そもそもクッションファンデとは

そもそも、クッションファンデとはどのようなファンデーションなのでしょうか。
その名称から想像できるのは、「ふわふわした柔らかいイメージのファンデーション」ですね。

リキッドを染み込ませたスポンジから、パフを使ってフェイスに塗っていくというのが、クッションファンデのスタイルです。
外見はコンパクトケースタイプなのですが、中身や使用感はリキッドに近い感覚です。

日本では、「リキッドで化粧直しができたらいいのに」という女性達の要望に応えるアイテムとして着々と広まっています。
確かに、リキッドでお化粧直しがスムーズにできたら、ツヤ感や保湿が一日中維持できますよね。

クッションファンデの魅力

クッションファンデの魅力は、ツヤ感や保湿のみの機能だけではありません。忙しい女性達にとって嬉しいこともたくさんありますよ。

では、その魅力を詳しく見ていきましょう。

自然なツヤが出せる

クッションファンデは、ツヤ肌をつくりあげるために最も適したリキッドファンデと同等な役割を果たします。
そのため、頬や鼻筋などの高い部位を中心につければ、自然なツヤが出せるでしょう。ツヤは若々しい雰囲気や立体感を出すメイク技でもあります。

美容成分が多く保湿力がある

クッションファンデにはコラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどの保湿美容成分が配合されています。
そのため、しっとりとした質感を好む方や、乾燥肌の悩みを抱えている方にはとてもニーズが高いといえるでしょう。

肌悩みをカバーしつつナチュラルな質感

「カバーしたいシミやニキビ跡などがあるけれど、ファンデの厚塗りは控えたい」と思っている方は多いです。厚塗りは老けて見えたり、立体感を損ねてしまったりもします。

その点、クッションファンデは、ナチュラルさを残しながら、カバーしたい部位を補正できます。

時短メイクができる

クッションファンデは、専用パフでポンポンと軽く叩くようなタッチでつけるだけです。
ベースメイク初心者でも気軽に使っていただけます。

例えば朝の忙しい時間帯に、ベースメイクをリキッドやパウダーで行なうと時間がかかってしまいます。また時間に追われるため、きれいに仕上げるのが難しいケースもあるでしょう。

働く女性が増える中で、こうした時短メイクができるクッションファンデはとてもありがたい存在なのです。

クッションファンデの基本的な使い方と塗る順番

クッションファンデの魅力が理解できたところで、基本的な使い方と塗る順番を、ポイントを交えながら解説します。

特別なスキルを要するファンデーションではありませんが、ちょっとしたテクニックを習得するだけで仕上がりに差が出ますよ。

（１）パフにファンデーションを少量取る

パフにファンデーションを少量取ります。

ここで多量に取ってしまうと、ファンデーションをつけた時にムラになったり、厚ぼったくなったりしてしまうため注意が必要です。

（２）頬まわりからタップして塗る

顔の中で一番広い部分である頬まわりからつけていきます。
その時、「ポンポン」と軽くタップするようにつけるのがポイントです。

注意したいのは、擦ったり力を入れたりしないことです。

（３）額、鼻まわり、口元の順に塗る

次に、同じくクッションファンデをタップするように額につけていきます。

小鼻の周りはスポンジを軽く折った状態でつけると狭い部分にもフィットしてつけやすいでしょう。
小鼻脇の毛穴部分には、クルクルと色々な角度から小さな円を描くようなイメージでつけていきます。

最後は目元や口元です。
顔の中でも最も動きのある部位なので、スポンジについている余ったファンデーションを薄く塗れば、ファンデのヨレを防ぐことができます。

（４）仕上げ

仕上げに、鏡を見て全体的にムラつきがないかを確認します。

特に髪の生え際やフェイスは塗りムラや伸ばし忘れなどが発生しやすいため、気をつけましょう。

仕上がりをよくするクッションファンデの使い方のコツ

クッションファンデは、単品でも十分きれいに仕上げることができる万能ファンデと言っても良いでしょう。

ですが肌悩みや肌質によっては、もう一歩踏み込んだ使い方をすることで、ワンランク上の仕上がりが望めます。

メイクの前に十分に保湿する

メイク前はスキンケアで十分に保湿をしましょう。
特に乾燥しやすい目周りや口周りは、化粧水や美容液を重ね付けして保湿を促します。

手のひらが頬に吸い付くような感覚があれば保湿は十分されているという目安になります。ぜひ、参考にしてくだいね。

頬と鼻筋を中心にツヤを出してツヤ感アップ

クッションファンデには、ツヤが出やすいという特徴があります。
そのツヤを最大限に活かす使い方は、顔の中の高い部分である頬と鼻筋に中心をおくことです。

クッションファンデがたくさんついている部分に光が集まり、よりツヤ感が出やすくなります。

フェイスパウダーを併用してメリハリを出す

メリハリや立体感を求めたい時は、クッションファンデとは対照的なフェイスパウダーを使います。
クッションファンデでツヤを出した頬や鼻筋に対して、額や顎などをフェイスパウダーで整えるというつけ方をしてみましょう。

コンシーラーを併用してカバー力アップ

シミ、ニキビ跡、毛穴目立ちなど、程度によっては、クッションファンデだけではカバーできないケースもあると思います。そのため特にカバーしたい箇所については、コンシーラーを併用しましょう。

注意しなければならないのは、コンシーラーをつける順番です。
クッションファンデはリキッドと同じと考えるため、次のような順番で整えていきましょう。

クッションファンデにコンシーラーを併用した場合、フェイスパウダーで仕上げると、ファンデがヨレにくくなります。
ぜひ、ためしてみてくださいね。

崩れないクッションファンデの使い方のコツ

「人よりも化粧崩れしやすい」「夏場の化粧直しが苦痛」そんなお悩みを抱えている方は多いですね。

そのような時はついついパウダータイプに戻してしまいがちですが、クッションファンデも使い方を少し見直すだけで、化粧崩れ知らずのサラサラ肌が目指せます。

こちらでは３つの秘策をご紹介しますので、ぜひ、夏場もクッションファンデを心地良く使っていただきたいと思います。

秘策① 化粧下地を使う

クッションファンデには、下地効果が備わったオールインワンタイプの商材もあります。
ですが、皮脂浮が気になる時は、皮脂をコントロールするタイプの化粧下地を別に使用しましょう。

スキンケアでしっかり保湿した後に、下地をしっかり馴染ませます。その後にクッションファンデをつければ、化粧崩れしにくい仕上がりになります。

秘策② 仕上げにフェイスパウダーを使う

崩れ対策として、クッションファンデの後はフェイスパウダーを使用しましょう。

フェイスパウダーは皮脂を抑制し、サラサラにする効果が期待できます。
化粧直しも、クッションファンデや固形パウダーよりもフェイスパウダーのみで済ませれば、厚づきにならずに自然な仕上がりをキープできます。
夏場の皮脂汗対策にしてみてはいかがでしょうか。

秘策③ メイク直しの前にティッシュで皮脂をふき取る

メイク直しの前に、ティッシュで余分な皮脂を拭き取りましょう。
もし皮脂分泌が過剰であれば、あぶらとり紙でも良いですね。

また、皮脂だけでなく乾燥も同時に気になるのであれば、化粧水成分を配合した携帯用ミストなどで肌を整えることも考えてみましょう。

クッションファンデを使う際の注意点

クッションファンデの配合成分や性質上、いくつか気をつけなければならないことがあります。

クッションファンデの機能性をしっかり活かすためには、特にパフのメンテナンスや保管に注意する必要があります。

１～２週間に１回はパフを洗う

クッションファンデのパフは、常に水分を吸収している状態です。放っておくとその湿気で雑菌が繁殖しやすくなります。

汚れたスポンジをそのまま使用すると、ファンデーションのつきが悪くなるだけでなく、ニキビや肌荒れの原因にもなってしまいます。
そのような肌トラブルを起こさないためにも、１〜２週間に１回の頻度でパフを洗うようにしましょう。

パフの洗い方
・パフ専用の洗浄剤や台所用洗剤を少量つけ、優しく揉み洗いします。
・しっかりすすいだら、陰干しして乾かします。

直射日光が当たらない場所に保管する

クッションファンデは、油分・水分どちらも豊富に含まれているのが大きな特徴でもあります。

もしクッションファンデを長時間直射日光にさらしてしまうと、酸化してファンデの性能を低下させてしまいます。そのため、直射日光が当たらない場所に保管することが大切です。化粧台の中や引き出しなどが理想ですね。

なるべく傾けずに横にしておく

クッションファンデは一見するとコンパクトですが、中身は液体でリキッド状です。
そのため、縦置きにしたり傾けたりするとリキッドが漏れてしまうおそれがあります。

このような事態を回避するためにも、クッションファンデは横置きを意識しましょう。

時々リフィルをひっくり返す

クッションファンデは、液体がスポンジに染み込んでいる特殊な構造です。
リキッドやパウダーなどのように「量が少なくなってきた」「もう少しでなくなりそう」など、いつレフィルの取り替え次期なのかが分かりにくいものです。

「なんとなくパフにファンデがつきにくくなったな」と思ったら、ピンセットや爪楊枝などを使用してレフィルをひっくり返しましょう。
すると、沈殿しているリキッドが表面に出てくるため、引き続き使用できます。

これを数度繰り返してもパフにファンデのつきが悪くなってきたら、取り替え時だと思って良いでしょう。

人気のおすすめクッションファンデ

ここでは、人気のおすすめクッションファンデをご紹介します。美容技術者さん達からも支持されている商材なので、ぜひサロンでお客様へのご紹介もしてみてくださいね。

エバメール モイスチュアライジング カバークッションファンデーション ケース付

オールインワンゲルの先駆者であるエバメールが提案するクッションファンデです。
オールインワンを意識した６役（美容液・UV効果・化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・ハイライト）の効果で、時短やコスパが期待できるでしょう。さらりと塗っただけで肌トラブルをすぐにカバーしたり、透明感をアップさせたりしてくれます。
さらにエバメール特有の保湿ゲル成分がしっかり配合されているため、スキンケアしながらメイクも楽しめる画期的なクッションファンデです。

メーカー	銀座ステファニー化粧品
ブランド	エバメール
容　量	15g
カラー	ナチュラル
価　格	美通販価格（詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。）
商品番号	00124816

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クッションファンデは忙しい女性の強い味方！

仕事や家事、子育てが忙しい女性は、ついつい自分の美容が疎かになってしまいがちです。美容サロンに来店されるお客様にもこうした境遇の方は多いでしょう。
こうして頑張っている女性にこそ、輝きを忘れずにいてほしいものです。

その救世主として颯爽と現れたアイテムがクッションファンデと言っても過言ではないですね。ここでもお伝えしたように、クッションファンデは、「ツヤ・透明感・カバー力」トータルで美しく、時短できまる魔法ファンデです。

ぜひ、この機会に取り入れて見てはいかがでしょうか。