「肌の若々しさを取り戻したい!」と思った時に、取り入れたいケアといえば顔のマッサージではないでしょうか。
エステに行けば本格的にフェイシャルエステとして施術してもらえますね。ですが、自宅などでセルフマッサージを行う場合、間違ったやり方が顔のたるみやシミの原因になってしまうことがあります。
ここでは、正しい顔マッサージのやり方と、それに適した商材をご紹介します。
顔のマッサージはよくないといわれる理由
間違った方法で行う顔のマッサージは、肌の悩みを増やしてしまう原因になることがあります。場合によっては、以下に挙げるようなリスクにつながることもあるでしょう。
逆を言えば、正しい知識を持ち合わせた上で行えば、マッサージの効果は十分に得られるはずです。
たるみが悪化するリスクがある
肌は複数の組織で構成されていますが、その大部分を占めているのが真皮層です。肌のたるみは、この真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが破壊されることで起こります。
そのため、肌に必要以上に圧力をかけたり引き上げたりするセルフマッサージは、真皮層にダメージを与えてしまうケースもあるのです。
つまり、たるみを緩和するつもりが、逆にたるみを悪化させる原因になりかねない、ということです。
将来シミが発生するリスクがある
シミが発生する主な要因を「紫外線」と認識している方は多いでしょう。
ですが、その他にも原因があります。それは、外部からの刺激です。例えば、皮膚をこする、引っかくといった行為です。
マッサージに至っては、力加減がわからずにこすってしまう方もいるため、シミなどの原因になるメラニンを知らず知らずのうちに活性化させていることになります。
その結果、将来的にニキビ跡がシミ化したり、肝斑ができやすくなったりと、メラニンにまつわるトラブルが発生しやすくなるでしょう。
皮膚が乾燥するリスクがある
マッサージをする時に肌に摩擦をかけてしまうと、角質層が剥がれやすくなります。
生まれ変わろうとする細胞は未熟で、水分が十分に保持されていません。そのため、バリア機能を持つ角質が欠落すると乾燥を引き起こしやすくなります。
また、もろくて未熟な細胞は外部刺激に対して弱いということも、肌に負担をかけてしまう原因になるでしょう。
特にアトピー性皮膚炎や乾燥肌、アレルギーなどの症状がある方はリスクが高くなります。
顔のマッサージをするときの注意点
顔のマッサージをする時は、次のように、いくつかの注意点があります。
これらを意識しながら、正しいマッサージ法をマスターしていきましょう。
強い力で行わない
強い力でマッサージを行うと、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを自ら変性させてしまうことになります。
また強い力は、角層を傷つけるなど、肌の表面に対してもあまり好ましくありません。
心地よいと思う程度の力で、優しく行いましょう。
こすらない
摩擦は肌に炎症を引き起こしたり、シミなどの原因となるメラニンを活性化させたりしてしまいます。
そのため、こすらずに撫でるような優しい力でマッサージすることが大切です。
特に目の周りなどの皮膚の薄い部分は、十分に力を加減してください。肌が弱い方では、痛みや、赤みが出てしまうことがあります。
毎日行わない
必要以上にマッサージをすることは、肌に負担をかけてしまいます。週に2回程度を目安に行うといいでしょう。
他にも、肌に疲れが出ている、乾燥が気になるなど、いつもよりも肌状態が悪いと感じる時に限定的に行うのもおすすめです。
また使用するマッサージ商品によっては、毎日行うことを推奨しているケースもあります。この場合、用量や用法は商品の指示に従いましょう。
クレンジング時のマッサージはNG
クレンジング剤を肌に馴染ませて、クルクルとメイクを落とすのがクレンジングの役目です。
確かに、マッサージの過程と似ているので、「できればマッサージも兼ねてやってしまいたい」「マッサージとクレンジングが一緒にできれば、一石二鳥!」などと思っている方も少なくはないでしょう。
ですが、クレンジングで浮かせた汚れはなるべくすぐに落としてしまわなければ肌の汚れの原因になります。しかも、クレンジングでマッサージをすると、毛穴などに汚れを押し込むことになりかねません。
クレンジングとマッサージは別々に行うようにしましょう。
ジェル、クリーム、オイルはたっぷり使う
ジェル、クリーム、オイルは、つけすぎない程度にたっぷりと使用してマッサージを行うのがポイントです。
これらのアイテムは、過剰な肌への摩擦を軽減し、指の動きをスムーズにしてくれます。
マッサージ専用のジェルやクリーム、オイルであれば、指圧効果を高め、保湿力も得られるでしょう。
特に、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されたマッサージ剤は、肌への負担がかかりにくいと言えます。
エステラボ マッサージクリーム
肌に負担をかけずにマッサージするなら、クリームタイプのマッサージがおすすめです。
このクリームは、肌への負担を和らげるだけでなく、肌に必要な栄養を補いながらマッサージができます。
コラーゲンやエラスチンなどを生成する線維芽細胞という根本的な部分に栄養を与えるため、肌の弾力強化にはぴったりでしょう。
植物系の成分配合で、肌に優しく働きかけます。
メーカー | エステラボ |
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ブランド | エステラボ |
容 量 | 270g |
成 分 | 水、ミネラルオイル、グリセリン、オリーブ油、BG、ステアリン酸グリセリル(SE)、ステアリン酸、ポリソルベート 60、パルミトイルペンタペプチド-4、リン酸アスコルビル Mg、グリチルリチン酸 2K、カッコンエキス、クロレラエキス、アロエベラ葉エキス、ラベンダー油、ジメチコン、水添ポリイソブテン、ラウレス-7、ポリアクリルアミド、カプリリルグリコール |
形 状 | クリーム |
香 り | ラベンダー | 価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00083086 |
顔のマッサージの正しいやり方
顔の部位によって肌の悩みに違いがあります。
皮膚の薄さなども部位によって異なるため、それぞれに見合う力加減や指圧方法を習得しましょう。
目元のたるみに効果が期待できるマッサージ
加齢などにより目元のたるみが出やすくなると、顔全体が疲れた印象を与えます。
また目の周りは顔の中で最も皮膚が薄い部分なので、眼精疲労などによりクマなどのトラブルが特に目立ちやすくなります。
そんな時は、次の手順でマッサージをしてみましょう。
- 両耳のすぐ前の皮膚を、円を描くようなイメージでマッサージします。
- 親指除く4本の指で、両耳のすぐ下から鎖骨に向かって老廃物をリンパに流すイメージで、ゆっくり撫でるように下ろしていきます。
- 目の周りにあるツボを優しく指圧します。
※目元は皮膚が薄く刺激を受けやすいため、過度なマッサージは避けてください。 - 最後に、リンパを顔の中心(鼻の両脇)から両耳付近に流すようにマッサージします。
また、以下のような眼輪筋の体操を日常に取り入れることで、よりマッサージの効果が出やすくなるでしょう。
合わせて行いたい眼輪筋の体操
マッサージのほかに、ぜひやっていただきたいのが、こわばった眼輪筋を整える体操です。
- 5〜10秒間目をしっかりつぶります。
- その後、目を大きく開けます
- 5〜10秒間目を開けた状態を維持します
- この過程を5セットほど繰り返します
エラ、二重アゴのむくみに効果が期待できるマッサージ
年齢を重ねると、エラや二重顎が目立ちやすく、むくみを伴う場合もあります。
その原因として、元々の骨格や顔の形などが挙げられます。他にも顔の筋肉が硬くなることに加え、老廃物が蓄積しやすくなるのもその理由です。
特にエラのむくみは、歯ぎしりや食いしばりなど、日頃の習慣によるものが大きいでしょう。このようなむくみ対策には、以下のマッサージをおすすめします。
- まず、咬筋位置を確認します。咬筋は、耳の下付近のふくらんだ部分です。
- この咬筋があるあたりを目安に、指3本を軽くあてて円を描くようにクルクルとマッサージします。
- ①〜②の手順をコリが軽くなるまで1分ほど続けます。
生活習慣改善も並行しよう
むくみ解消には、凝り固まった咬筋をマッサージでほぐすほか、生活習慣の立て直しも大切です。
次のような点に気をつけましょう。
- 塩分を摂りすぎない
- 食いしばりの癖を見直す
- 体を冷やさない
- 寝る前に水分を取りすぎない
顔のリフトアップに効果が期待できるマッサージ
顔全体のたるみは、代表的な肌の老化のひとつです。
また加齢や紫外線の影響で、顔の弾力が低下することも原因になります。
顔のたるみは、見る人によっては顔の劣化として認識されてしまうこともあります。
適度にマッサージをして、リフトアップにつなげていきましょう。
- 肌の乾燥具合に合わせて、適量のジェル、クリーム、オイルを顔全体になじませ、肌に摩擦がかからないようにします。
- 顎から耳下付近まで手のひらでプレスするように押し上げていきます。
- ②の状態から首を通り、鎖骨の下付近までリンパを流すように下ろします。
- 手のひらを使って、顔全体の皮膚を頭の方に向かって持ち上げるようにします。
- 目の周りの筋肉や骨の部分を、指の腹で優しくマッサージします。
肌が乾燥しているようであれば、指の腹に少量のオイルなどを馴染ませて滑りやすくしてください。 - 最後に、手のひらを額にしっかりフィットさせて、眉付近の小じわを引き伸ばすように生え際まで持っていきます。
- ②から⑥までのステップを、3セットを目標に実践します。
リフトアップマッサージは、リラックス効果が得られるお風呂上がりや、寝る前などのタイミングで行うといいでしょう。
顔のマッサージの効果をより引き出すには
顔のマッサージは、正しいやり方さえマスターしてしまえば、肌の柔軟性や血流アップにも繋がります。
マッサージ効果をより引き出すために、以下の方法を併用しましょう。
マッサージ前に血行をよくしておく
マッサージ前に血行を良くしておくと効果が高まります。
その方法としては、次のように肩や首、鎖骨、脇の下などを中心に、リンパ管を刺激していきます。
- 肩や首に圧をかける時は、優しく上から下に撫で下ろすようにする
- 鎖骨部分は、中央部から左右に広げるように圧をかける
- 腕の力を抜いて両脇下を軽く揉む
このように、顔周りのリンパの流れを良くしておくことで、フェイスマッサージの効果アップが期待できます。
マッサージ後のケアも大切
マッサージ後は、血行や代謝がアップしている状態なので、スキンケアの浸透が良くなります。そのため、施術後はなるべく早めに肌を整えるようにしましょう。
使用するスキンケアは、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されているものがおすすめです。
また、マッサージ後に200ml程度の水分を摂取することで体内循環が良くなり、リンパ管を介して老廃物が流れやすくなります。
この時、体を冷やさない程度の常温の飲料を摂るのがポイントです。
ジュポン モイスト
ビタミンB6や植物性エキス配合の保湿性ローションで、極度の乾燥肌の方にもぴったりです。
マッサージの最中は、力加減によって角質が剥がれやすくなることも。すると、角質の水分が低下しやすくなってしまいます。
ぜひこのローションで肌を潤してあげてください。また、マッサージ後のケアを十分に行うことも忘れずに。
メーカー | ジュポン化粧品 |
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ブランド | ジュポン |
容 量 | 100ml |
成 分 | 水、エタノール、BG、グリセリン、PEG-60水添ヒマシ油、ピリドキシンHCl、PEG-75、アルニカエキス、オトギリソウエキス、セイヨウキズタエキス、ブドウ葉エキス、マロニエエキス、ハマメリスエキス、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、香料 | 価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00015294 |
リビウス 乳液
肌の潤いケアは、化粧水だけでなく乳液も使用することが大切です。
ですが、乳液のテクスチャが苦手という方や、秋冬の乾燥の気になる時だけ限定的に使用をしている方も少なくありません。
この乳液は、さらりとしたテクスチャが特徴です。べたつきやすい夏場でも、心地よく使用できます。
今まで乳液をあまり使用していなかった方は、ぜひ、この機会に試してみてはいかがでしょうか。水分保持力がぐんとアップしますよ。
メーカー | リビウス |
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ブランド | リビウス |
容 量 | 120ml |
成 分 | 乳酸桿菌/ 加水分解コラーゲン発酵液エキス、BG、グリセリン、ミネラルオイル、ダマスクバラ花水、PEG-60水添ヒマシ油、ポリアクリルアミド、水添ポリイソブテン、ラウレス-7、ベンゼトニウムクロリド、オトギリソウ花/ 葉/ 茎エキス、カミツレ花エキス、フユボダイジュ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、カプリル酸グリセリル、ウンデシレン酸グリセリル、リシノレイン酸グリセリル、水、EDTA-2Na | 価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00119761 |
正しいセルフマッサージでいつまでも美しく健康な肌へ
今回は、セルフマッサージを行う上で気をつけなければならない点や、各部位のマッサージのポイントをご紹介しました。
「マッサージが肌に良くない」と言われてしまう原因は、間違った自己流のマッサージをしてしまっている人が多いためです。
やり方を修正し、正しいセルフマッサージを継続することで、肌悩み緩和の糸口が見えてくるのではないでしょうか。
さらに、自分の肌や生活スタイルに合ったマッサージ商品をセレクトすれば、もっと楽しいマッサージライフが送れるはずですよ。
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