女性のもみあげはどこまで処理する? ないほうがいい? 失敗しない自己処理方法

美容室でカットする際に、もみあげを意識した経験はありますか?
ロングヘアだと気になりづらいですが、ショートヘアの場合はもみあげは重要です。
そこで今回は、【女性のもみあげはどこまで処理する? ないほうがいい? 失敗しない自己処理方法】というテーマでシェア!
福岡でフリーランス美容師をしている宇井がお送りします。

そもそも、もみあげってどこからどこまで?


もみあげは、耳の手前部分に生えている髪を指します。

人によってもみあげには個人差があり、濃い人や産毛のように薄い人などさまざまです。
さらに形や長さも違うため、もみあげは女性の顔の印象を左右する上で重要なパーツと言えます。

ないほうがいい? 女性がもみあげを気にする理由

男性の場合は、もみあげを気にしない人がほとんどです。
しかし、女性にとってもみあげは非常に気になるパーツ。

例えば「もみあげが濃い」という理由だけで、コンプレックスに感じる女性もいます。
なぜなら、女性は脱毛を日常的にしている人が多く、ムダ毛に対して男性よりも意識が高い傾向にあるからです。

さらにもみあげの有無次第では、顔の大きさが違って見えることもあります。

もみあげが濃いと毛深い印象

みんなに当てはまるわけではないですが、もみあげが濃いとボーイッシュに見えやすいです。
特にもみあげが見えるヘアスタイルはショートヘアが多いため、余計にそう感じるのかもしれません。

また「もみあげが濃い」というだけで、「体毛も濃そう」と思われる可能性もあります。
人の価値観はそれぞれですが、毛深いと思われたくない方は処理をするのがおすすめです。

もみあげの処理でフェイスラインがきれいに見える

もみあげを処理すると、無駄な産毛がなくなります。
無駄な産毛がなくなるとフェイスラインがキレイに見えます。

さらに髪を結んだ際にもみあげを処理していると、輪郭もスッキリ見えるようになります。

女性のもみあげの理想的な形と長さ


もみあげを処理する場合は、理想の黄金バランスを意識しましょう。

その黄金バランスの形とは、逆三角形のもみあげです。
逆三角形の先を少し丸めると、より素敵なもみあげになります。

また、ショートヘアとミディアム・ロングヘアとでは形が若干変わってくるので注意!
その形の部分も含めて以下で解説します。

ショートヘアの女性の場合

ショートヘアの方は、もみあげの長さを耳の中央に設定するのが重要!

もみあげが耳の中央よりも長すぎると、少し個性的に見えてしまいます。

ショートヘアにする女性であれば、もみあげを処理するのは必須です。
それほどショートヘアの場合は、もみあげを処理するとしないとでは見え方がまったく違ってきます。

ミディアム・ロングヘアの女性の場合

髪が長いとはいえ、ミディアム・ロングヘアの方ももみあげの処理はして欲しいです。

もみあげの長さは耳たぶの先端に合わせてください。
ショートヘアよりも、もみあげは長くなります。

もみあげの処理方法3種類

もみあげを処理するといっても、その方法はさまざまです。
ここでは、主なもみあげの処理方法を3つ紹介します。

美容院で処理してもらう

もっとも確実な方法は、美容院でのもみあげ処理です。
ヘアカットをする流れでもみあげも処理できるため、美容師さんに頼みやすいはず。

もし美容院でもみあげ処理するなら、事前に伝えておいてください。

カットに入ってから伝えると、ヘアスタイルによっては処理が難しくなる可能性もあります。
また先に伝えておかないと、美容師さんよっては勝手にもみあげを処理してしまうことも…

もみあげを美容院で処理してもらうなら、事前に伝えることを忘れないようにしましょう。

脱毛サロンで脱毛する

脱毛サロンは、キレイにもみあげ処理をしてくれるだけではありません。
毛根からしっかり処理してくれるため、将来的に自己処理をする手間が減ります。

「もみあげが伸びてくる度に処理するのが面倒くさい」

このように思う女性にはぴったり。
しかし、脱毛サロンにもデメリットがあります。

それは金額の高さです。

脱毛となると数万円以上かかるのが普通です。
まずは美容院や自分でもみあげを処理して、本当に必要だと感じたら脱毛サロンを検討するのがいいでしょう。

自己処理する

「髪が伸びていないから美容室に行く予定がない」
「今すぐにでも、もみあげ処理をしたい」

こんな方は、自分でもみあげを処理をしてみてはどうでしょうか?
最初は難しいかもしれませんが、何度かもみあげ処理をするうちに慣れてくるので安心してください。
女性がもみあげを自己処理する方法については、次の章で解説します。

女性のもみあげの自己処理方法


もみあげの自己処理が難しいのは最初だけです。
2~3回すると慣れてきます。

まず、しなくてはいけないことは、道具を揃えることです。
道具が揃ってからもみあげの自己処理をしないと、失敗をする可能性があります。

(1) シェーバーやカミソリなど道具を用意する

もみあげを自己処理するために必要なものは以下の5つです。

  • 電気シェーバー
  • アイブロウペンシル
  • コーム
  • 眉ハサミ
  • ヘアピン・ヘアバンド(髪を留めるもの)

電気シェーバーがなかったら、カミソリなどでも代用できます。
しかしカミソリだと肌が傷つきやすいため、電気シェーバーがおすすめです。

(2) もみあげを残して髪をまとめる

もみあげの自己処理をする前に、ヘアバンドやヘアピンを使って髪をしっかりまとめてください。
自己処理中に髪が垂れてくると、非常にやりづらくなるからです。

特に女性の場合は、髪の長さがあるため垂れてきやすいです。
作業がしやすいように、髪を留めておきましょう。

(3) アイブロウペンシルで理想のもみあげの形を描く

もみあげの形は、ショートヘアとミディアム・ロングヘアでは変わってきます。
記事中に紹介した【理想のもみあげの形】を参考にすればOKです。

(4) 下書きにそってカットする

眉カットハサミで余分なもみあげをカットしていきましょう。

最初はきちんと下書きどおりにしなくても問題ありません。

アイブロウペンシルで描いた形は、あくまで目安としてください。
なぜなら、下書きどおりに処理をしようとすると、必要な部分まで剃ってしまう可能性があるからです。

(5) 余分な毛を処理する

電気シェーバーでもみあげ周辺の産毛を剃ってください。
もみあげをある程度カットしているため、剃りやすいはずです。

このとき、もみあげの長さが気になる部分があればカットして構いません。

(6) カットした毛を払い保湿して完了

濡れたタオルで顔についている髪を取りましょう。

電気シェーバーなどを使っているため、肌に若干の負担がかかっています。
処理した後の肌の保湿を忘れないようにしてください。

失敗しないための整え方のポイント

もみあげを女性が処理する上で重要なのは【ナチュラル感】です。
いかにも「もみあげを処理しました」みたいにならないようにしてください。

これから失敗しないためのポイントをお伝えします。

左右の長さを整える

当たり前ですが、もみあげが左右均等になるようにしてください。

もみあげの長さの基準をしっかり決めてから処理をすれば簡単です。
アイブロウペンシルで目印を描くようにしましょう。

一度で一気に切らない

もみあげ処理は、少しずつカットするのが基本です。
長い分は修正可能ですが、短く切りすぎると取り返しがつきません。

アイブロウペンシルで描く理想のもみあげに、少しゆとりを持たせて切ると切りすぎを防げます。

生え際の産毛と同じくらいの濃さがベスト

もみあげの濃さを合わせると、キレイに仕上がります。

しかし、濃さを均一にするのは難しいです。
電気シェーバーで少しずつ濃さを合わせていきましょう。

幅を狭くしすぎない

もみあげの幅が狭すぎると、メンズっぽい仕上がりになってしまいます。
さらに【整えた感】が出すぎて自然な感じになりません。

もみあげを処理する場合は、ナチュラルさが重要です。

もみあげを女性が整えるならナチュラルっぽさを追求する


今回のテーマ【女性のもみあげはどこまで処理する?ないほうがいい?失敗しない自己処理方法】についてまとめていきます。

・ショートヘアはもみあげまで気を配る
・もみあげはナチュラルさが最重要
・もみあげはレングス別で長さを変える
・脱毛サロンは少し高い代わりに自己処理が必要なくなる
・もみあげを自己処理するなら少しずつカットする

今まで一度ももみあげ処理をした経験がない方は、この記事で紹介したとおりにやってみてください。
もみあげを女性が処理する上での失敗の可能性がぐんっと減ります。

今回の内容が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

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宇井一八フリーランスヘアスタイリスト兼ウェブライター

投稿者の過去記事

福岡理容美容高等専門学校を卒業。2店舗のサロンを経て2017年にフリーランスのヘアスタイリストとして活動をスタート。カラー比率は、80%以上でブリーチを使ったカラーや明るい白髪染めなど、あらゆるヘアカラーが得意分野。
現在は、ヘアスタイリストとして活動の傍らウェブライター業や百貨店とUUU計画(ユーケイカク)という名前でアートイベントの主催を運営中。
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