理想的なまつげを仕上げるためには、まつげ美容液は必須アイテムといっても過言ではないでしょう。マツエクをしている状態のまつげでも美容液を上手に活用することでより美しいまつげへと仕上げてくれます。今回はアイリストにおすすめのプロ用まつげ美容液の種類や選び方、実際に販売されている商品を詳しく紹介していきます。
Last Updated:2021/4/14
プロのためのまつげ美容液。どう選ぶ?
「まつげが細くなってきた」「まつげがよく抜けてしまう」「まつげにハリやコシがない」などお客様から相談されることもあるのではないでしょうか。
そんなまつげのトラブルを解消するためには、優れた性能のまつげ美容液を使用するのが一番です。とはいえ、今は国内で造られたもの、海外で造られたものなど各メーカーからたくさんの種類が販売されていてどれを選んでいいのか迷ってしまうかもしれません。
そこで今回は、プロ向けのまつげ美容液の中からどこに着目して選べばいいのかなどを詳しくお話ししていこうと思います。
「何に強みがあるのか」成分で選ぶ
まつげ美容液を選ぶ前に、まずは、まつげに対する悩みを明確化していくことが大切です。
例えば、まつげが弱くなっている場合はまつげに栄養を与えるタイプの美容液を使うのがおすすめです。まつげのハリやコシ不足に悩んでいるのに、違うサポート効果のある美容液を選んでいたら、望んでいる効果を得ることも難しいかもしれません。
このように、まつげ美容液は悩みや目的ごとに大きく4つのタイプの区分して販売されています。
4つの区分とは、
- まつげにハリやコシを与える成分
- 保湿作用のある成分
- 血行促進をさせる成分
- 発毛をサポートすることのできる成分
の種類に分かれます。
こうした目的に合わせて使い分けると、よりまつげ美容液の性能を実感できるかもしれません。
筆先のタイプで選ぶ
まつげ美容液の毛先は、
- マスカラタイプ
- 筆ペンタイプ
- チップタイプ
と大きく3つに分かれています。
マスカラタイプ
よく見るのがマスカラタイプではないでしょうか。マスカラタイプはサッと塗れるので、まつげ美容液初心者にも扱いやすい形状です。ただ、まつげの根元まではなかなか形状の都合上、成分が行き渡りにくいので、これから生えてくるまつげにはアプローチが不十分かもしれません。
筆ペンタイプ
筆ペンタイプは、まつげの生え際までくまなく塗ることができるので便利です。しかし、量を上手に調節する必要があり、多過ぎてしまうと液だれを起したりするリスクもあります。
美容液を扱うのに慣れてからのほうが向いているともいえます。
チップタイプ
最後にチップタイプですが、アイカラーに付属しているような形状のチップで美容液をまつげへと塗布していきます。
チップタイプは、マスカラタイプや筆ペンタイプがうまく扱えなかったという方におすすめです。少量を幅広い面積で塗っていくことができるので、失敗なくまつげ全体へと塗っていくことができます。
添加物の有無で選ぶ
プロ向けのまつげ美容液ということで、配合されている成分にもこだわっていきましょう。
まつげ美容液の中には無添加のものもあります。無添加のものであれば、妊娠中や授乳中の方でも安心して使うことができるので、ニーズも高くなっています。
副作用を起こすことがあると言われているビマトプロスト、プロスタグランジンなどを配合していない低刺激のものから、防腐剤や殺菌剤なども一切使用していない完全無添加のものもあるので、誰にでも使える安心なまつげ美容液を探している場合は、成分表をよく見て選んでください。
使用期間で選ぶ
まつげ美容液はどのくらい使用していくかで選ぶこともできます。短期間で使い切るタイプのものを選んで、ダメージ修復を集中的にまつげに行うものもあります。
また、育毛をサポートするようなタイプは長期間にわたってじっくりとまつげを育てていく形になります。こちらも目的に合わせて使い分けるようにしていくといいでしょう。
イメージ的には、短期間か長期間かで選ぶというよりは、まつげに対する悩みによってどちらのタイプのものを使用するかといった感じとなります。
マツエクにも使用可能かどうかで選ぶ
「マツエク中に美容液は不要なのでは?」と感じるかもしれませんが、自まつげに負担のかかるマツエク中だからこそ使用していくことをおすすめします。
ただし、美容液の成分によってはマツエクのグルー部分がはがれやすいものもあります。どれを選んでいいか迷った場合は、マツエク専用の美容液を選ぶのが間違いがないといえます。
マツエクの他にもまつげパーマをしているときにも使用できるものなど色々あるので、パッケージや販売サイトの説明文をよく読んで目的のものであるかどうかを確認してから購入するようにしていきましょう。
プロ用まつげ美容液おすすめ4選
まつげ美容液の種類や選び方をお伝えしてきましたが、ここからは実際に販売されているまつげ美容液の中からプロ向けの商品を厳選して4つ紹介していきます。
こちらは話題のエイジングケア成分である「ヒト幹細胞エキス」を0.5%も配合したまつ毛美容液です。チップタイプの美容液で、塗りにくい部分や短いまつげにも塗りやすくなっています。
気になる「ヒト幹細胞エキス」とは、最新のテクノロジーから生まれた再生医療の現場でも使われている成分です。細胞レベルで再生力にアプローチすることができるので、ターンオーバーを促すことも期待できます。
メーカー | レイナカンパニー |
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サイズ | 4.8ml |
定 価 | |
商品番号 | 118632 |
こちらはサロン専売品のまつげの育毛や発毛をサポートしてくれる美容液です。マツエクをしている方にもお使い頂けます。筆ペンタイプになっています。
弱くなってしまったまつげだけでなく、生えてこなくなってしまったまつげに対してもアプローチしてくれるのが嬉しいポイントです。3種のグロースファクターと4つのまつげケア成分が配合されているので、まつげの悩みをトータルケアで叶えてくれますよ。
こちらの商品はまつげだけでなく眉毛にも対応しているので、使用用途の幅も広がります。
メーカー | AIJ |
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ブランド | リルジュ |
サイズ | 2ml、4ml |
定 価 | |
商品番号 | 116957 |
持ちやすくて握りやすい筆ペンタイプのまつげ美容液です。KGFという「ヒトオリゴペプチド-5」と、IGFという「ヒトオリゴペプチド-31」とトレハロースを配合しているので、切れやすいまつげや、傷んでいるまつげを元気にさせてくれることが期待できます。
ノンパラベン・無香料・無着色と肌に優しく作られているので、敏感肌の方でも安心して使えますよ。
サイズ | 2.7ml |
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定 価 | |
商品番号 | 66911 |
まつげの成長をサポートする「ヒト幹細胞培養液エキス」が高配合されています。シリコンフリー、着色料フリー、紫外線防止剤フリー、合成界面活性剤フリー、パラベンフリーと低刺激にこだわって作られているので、目にも肌にも優しいです。筆ペンタイプとなっているので、くまなくしっかりと塗ることができますよ。
使い続けていくことで、コシのあるしっかりとしたまつげを育てます。まつげだけでなく目元までケアできるので、目元全体を保湿して滑らかに整えることができます。
サイズ | 3ml |
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定 価 | |
商品番号 | 109984 |
すっぴんでも目ヂカラのある目元作り
まつげがバッチリしていると、目元の印象を大きく変えます。マスカラを塗っていなくても自まつげのボリュームが上がれば存在感も出てきますし、マツエクをしていたとしても、その上からまつげ美容液を使用することで、長さのある豊かなまつげを実現してくれます。
まつげ美容液はエイジングケア成分が含まれているものや、育毛をサポートするものなど様々な使用用途別に販売されているので、上手に活用してすっぴんでも目ヂカラのある理想の目元作りを目指していきましょう。