アロマをうまく使いこなしてエッセンシャルオイルでマッサージをするのがセラピストの仕事です。セラピストは主に女性がやる職業だと思われがちですが、現在では男性のセラピストの需要も増えてきています。そこで今回は、男性セラピストの必需品と注意すべきことについて紹介していきましょう。
Last Updated:2020/12/8
男性セラピストもハンドケアは必須!
男性セラピストに限ったことではないですが、マッサージを行う仕事をするうえでハンドケアは必須といえるでしょう。ただ、セラピストは手と肌が直接触れ合う仕事なので、かさかさしている、手が荒れている、爪が長く尖っているとなってはパフォーマンスにも支障が出てしまいます。
このパフォーマンスはお客様の満足度にかなり左右されてしまうのです。
セラピストを受けに来るお客様はアロマだけでなく、マッサージをする技術に身体を癒やされストレス解消やリラックス、心身の健康の促進を目的としています。そのため、あなた自身の手は命だと考えて、日頃からしっかりとケアをしていきましょう。
重労働にも関わらず、杜氏や蔵人の手が白くてきれいなのはコメ発酵液の働きによるものです。そのコメ発酵液を配合させて手の保湿を考えて作られたのが、蔵元美人 なめらかハンドクリームです。のびがよくなめらかなつけ心地で、塗り込んだ後もベタベタにならずサラサラな手触り!さらりとした感覚が嬉しい。
サイズ | 50g |
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定 価 | 680円 |
商品番号 | 80744 |
男性アロマセラピストの需要は高い?
現在、アロマセラピーによる癒やしを求めて来客する割合が増えてきていますが、日本ではアロマセラピストは女性が一般的です。そのため、男性のアロマセラピストとなると少し戸惑ってしまう人も多いでしょう。しかし、欧米や東南アジアでは男性のアロマセラピストの割合は多くいます。
マッサージをする際の男性の手は大きくしっかりとしていて温度も高いので本来であればアロマセラピストに向いているといえます。
日本でも徐々にではありますが男性アロマセラピストが増えてきており、「癒やす」という目的の中に異性との会話や施術をしてもらうことを求めている人もいるのが現状です。その点を考えると、男性アロマセラピストは需要が高く、実際に独立開業を目指して日々知識や技術を磨いている男性アロマセラピストもいます。
アロマの持つリラクゼーション効果や、人に感謝をされながら仕事をすることが好きな方、社会の疲れを癒やすために貢献してくれる方はアロマセラピストに向いているといえるでしょう。
男性だからこそ注意するポイントとは
ただ、女性のアロマセラピストとは違い、男性だからこそ気をつけなくてはいけないポイントがあります。
力の入れ加減には細やかな配慮が必要
技術において、女性に施術をする際の力加減です。男性は女性よりも力が強いため、ついつい力をいれてしまい、お客様からクレームがきてしまうこともあります。人それぞれ適切な力は、いろいろ違い、それがやりがいとはなるのですが、慣れるまではかなり微細な力の調整が必要となるでしょう。
話術は“慣れるべし”
また、接する相手は女性の割合が多いので、女性との会話がうまくいかないと相手にも緊張感が伝わってしまい、リラックスしてもらえない可能性もあります。
女性との会話に慣れるためには、普段から女性と会話をするということを意識する必要があるのですが、会話に関しては注意というよりは慣れるまで経験をこなしていく必要があるでしょう。
また、アロマセラピーを求めるお客様というのは少なからずアロマの知識を持っています。そのため、自分が男性だからという意識は捨て、プロという自覚をもって誰よりもアロマの知識をもち、アドバイスやお客様に適したアロマを提供することも仕事のひとつです。
お客様からのアプローチへの対応
それ以外にも気をつけなくてはいけないのは、女性のお客様からアプローチをされたときです。女性のアロマセラピストが男性のお客様の施術をする際に、卑猥な発言や身体を触られるというセクハラを受けてしまったというケースがあります。実際にそれが原因でアロマセラピストを辞めてしまったという方もいるほどです。
これは男性のアロマセラピストにもいえることで、女性のお客様からアプローチをされてしまった場合に、どのような対応をしなければいけないのかをしっかりと決めておく必要があります。
男性のアロマセラピストが少ない現状なので、お客様も珍しさから興味本位で来客するということもあるかもしれません。しかし、あなたが本気でアロマセラピストをしている以上は、丁重にお断りをしなくてはいけないのです。
精神的に揺らいでしまうと、それが施術やアロマの選び方にも影響を及ぼしてしまうので、「その時がきたらでいいや」という気持ちは捨てて、常に意識して前もって準備をしておくことをおすすめします。
独立してアロマセラピストの仕事をする場合は、守られるということが少なくなってしまうので、以上のことは特に注意をしておきましょう。
独立、開業するなら覚えておきたいこと
もしセラピストとして独立や開業を考えているのであれば覚えておかなくてはいけないことが何点かあります。
開業届と青色申告承認申請書は忘れずに!
まず、開業をする際には税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出しなくてはいけません。特に難しいことは必要ありませんので、必要事項を記入して提出して終わりです。また、それ以外にも自宅で開業するのか店舗を構えて開業するのかを考えておかなくてはいけないでしょう。
エッセンシャルオイル
また、アロマセラピストであれば重要なのはエッセンシャルオイルです。どのようなエッセンシャルオイルを用意しておけばいいのかということに答えはありません。お客様の要望や求めているものによってオイルを選び分け、お客様に喜んでもらえるものを適切にチョイスするのがアロマセラピストの役目といえるでしょう。
ユズの香りは疲れを癒やして取り除いてくれる作用をもっています。
抽出部位 | 果皮/圧搾法又は水蒸気蒸留法 |
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サイズ | 10ml |
香 り | 柑橘系 |
定 価 | 3,400円 |
商品番号 | 115526 |
甘くてフルーティな香りが不安や憂鬱な気分をリフレッシュさせてくれます。
抽出部位 | 果皮/圧搾法 |
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サイズ | 10ml |
香 り | 柑橘系 |
定 価 | 1,500円 |
商品番号 | 115521 |
以上のようにエッセンシャルオイルによって得られる効果は違い、お客様が疲れているのか、不安をもってきているのかなどは話をしてみなければわかりません。それに合わせたエッセンシャルオイルを選ぶことができれば、お客様も安心して施術を受けることができるでしょう。
準備しなければならないものは他にもたくさんありますが、一番重要であるのは開業届けと青色申告承認申請書、アロマセラピストの商売道具でもあるエッセンシャルオイルといえます。
男性セラピストの需要は増えつつあるので知識・技術はしっかり身につけよう
アロマが好きな男性も増えてきており、部屋の中でアロマを焚くということも不思議ではありません。それと同様に男性セラピストの需要も増えてきているので、だからこそしっかりとした知識・技術を身につける必要があります。
男性セラピストならではの、男性にしかできないこともたくさんありますので、まずは自分のできることから始めていき、お客様に癒やしと感動を与えられるようにしていきましょう。