就活のシーズンが近づくと髪を短くしたり、黒染めしたりと髪型を就活ヘアにされる方が増えます。
とにかく就活では、見た目の第一印象が大事です。
「人は見た目で9割決まる」と言われてるほどです。
そこで今回は「就活に失敗するNGな髪型は?男性・女性別おすすめヘアスタイルも解説」というテーマでシェアしていきます。
これから就活を控えてる人はチェックしてくださいね。
就活に髪型は関係ない?
就活するなら髪型を整えるのは必須です。
見た目で損をするのはもったいないので注意しましょう。
就活は見た目も重要
人の印象を決める際に、最初に注目されやすいのが「見た目」です。
どんなに中身が良い人でも、見た目がだらしないと良さが半減します。
他人から見て不快に感じないような清潔感のある見た目をキープしておきましょう。
家族と住んでる方は、親や兄妹に見た目をチェックしてもらうのもおすすめです。
髪型で第一印象は変わる
就活の面接では、コミュニケーション能力が必要だと思われがちです。
しかし、面接でコミュニケーション能力の高さがもたらす効果は「10%以下」と言われています。
その理由は「メラビアンの法則」が関係しています。
メラビアンの法則とは、人がコミュニケーションを取る際に相手から得る「情報の優先度」を指します。
人はこのような割合で相手から情報を受け取ります。
- 視覚情報55%
- 聴覚情報38%
- 言語情報7%
視覚と聴覚の情報だけでも93%もあります。
逆に言語情報は7%しかありません。
つまり、会話の面白さなどの言語情報がもたらす効果は低いんです。
面白い話をするくらいなら、見た目を整えてハキハキと話す方が「10倍以上の効果」があります。
「自分はコミュ症だから面接は無理…」そんな風に考えてる人も安心して就活ができます。
見た目を良くするだけでも、視覚情報である55%以上は好印象を与えることが可能です。
<男性編>就活の髪型のポイント
ここからは男女別に就活の髪型のポイントを説明していきます。
このポイントさえ押さえておけば、就活の髪型で迷う心配はありません。
髪の色は黒が基本
男女問わずですが、髪色は「黒髪」にしておきましょう。
私も就活を控えているお客様から「黒髪は嫌なので自然な茶色が良いです」と言われます。
しかし、個人的には自然な茶色はおすすめしません。
自然な茶色に染めた場合、その人の髪色だけ見れば問題ありません。
ただし、面接用に黒髪にした人と比較するとかなり明るく見えます。
就活の間だけでも黒髪にするようにしましょう。
黒染めをしたくない人は、カラースプレーやカラーワックスでもOKです。
おでこや耳を出して清潔感アップ
就活の髪型を清潔感あるように見せるなら、肌を見せましょう。
肌が見えると顔全体が明るく見えます。
特におでこや耳を見せると清潔感があるように見えやすいです。
男性だと前髪は、眉上のカットが基本です。
さらに前髪は軽く横に流すようにセットすると、清潔感がアップします。
ワックスなどのスタイリング剤は適度に使う
就活の髪型にしたら、ワックスを使ってスタイリングまでしましょう。
使うべきスタイリング剤は、ワックスの中でも「ツヤ感があるもの」がおすすめです。
なぜなら、ツヤ感がある髪型は清潔感が出やすいからです。
ドライなワックスだと、ラフな感じに仕上がるため清潔感が失われます。
必ず、ツヤ感のものを使いましょう。
ワックスでツヤ感のあるものがなかったら、ジェルを使ってもOKです。
<男性編>就活失敗につながる注意したい髪型
ここからは就活におすすめできない髪型を紹介していきます。
就活をされる方は、自分自身に当てはまっていないかチェックしてみてください。
パーマ、ロン毛
パーマは髪型にもよりますがおすすめしません。
特にツイストパーマのようなラフな髪型は清潔感が失われます。
ゆるいテイストのパーマでしたら、問題ないかもしれませんが注意は必要です。
さらに当たり前に思う人も多いとは思いますが、ロン毛などは絶対にやめてください。
ロン毛はファッション系や私のような美容師ならOKかもしれません。
しかし、一般的な企業だとロン毛はNGです。
何度もお伝えしていますが、就活の髪型に必要なのは「清潔感」です。
清潔感がなくなる髪型はやめましょう。
派手なヘアカラー
この記事の冒頭でも紹介しましたが、就活は黒髪がおすすめです。
派手なヘアカラーは就活問わず、普通のバイトでも難しいです。
就活に派手なヘアカラーで行く人は、あまりいらっしゃらないと思いますが注意してください。
ただし、白髪を染めるためのカラーなら染めても問題ありません。(もちろん、黒髪)
なぜなら、白髪染めをすることで清潔感が増すからです。
白髪が気になる方は、染めていくのもありです。
段差の激しいツーブロック
最近、私のお客様でも質問が多いのがツーブロックです。
実際、社会人の方でもツーブロックの方は多いです。
しかし、就活の髪型として考えた場合はおすすめできません。
特に段差の激しいツーブロックは、やんちゃ感が強く印象も悪くなります。
どうしても、ツーブロックを入れたいなら短い部分のミリ数を「8mm以上」の長めに設定しましょう。
長めにすることで、より自然なツーブロックになります。
<男性編>就活におすすめのメンズヘアスタイル
就活におすすめな髪型を紹介します。
これらの髪型なら、就活も問題ありません。
ショートスタイル
清潔感のある髪型の王道であるショートスタイル!
やはり、短いヘアスタイルは就活との「相性抜群」です。
就活の髪型でどれにしていいかわからない人は、ショートスタイルにすれば間違いありません。
アップバング、柔らかめの七三
アップバングや柔らかめの七三もおすすめです。
なぜなら、2つとも「額が見える髪型」だからです。
冒頭でも紹介した通り、肌が見える髪型は清潔感を演出してくれます。
さらに前髪を上げると少し大人っぽさも出ます。
ショートスタイルに飽きたら、アップバンクや柔らかめの七三にしてみてください。
センターパート(センター分け)
最近、人気の高いセンターパートもおすすめです。
センターパートは、髪の長さがある程度ないとできません。
ショートスタイルなどにして、髪が伸びてきたらセンターパートにしてあげると良さそうです。
ただし、センターパートは頭の「ハチが張って見えやすい髪型」です。
そのため、頭の形が悪い人がするとバランスがおかしくなります。
就活の髪型でセンターパートにするなら、骨格を考えながらしましょう。
短めのマッシュスタイル
就活の髪型でも少しだけ遊びを加えたいなら、短めのマッシュスタイルもおすすめです。
マッシュスタイルは中性的な髪型なので、客観的に見ると甘く優しい感じに見えます。
<女性編>就活の髪型のポイント
女性の就活におすすめの髪型を紹介します。
女性に関しても就活の髪型で大事なのは「清潔感」です。
男性とは違い女性の場合は、就活だからといって髪をバッサリ短くするのは難しいです。
これから就活予定の女性は参考にしてみてください。
眉毛、耳が見えるようにする
男性と同じで女性の場合も肌を見せると清潔感が出ます。
髪が長い方は、ヘアピンで留めたり結ぶなどして眉毛と耳が見えるようにしましょう。
髪色は地毛に近い自然な色にする
髪色はできれば「黒髪」にして欲しいです。
黒髪が難しかったら6レベルくらいの髪色にしましょう。
担当する美容師さんに「6レベルくらいの明るさでお願いします」と言えばOKです。
ただし、6レベルで染めると色落ちしてきたら7レベルくらいになります。
7レベルは就活の髪型としては、髪が明るいです。
そのため、就活期間はまめに染める必要があります。
まめに染めるのが苦手な人は、黒染めで一気に暗くしましょう。
お辞儀しても崩れない髪型にする
男性と違い女性は、基本的に髪が長いです。
そのため、お辞儀をした際に髪が落ちてきて崩れやすくなります。
髪が落ちてきやすい部分は、ヘアピンなどを使いしっかり留めておきましょう。
<女性編>就活失敗につながる注意したい髪型
就活に向いていない女性の髪型を紹介します。
女性の場合は、髪型も気をつけないといけませんが小物にも注意が必要です。
派手なヘアカラー、強すぎるパーマ
就活の髪型で「派手髪やパーマはNG」です。
髪色はやはり黒が一番印象が良いです。
既にパーマをしている人は、就活の面接のときだけアイロンでストレートにしておきましょう。
とにかく就活は、清潔感が大事です。
華美な印象を与えるヘアスタイルや、清潔感を損なう髪型は避けてください。
派手なヘアゴム、ヘアピン
男性にはない女性特有の気をつけるポイントがヘアピンなどの「小物」です。
髪を留めるためのヘアピンや髪を結ぶヘアゴムに派手なものを使わないようにしてください。
ヘアゴムやヘアピンの色は、黒かモノトーンを選びましょう。
触角や目立つ後れ毛
就活の髪型で「触角や後れ毛を出すのはダメ」です。
就活は、就職するために面接や説明会に参加し、自分を知ってもらったり、会社を知ったりすることが目的の活動です。
おしゃれな恰好を見てもらうことが目的ではないことを忘れないようにしましょう。
髪を結ぶときは、後れ毛などないようにしっかりと結びましょう。
<女性編>就活におすすめのヘアスタイリング
就活におすすめのヘアスタイリングを紹介します。
女性の場合は、髪の結び方や留め方が大事になってきます。
前髪は斜めやセンター分けで眉を出す
前髪が目の下くらいにある方は、サイドに流してヘアピンで留めましょう。
ヘアピンで止める際に前髪は落ちてきやすいため、スプレーなどで少し固めるのがおすすめです。
前髪を流すポイントは額がしっかり見えるようにすることです。
ショートはサイドを耳にかけてスッキリと
ショートの方で顔周りに長さある場合は、耳にかけるのがおすすめです。
ロングヘアもやはり同様ですが、「顔周りはスッキリした方が印象が良い」です。
顔周りの髪を耳にかけると「顔の大きさが気になる!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、少しでも印象をよく見せるため、ここはぐっと我慢して顔が綺麗に見えるようにスッキリさせましょう。
ミディアムはハーフアップがおすすめ
ボブが伸びたようなミディアムの方は、ハーフアップにするのもありです。
トップの部分だけ結べばOKな髪型なので簡単に支度ができるところもよいところでしょう。
ただし、結ぶときに使用するヘアゴムやヘアピンは黒を使うように注意してください。
頭のトップに来るものなので、派手な色のものは悪目立ちしてしまいます。
ロングは低めのポニーテールが定番
ロングヘアの方は、ポニーテールが一番です。
前髪がポニーテールをする際に、落ちてくるならヘアピンで留めておきましょう。
また、ポニーテールは低い位置で結ぶのがポイントです。
高い位置も決して悪くはないのですが、少し派手に見えてしまいます。
低い位置にするのが無難でしょう。
就活の髪型のよくある疑問
最後に私の実体験も踏まえた、就活の髪型をする際によくある質問を紹介します。
読者のみなさんと同じ疑問があるかもしれません。
地毛が茶色い場合は黒に染めるべき?
髪質によっては、もともと地毛が明るい方がいます。
そんな方から「やっぱり、黒に染めた方がいいですか?」と質問を受けます。
これに関しては、地毛が明るいなら染める必要はありません。
就活では基本的に本来の髪色というスタンスならOKです。
万が一、就活の際に聞かれたら「もともと髪が明るいんです」と一言答えておきましょう。
くせ毛はストレートパーマをかけるべき
くせ毛の方は就活があるからといって、ストレートパーマや矯正をする必要はありません。
ただし、くせ毛でロングヘアの人は髪を結んだ方が良いです。
ロングヘアで髪が全体的に広がっていると、パサついて見えて清潔感が失われます。
髪を結べば髪型もコンパクトになるのでおすすめです。
もしくはヘアアイロンで髪をストレートにしましょう。
就活でお団子ヘアはNG
就活の髪型でお団子ヘアはNGではないですが、積極的におすすめはしません。
なぜなら、通常のお団子ヘアと就活のお団子ヘアは「全く違う」からです。
流行のお団子ヘアは、ゆるふわな雰囲気のヘアアレンジです。
しかし、就活の髪型でするお団子ヘアは、しっかり結んで余計な髪が出ないようにきっちりとしたものが大半です。
そのため、お団子ヘア独特のゆるふわで可愛い感じの雰囲気にはなりません。
就活の髪型でお団子ヘアをする場合は、後れ毛などもないように髪をまとめましょう。
そして、お団子部分は頭の後ろの低い位置にするのがおすすめです。
証明写真と髪型が違うときは撮り直したほうがよい?
証明写真と髪型が違っても問題はありません。
ただし、本人なら何でもいいわけではないです。
証明写真は本人の証明を表すものです。
1年以上前の証明写真などは、使ってはいけません。
なるべく、就活用の髪型にしたときの証明写真がおすすめです。
写真が古すぎると就活先の相手からしても「就職する気はあるのかな?」と不信感を与えてしまいます。
昔撮影した証明写真が残っていても、新しく撮影をしましょう。
美容院での就活向きな髪型の頼み方は?
美容院で就活向きな髪型を頼む場合は、3つのポイントを抑えてください。
- 髪を黒くする
- 清潔感のある髪型にする
- 髪が長いなら結びやすい髪型にする
この3つを守っていれば、就活向きの髪型はできます。
特に髪色が明るくなってしまうと良くありませんので注意しましょう。
就活は清潔感を第1にしたヘアスタイルにしよう
今回のテーマ「就活に失敗するNGな髪型は?男性・女性別おすすめヘアスタイルも解説」についてまとめていきます。
- 人は見た目で9割決まる
- 就活の髪型は清潔感を意識する
- 就活の髪色は黒髪がおすすめ
- ツーブロック、パーマ、派手髪、ロン毛はおすすめしない
- ヘアセットで額など肌を見せると清潔感が出る
- 髪の長い女性は就活する場合は結ぶのが基本
- ヘアアクセで派手な色のものは使わない
- 女性は後れ毛などないように髪を結ぶ
- 地毛が明るい人は染め直す必要はない
- 地毛がくせ毛のロングの女性は髪を結んでまとめるのがおすすめ
- 証明写真で古いものは使わない
この記事でも紹介したように、就活の髪型は清潔感が大事です。
就活はおしゃれをする場所ではありません。
就活期間中だけは、髪を黒くして清潔感のある髪型にしましょう。
晴れて就活が終わったら、自由な髪型を楽しんでください!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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