、美容室を探していてたまたま見つけてくれた人などがいます。
また、チラシや検索ポータルサイトからの集客で他の美容室と比較していて、もっと詳しく知ってから行くか決めたいという人もホームページを確認します。ホームページは基本的にお店をよく知らない人がサービスや料金を知りたいと思って見るものなので、殺風景で情報が少なく、わかりにくいものだと逆効果です。
美容室の集客の基本③
クチコミを増やす
美容室を選ぶ時にクチコミを重視する人も多くいます。そのような人には、名刺の裏に割引券を付けて知り合いに配ってもらったり、検索ポータルサイトで集客して来てもらった人にクチコミを投稿してもらうのが効果的です。
注意しなければいけないのは、良いクチコミが多ければ期待度が高まり、集客の効果も上がりますが、悪いクチコミは集客率を下げるということです。集客率を上げたり、リピーターを増やすためにも、来店してくれたお客様には技術とサービスの両方に満足してもらえるように、丁寧な施術と対応を心掛けましょう。
サイズ | 91×55mm |
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枚 数 | 100枚、300枚、500枚(ラインストーンタイプは50枚、100枚、150枚) |
価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページでご確認ください。) |
商品番号 | 77552 |
メールでのお知らせに効果はある?
少し前からメールでお知らせを一括送信する集客方法が一般的になり、今ではそれが当たり前となっていますよね。
美容室では新規のお客様には個人情報や髪質、髪の悩みと同時にメールアドレスも記載してもらうことが基本になっています。このときにチェックマークを付けてもらうお店も多く、メールでのお知らせを送って良いかの確認を行い、メールで集客を行うお客様を絞り込んでいきます。
メールでお知らせを行えば、キャンペーンを行ったときにお客様にその情報を知ってもらうことができたり、しばらく来店していないリピーターのお客様にも思い出してもらって来店を促すことができます。
最近ではメールよりもLINEの方が主流になっていることもあって効果は決して高いとは言えませんが、メールは一度以上来店して頂いたお客様に働きかけるのにピッタリな方法だと言えます。
地域密着型ならお店の看板・メニュー表にも工夫を
美容室の中にはオフィス街ではなく住宅街にあり、地域密着型のお店もありますよね。そのような美容室ではお店の前を通りかかった人など、思わぬところで新規客の目に留まることも少なくありません。
そして、そのような通りがかりの人に対する集客ではお店の外に飾るメニュー表や黒板、電子看板にも工夫が必要です。外に出す看板などはお店の場所の手がかりになるだけでなく、「行ってみたい」と思えるものにすることを心掛けてみてください。
低価格競争は終わり?
一時期、美容業界では低価格競争があり、学生を中心に「いかに安いか」を基準にして来店するお客様も多くいらっしゃいました。しかし、そのようなお客様は初回のクーポンを使って来店されているため、2回目からの料金を見ると来店してくれなくなってしまうことも少なくありませんでした。
今は技術力を売りに固定のお客様にリピートして頂く美容室が増えています。なぜなら、低価格にすると集客率が下がってしまうため、ブランド力がなく安っぽいイメージの美容室となり、失敗する確率も上がるからです。
集客目的でチラシを作成する際のポイント
集客目的でチラシを作成する際にやりがちな失敗は情報を絞らずに盛り込みすぎて結果としてごちゃごちゃしてしまったり、どんな美容室かが伝わりにくくなってしまうことです。手書きのチラシは一見気持ちがこもっていそうに思えますが、逆にコストを節約している印象を与えたり、読みにくいといったデメリットもあります。
チラシで集客をするなら、しっかりとターゲットを絞ったうえでターゲットの目を惹くようなチラシを作成したいですね。
チラシ集客でのターゲットを明確にする
チラシ集客では、まずはターゲットとする年代や性別を決めるなど、ターゲットを明確にすることが大切です。もちろん、チラシ集客とネット集客でターゲットを分けるなどの工夫をするのも良いでしょう。ターゲットはお店の雰囲気や施術内容に合う人をモデル例とすることをおすすめします。
チラシには全ての施術内容を載せきれないので、ターゲットの反応が良さそうなものをメインにチラシに載せていくことが大切です。
イメージがしっかり伝わる写真を使う
サイトによってはヘアスタイル写真を販売しているサイトも増えています。しかし、ヘアスタイルのイメージをお客様にしっかりと伝わるようにするためには、美容室のオリジナルの写真を使ったほうがよりその効果は高まると言えるでしょう。
モデルにはその美容室のターゲット層に合った年代の人を使い、イメージに合うような客層を呼び込む準備をしておくことが大切です。
チラシを割引券にする
ただのチラシだと捨てられてしまう可能性が高くなりますが、チラシそのものが割引券になっていることで集客につながることも多くあります。割引券が付いていても、人通りが少なくターゲットとなる人がほとんどいない場所や、お店から遠い場所だと集客効果も減るので注意しましょう。
チラシをもらうことによるお得感が伝われば、チラシ集客は上手くいくはずです。
単発ポスティングは逆効果
ポスティングは1回だけでなく数回に分けて行うことで初めて効果が出る集客方法だとされています。したがって、単発ポスティングでは意味がなく、ポスティングは数回に分ける必要がありますが、「そこまでの時間やコストをかけるべきなのか?」という問題もあります。
ポスティングを集客方法として検討するときには、本当に効果があるのかを見極めてから選択肢のひとつとして検討することをおすすめします。
SNSや自社サイトでの集客
最近流行っているのがSNSや自社サイトを利用した集客です。20%OFFなどの特典を強調することで、ブログそのもののアクセス数も伸び、さらにたくさんの人に見てもらう機会が増えます。ネット集客はチラシで集客できない人にも見てもらい、実際に来店につなげられるといったメリットがあります。
自社ブログを活用
自社ブログを活用した集客は悪いことではありませんが、まずは自社を知ってもらわなければ見てもらえる可能性も低くなるといったデメリットも挙げられます。
また、ブログは伝えたいことをしっかりとまとめることができる点では良いのですが、その美容室について簡潔に知りたいと思うお客様は、ブログはあまり読まないかもしれません。
最近では以前よりもブログが使用されなくなり、TwitterやInstagramに移行しているということを覚えておきましょう。
TwitterやInstagram
TwitterやInstagramは若い年代を中心に未だにその人気が衰えていないですよね。特に、Twitterは文章を簡潔にかけるのでわかりやすく、検索することで欲しい情報を得ることができます。
それに対し、Instagramは写真からイメージを湧かせることが可能です。
その2つの特徴を確認してみましょう。
Twitterの特徴
Twitterは作られたのが比較的古いのに未だに利用者が多く、年代もバラバラであることから幅広い世代の集客に向いています。
完結でありながら伝えたいことの要点を伝えられるといった点で、キャンペーンの告知にも向いています。ただし、頻度を多く更新してしまうと他の投稿に埋もれてしまうデメリットもあるので、上手に活用しましょう。
Instagramの特徴
文字を読むことから入るTwitterとは異なり、Instagramは最初の写真のイメージを技術力として見られてしまう可能性があるので、いかに良い写真を載せるのかが重要となります。また、Instagramは若い世代の人が使っているという傾向があるので、年齢層を考えたうえで使うのが正解だと言えます。
Instagramの投稿に髪型のハッシュタグをつけることを忘れずに、同じ髪型の場合でもちょっとした工夫をハッシュタグの中に取り入れてみましょう。また、ハッシュタグからお客様を探しに行っても良いので、こちらからそれをヒントに新規のお客様を見つけるのも良いかもしれません。
LINE公式アカウント(旧LINE@)
LINEの公式アカウントは現在も幅広い層に使われていて、集客がしやすいのが特徴です。更新頻度が低いとフォローをはずされてしまう可能性もあるため、できれば1日数回から2日に一度は更新するようにしたいですね。
LINEの公式アカウントをフォローしてもらうためにも、来店されたお客様には公式アカウントをフォローしてもらうように提案してみましょう。
Youtubeなどの動画配信
SNSとは少し違うかもしれませんが、最近ではYoutubeを使った集客を行っている美容室も多くあります。
Youtubeでの集客の難しいところは自分のサロンを知らないお客様に知ってもらうことで、閲覧数を伸ばしたりターゲット層のお客様に検索して見てもらい、来店につなげることは簡単なことではありません。
しかし、検索数が増えて話題になればSNSでも取り上げてもらうこともできますし、集客としては費用もかからず良い方法だと言えます。ただし、Youtubeはビジュアル的にウリになるサロンに向いているなど、向き不向きがある集客方法だということもしっかりと把握しておかなければいけません。
Youtubeでの集客に効果があるか、スタッフと相談してみてください。
美容室検索ポータルサイトで集客は可能?
美容室検索ポータルサイトは新規で美容室を探している人が主に利用します。美容室検索ポータルサイトを使う理由は2つあり、ひとつは安く美容室を利用したいからで、もうひとつは新しい美容室を探しているからです。
どちらかというと前者の方が多く、リピーター獲得に向けて美容室ポータルサイトを利用している美容室にとっては集客効果が出にくい理由はそこにあります。
美容室ポータルサイトに載せる美容室は2回目から料金が上がる傾向があります。だからこそ、美容室ポータルサイトを使ってリピーターも取り込みたい場合は、リピーター向けのお得なメニューも載せるなどの工夫が必要となります。
時代の流れを読み取った集客法が吉
集客方法はチラシからメール、SNSへと主流なものが変わり、時代とともに目まぐるしい変化があるので美容室もその流れを読み取らなくてはいけません。特に、最近の集客方法では費用は安く多くの人の目に留まる方法がスタンダードとなっています。
時代の流れを読むとともに、集客したいターゲット層に届くような集客方法が吉です。集客方法そのものはどんどん増えてきているので、上手に組み合わせて新規だけでなくリピーターを獲得しましょう。
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