「ハイトーンカラーをしたいけど、どんな色が似合うか不安…」
こんな風に思った経験ありませんか?
ハイトーンカラーは、カラー初心者の方にはハードルが少し高いです。
そこで今回は「ハイトーンカラーの種類&おすすめスタイル11選! セルフでのやり方も解説」というテーマでシェア。
ハイトーンカラーに関する悩みは、これを読めば解決です!
ハイトーンカラーとは
通常のカラーでは、髪色がどうしても茶色系ベースになりがちです。
しかし、ハイトーンカラーは違います。
ハイトーンカラーに染めると以下のようなメリットが生まれます。
- 透明感
- 原色のような発色
- ツヤ感
紹介した3つのうち1つでも気になったら、ハイトーンカラーに挑戦してみてはどうでしょうか?
少しだけが髪色を冒険したい人にとって、ハイトーンカラーはぴったりのカラーです。
ハイトーンカラーが似合う人とは
ハイトーンカラーは「おしゃれな人しかできない髪色じゃないの?」と思っていませんか?
実は違います。
そもそも、ハイトーンカラーは特定の髪色を指すものではありません。
ハイトーンカラーとは、アッシュやピンクのような髪色を、より原色に近く発色させた髪色です。
例えば、ピンク系ハイトーンカラーだと染める人は限られてきます。
しかし、ミルクティー系のハイトーンカラーなら意外と挑戦しやすいです。
「ハイトーンカラーは、おしゃれな人だけの髪色」と思っていた人は、気にする必要はありません。
担当の美容師さんと相談しながら、自分に似合うハイトーンカラーに染めていきましょう。
パーソナルカラーで選ぶハイトーンカラー
ハイトーンカラーに染めるのが心配な人は多いです。
そんな方はパーソナルカラーで髪色を選んでみてはどうでしょうか?
パーソナルカラーなら、感覚ではなく論理的に似合う髪色を教えてくれます。
パーソナルカラーとは
「パーソナルカラーって聞いたことあるけど、いまいちピンとこない」そんな人は多いはず。
そこでパーソナルカラーとは、どのようなものか説明をしていきます。
パーソナルカラーとは、人の肌や瞳など生まれつき持った色素を元に、自分自身に似合う色を決める方法です。
そのため、好み色やトレンドの色などは関係ありません。
あくまで自分自身に似合う色を指します。
パーソナルカラーの種類と特徴
パーソナルカラーは、大きく分けて以下の2種類です。
- イエベ(イエローベース):黄色のある肌色、温かみのあるイメージ
- ブルベ(ブルーベース):青みのある肌色、クールなイメージ
パーソナルカラーであるイエベとブルベは、さらに4種類に分けられます。
- イエベ春:明るく元気なイメージ
- ブルベ夏:高貴で上品なイメージ
- イエベ秋:大人っぽい落ち着いたイメージ
- ブルベ冬:クールでかっこいいイメージ
同じイエベやブルベでも、明度や彩度によって春夏秋冬に変わってきます。
まずはパーソナルカラー診断で自分自身が持っている色を知りましょう。
その情報を元にカラーを決めていきます。
パーソナルカラー別おすすめのハイトーンカラー
パーソナルカラーを知っておくと、カラーで迷うこともありません。
おすすめのハイトーンカラーを4つ紹介していきます。
パーソナルカラーのおすすめ:イエベ春
パーソナルカラーのイエベ春は、明るく元気なイメージです。
そんな方におすすめなのがミルクティーカラー!
肌の色に近いミルクティーカラーは、特に人気の高い髪色です。
王道とも言えるカラーなので、似合わせも簡単。
ハイトーンカラー初心者でも染めやすい色です。
パーソナルカラーのおすすめ:ブルベ夏
パーソナルカラーのブルベ夏は、上品で高貴なイメージです。
おすすめの髪色は、ブルー系のような寒色系になります。
髪の明るさも少し抑え気味が良いです。
髪色が明るくなると黄色っぽさが強く出てしまいます。
黄色を抑えつつ、ブルー系で染めましょう。
もちろん、明るめがダメというわけではありません。
明るめのブルベ夏にするなら、グレージュのような透明感のある髪色がおすすめです。
パーソナルカラーのおすすめ:イエベ秋
パーソナルカラーのイエベ秋は、大人っぽい落ち着いたイメージです。
ベージュやカーキのような、黄色のある髪色が合います。
ブルー系が似合うブルベ夏とは反対です。
パーソナルカラーのおすすめ:ブルベ冬
パーソナルカラーのブルベ冬は、クールビューティーなイメージです。
透明感のあるハイトーンカラーがおすすめ。
暗めの色よりも明るめの色と相性が良いです。
思い切ってブリーチをしてみてはどうでしょうか?
色味で選ぶハイトーンカラー
ここではおすすめのハイトーンカラーを6つ紹介していきます。
寒色系から暖色系まですべてを紹介するので、きっと希望の髪色が見つかるはず。
アッシュ系 ハイトーンカラー
アッシュ系は、ハイトーンカラーの中でも人気の色です。
王道のハイトーンカラーとも言えます。
アッシュ系の特徴は、何と言っても透明感!
透明感のあるおしゃれな髪色にするなら、アッシュ系はいちばんのおすすめです。
ブルー系 ハイトーンカラー
ブルー系は、絶大な人気を誇ります。
インスタで【#青髪】で検索してみてください。
大量の青髪カラーが出てきます。
青髪がおすすめな人は、ズバリ個性を表現したい人です。
おしゃれ好きな人は、ぜひチャレンジしてみてください。
ピンク系 ハイトーンカラー
ハイトーンカラーのピンクは、ビビットな発色がポイント。
女の子っぽい雰囲気を演出してくれます。
原色のようなピンクで染めると、ゴスロリ系ファッションにもぴったりです。
さらにピンクにブラウンを混ぜれば、普段使いのできる髪色にもなります。
原色として染めても良し!ブラウンと混ぜて自然なピンクにしても良し!
そんな髪色と言えます。
レッド系 ハイトーンカラー
レッド系と聞くと「派手髪になりすぎない?」と思われがちです。
しかし実際に染めてみると、深みある雰囲気に染まります。
少しだけパープルを混ぜれば、甘酸っぱいチェリーレッドに染まるのでおすすめです。
さらにレッド系は、カラーの中でもツヤ感が強い色です。
髪のパサつきが気になる人は、レッド系ハイトーンカラーを試してみてください。
オレンジ系 ハイトーンカラー
ハイトーンカラーのオレンジは、黄色味が強く発色します。
そのため、髪を明るく見せたい人にとって相性抜群です。
黄色味が強いと言っても、ブリーチ抜きっぱなしの色とは違います。
オレンジっぽさも発色するため、パサついた金髪にみたいにはなりません。
ホワイト系 ハイトーンカラー
ホワイト系カラーは、アッシュ系の上を行く透明感です。
かなり個性的な雰囲気に染まります。
ただし、注意しないと洋服と髪色が合わなくなる可能性があります。
ホワイト系カラーは、成人式のようなイベントの際に染めるのがおすすめ。
もちろん、通常使いでホワイト系カラーに染めるのもありです。
髪色がまったく変わるので、最初のうちは違和感を覚えるかもしれません。
それでも1週間もすると、次第に髪色が馴染んでいきます。
ブリーチあり・なしで選ぶハイトーンカラー
ハイトーンカラーは、ブリーチのあり・なしでまったく変わってきます。
特にブリーチなしだと、ハイトーンカラーに染まりづらいです。
ブリーチあり・なしのハイトーンカラーの染まり方の違いを説明します。
ブリーチありのハイトーンカラー
ブリーチありのハイトーンカラーは、【色味で選ぶハイトーンカラー】で紹介した髪色がすべて可能です。
1つ前の章に戻って、チェックしてみてください。
ホワイト系ハイトーンカラーのような色は、ブリーチ1回では難しいです。
2回以上のブリーチをイメージしてください。
ブリーチありのハイトーンカラーは、常にダメージ管理をしないといけません。
髪が傷んでいる方は、担当の美容師さんと相談しながら色を決めていきましょう。
ブリーチなしのハイトーンカラー
ブリーチなしのハイトーンカラーと聞いて、よく勘違いされる方がいます。
それは【ブリーチなし=黒髪から染めるカラー】と思うことです。
黒髪からだと、ほとんどのカラーが茶色系に染まります。
ここでは染める前の髪色が10レベルくらい抜けていることを前提で紹介します。
ブリーチなしのハイトーンカラーでおすすめなのがレッド系!
レッド系はカラーの中でも彩度が強いため発色が良いです。
ブリーチなしでも、レッド系カラーなら鮮やかに発色してくれます。
逆にアッシュ系のような寒色系は、ブリーチなしだと染まりません。
メンズに人気のハイトーンカラー
メンズは髪が短いため、ブリーチを使ったハイトーンカラーをしても、あまりダメージを気にする必要がありません。
なぜなら、カットをすることでブリーチ部分がなくなるからです。
メンズの方でハイトーンカラーをしたい人はチェックしてみてください。
ホワイト(シルバー)系 ハイトーンカラー
メンズにホワイト(シルバー)系ハイトーンカラーは非常に人気です。
やっぱり、誰しも1度は染めてみたい色ではないでしょうか?
ホワイト(シルバー)系ハイトーンカラーは、ブリーチが2回以上は必要になってくるので大変です。
しかし、その大変さに見合った透明感のある色に染まってくれます。
ベージュ(ミルクティー)系 ハイトーンカラー
ブリーチ初心者にとって、ハイトーンカラーは不安も多いです。
そんな人にオススメなのがベージュ(ミルクティー)系ハイトーンカラー。
ベージュ(ミルクティー)系ハイトーンカラーは、似合わせがとにかく楽です。
初めてのハイトーンカラーで「どの色に染めたらいいかわからない!」人におすすめです。
まず、失敗はありません。
ピンク系 ハイトーンカラー
ちょっと髪色で攻めたい人は、ピンク系ハイトーンカラーに染めてみてはどうでしょうか?
ピンク系ハイトーンカラーは、芸能人やYouTubeにも人気の色!
ブリーチが必須のカラーなため、色落ちしたら金髪に戻ります。
ピンク系ハイトーンカラーに染めたからといって、ずっと髪色がピンク系ではないので安心してください。
自宅でも可能!セルフでのハイトーンカラーのやり方
読者の中には「ハイトーンカラーしたけど、美容室に行けない」人もいるはず。
そこで自宅でも可能なセルフのハイトーンカラーのやり方を紹介します。
ちなみにセルフのハイトーンカラーは、可能ではありますが簡単ではありません。
基本的には、美容室で染めるのがいちばんです。
セルフのハイトーンカラーは、失敗の可能性があることも視野に入れて試してみてください。
ただし、これから紹介するり方で染めると失敗の可能性もぐんっと低くなります。
市販のブリーチ剤の選び方
ハイトーンカラーをする上でブリーチは必須です。
さらに明るめに抜けていないと、キレイなハイトーンカラーに染まりません。
ブリーチには以下の2つのタイプがあります。
・クリームタイプ
・パウダータイプ
セルフのハイトーンカラーをするなら、パウダータイプのブリーチを選びましょう。
なぜなら、クリームタイプと比較してパウダータイプはブリーチ力が強いからです。
もしクリームしかない場合は、2回ブリーチするのも考えた方がいいかもしれません。
それくらいハイトーンカラーは、ブリーチが重要です。
1回のブリーチでハイトーンカラーにするなら、レッドやオレンジのような暖色系にしましょう。
暖色系は寒色系よりも染まりやすいです。
そのため、失敗の可能性も低くなります。
ブリーチの手順
セルフブリーチするなら、髪は濡らした状態がおすすめです。
髪が乾いていると、ブリーチの塗布時間が遅くなる場合があります。
髪が濡れていた方がブリーチの伸びもよく、素早く塗れます。
必ず髪を濡らしてからブリーチをするようにしましょう。
-
ブリーチの手順
- セルフブリーチを手にとって直接揉み込む
- 時間がかかっていいのでムラのないように揉み込む
- ラップを2重に巻いて、その上からタオルターバンをする
- ブリーチは20~30分放置(滲みたら即シャンプー)
- キレイにシャンプーで洗い流す
基本的に上記の手順でOKです。
髪がミディアム以上の方は、市販のブリーチ1つでは足りません。
2つ以上は購入しておいた方が良いです。
ロングの方だと、3~4つは必要になってきます。
カラーの手順
ブリーチが終わったら、カラーを塗っていきます。
セルフでハイトーンカラーをする際に守ってほしい3つがこちら。
- カラーバターを使う
- ブルー、シルバー、ホワイトはやらない
- 周囲が汚れやすいのでお風呂場で染める
ブリーチ後に使うカラーは、カラーバターを使ってください。
なぜなら発色がよく、キレイに染まるからです。
ただし、キレイに染めるカラーバターの中でも使ってほしくない色があります。
それが先ほど紹介した【ブルー・シルバー・ホワイト】です。
この3つは、ブリーチがキレイに抜けていないと非常に染まりづらいです。
特にブルーは、失敗するとグリーンに染まってしまいます。
ブルーを使ってグリーンに染まるのは、セルフカラー失敗あるあるです。
他にも、シルバーとホワイトも発色させるのが難しい髪色です。
また、カラーバターは皮膚や壁につくと色が取れづらいというデメリットがあります。
そのため、どこかについてもすぐにお湯で流せるお風呂場のような場所で行うのがおすすめです。
気になるハイトーンカラーの色落ちを抑える方法
ブリーチを使ったハイトーンカラーは、どうしても色落ちをしてしまいます。
色落ち対策をしっかりとしていきましょう。
色落ちに対処したシャンプーを使う
ハイトーンカラーの色落ち対策で最もポピュラーなのがカラーシャンプーです。
カラーシャンプーとは、色素を補う効果のあるシャンプーを指します。
普通のシャンプーと同じ感覚で使うだけでOKです。
カラーシャンプーには、ピンクやアッシュなどさまざまな色があります。
染めたハイトーンカラーと同じカラーシャンプーを使いましょう。
カラーシャンプーはカラー剤ではないので、使用を止めたら色落ちしていきます。
次回で染めるカラーにも影響がないので、非常におすすめな色落ち対策です。
美容室でトリートメントする
トリートメントは、色落ちを防ぐ効果があります。
特に、染めた日にトリートメントをすると効果がいちばん高いです。
トリートメントをすると髪自体がキレイに見えます。
髪がキレイに見えると、カラーの発色がいっそう良くなります。
色落ち対策とは少し違いますが、カラーをキレイに見せられるトリートメントは必須です。
最初は濃いめに色を入れる
ブリーチを使ったハイトーンカラーは、シャンプーをする度に色落ちしていきます。
最初の段階で濃いめに染めることで、色落ちを遅らせる効果が見込めます。
担当する美容師さんと髪色の相談をしながら決めていきましょう。
ハイトーンカラーのよくある疑問
ハイトーンカラーはブリーチを使うので、他のメニューの制限も増えます。
お客様からよくもらうハイトーンカラーの質問に回答します。
ハイトーンカラーでパーマはできる?
ブリーチを使うので、パーマは難しくなってきます。
もちろん、パーマが絶対にできないわけではありません。
強いて言うなら、「パーマはできるけど、イメージどおりのパーマはかかりづらいよ」みたいな感じです。
よくある失敗が、美容師さんはスタイリングができるけど、お客様はできないことです。
パーマはお客様自身がスタイリングをしなければいけません。
そのため、美容室でした髪型と比較して再現性が低くなります。
特にブリーチを使うハイトーンカラーにパーマをかけると、スタイリングが難しいです。
お客様自身が「スタイリングが難しい」ことをわかった前提であれば、ハイトーンカラーにパーマをしても問題ありません。
しかし、「スタイリングが苦手」みたいなお客様だったら止めた方がいいです。
パーマ同様に、縮毛矯正もおすすめしません。
ハイトーンカラーを維持するブリーチの頻度は?
ハイトーンカラーのブリーチ頻度は重要!
短すぎても長すぎてもダメです。
ハイトーンカラーを維持するための理想のブリーチ頻度は2ヵ月に1回です。
根元が伸びすぎてプリンが酷い方をたまに見かけます。
このような状態だと、ハイトーンカラーが失敗してしまう可能性が大です。
逆にブリーチ頻度が短いと、リタッチ部分が塗りづらくなります。
ハイトーンカラーをするなら、2ヵ月に1回のブリーチを守るようにしましょう。
ハイトーンカラーはブリーチ必須!色落ち対策と合わせて染めよう!
今回のテーマ【ハイトーンカラーの種類&おすすめスタイル11選!セルフでのやり方も解説】についてまとめていきます。
・ハイトーンカラーはブリーチが必須
・ハイトーンカラーの頻度は2ヵ月に1回
・ブリーチを使うハイトーンカラーは色落ち対策が必須
・セルフでハイトーンカラーをするならカラーバターを使う
・ブルー・シルバー・ホワイトはセルフのハイトーンカラーだと失敗しやすい
・ハイトーンカラー中にパーマや縮毛矯正はおすすめしない
透明感があり発色が良いハイトーンカラーはブリーチが必須です。
ブリーチを使うと他のメニューの制限が出てきます。
それでも1度は染めてもらいたいのがハイトーンカラー。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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