理、美容室の売り上げを支える大きな柱はいくつあるだろう?
この3つが大きな柱となる。
そう答えるサロンが多いはず。
もしあなたのサロンが売り上げUPに伸び悩んでいるなら、4つ目の柱が必要かもしれない。
新たなメニュー。
そして、平均客単価を上げる付加価値の「価値」の部分。
4つ目の柱は、他と異なる価値をお客様に与えないとなかなか売り上げに結びつかない。
そう、差別化メニューだ。
その差別化にぴったりなのが、
「ヘッドスパ」
「ヘッドスパ」を取り入れて、新規顧客や固定客をどう掴むかを考えてみる。
ヘッドスパで本当に客単価が上がるのか?
ヘッドスパ専門サロンでない限りは、主力メニューの3本柱が売り上げのメインとなる。さらにヘッドスパメニューを加えたいのなら、その目的を明確にしておくといい。
- 平均客単価、売り上げの向上
- 固定客の確保、リピート率のUP
- 他店との差別化、新規客の獲得…など
実際に言葉にしてみると、付加価値メニューへの期待は大きく、成功すればサロンの収益もかなり安定するはず。
では、ヘッドスパはお客様にとって魅力的なメニューなのか?
実際のところ女性のヘッドスパに対する関心は非常に高く、30代以上の女性の約8割が興味を示しているといるアンケート結果もあるほど。
ヘッドスパメニューの取り入れにより、平均客単価を上げたサロンや、ヘッドスパで成功している1人オーナーサロンもある。
そう。ヘッドスパで本当に客単価は上がるし、新規顧客を獲得できるチャンスもある。
しかし、安易に取り入れたなら必ず失敗する。
この第4本目の柱が倒れないようにするにはどうすればいいのか…。
理、美容室にいらしたお客様の「欲しい」を考える
まず衝撃の事実として、ヘッドスパに興味を抱き、実際に施術を受けたお客様の約半数はリピートしていない。
こう聞くと良くない数字に思えるが、残り半数はリピートしていることになる。
それではなぜ、リピートしないのか?
- 効果が実感できない
- 料金が高い…
効果が実感できないから料金が高く感じるのか、
そもそもの値段設定が高いのか…はわからない。
でもお客様の実感として、高い料金のわりには効果が感じられないということだろう。
では、残り半数の継続的にヘッドスパを受けているお客様はどうだろう?
気持ちいいから、
効果があるから…と言う理由がほとんど。
そう、効果が得られれば、お客様は定着する。収益にもつながる。
お客様は「欲しい」が手に入ればリピートしてくれるし、固定客にもなってくれる。
ヘッドスパを導入するなら気をつけたいこと
- 明朗会計・シンプルで解りやすいメニュー構成にする
- クォリティの確保(効果のある施術)
- 心地よい環境を提供する
お客様の立場になって考えてみる。
施術される側、自分がヘッドスパを受けるなら、どんな環境下が理想的かを考えてみるといいかもしれない。
ヘアサロンでヘッドスパ、お客様が求めているのは…
健やかな髪になるとか、
毛穴や頭皮の汚れが良く落ちるとか…。
うんちくよりも、実際の効果。
施術後の髪艶が半端ないとか、頭が軽く(頭皮)なったとか、経験と体感が印象に残る。
お客様は専門的な言葉はわからない。
毛穴に詰まった脂も目にすることは普段ない。
お客様が1番印象に残るのは…
癒し
そのヘッドスパの気持ち良さ。その時、その瞬間に味わえる感覚だ。
とくに40代前後と60代後半のお客様は人口ボリューム層だ。その年代をターゲットにするのもひとつ。
そのためには、確かな技術が必要となる。
そして、単価を上げるためには、心地よい環境も与えなければならない。
施術中に騒音がするとか、アシスタントが施すサービスマッサージレベルのものは「ヘッドスパ」とは呼べないし、リピートもないだろう。
キーワードはストレスとアンチエイジング
「ヘッドスパ」をすでに取り入れているのに売り上げが伸びない…、
というなら施術内容や技術力を再確認する必要がある。
スタッフの育成や環境づくりは欠かせない。
アシスタントに施術させるにしても、十分なトレーニングを受けさせ、
スパに関しては一人前のレベルに達さないと、プラスアルファのお金を上乗せすることはできない。
巷にはお手軽なマッサージ店がいくらでもある。
それらに当然勝る快楽と効果を与えられなければリピートはない。
サロンの売り上げを伸ばしてくれるのは、お客様の口コミと確かな技術。
お客様にさらに代金をお支払い頂くヘッドスパにするためには
十分な設備や備品、製品も取りそろえなくてはならない。
どんなに効果・効能を語っても実感・体感できなければリピートはないし、お客様は満足はしてくれない。
「ヘッドスパで集客するならまずはこれ!理、美容室に必要なものを考えてみた」で施術について、もう少し掘り下げたい。