黒いのに青い透明感を放つブルーブラック。
明るすぎない独特の発色が人気の髪色です。
もし、ブルーブラックに染めるなら色落ちも知ることが大事です。
そこで今回は「ブルーブラックの色落ち期間は?ブリーチあり・なしの違いや防ぐケア方法も解説」というテーマでシェアします。
ブルーブラックはどのくらいで色落ちする?
ブルーブラックは地毛と同じくらいの明るさです。
おそらく、遠くから見ると「地毛とほぼ同じ色」に見えます。
そんなブルーブラックですが、ちゃんと色落ちをします。
ブルーブラックの色落ちまでの期間
『通常のカラーよりも遅い』
一般に、カラーは1週間すると「約3割近く色落ち」をします。
しかし、ブルーブラックの場合は通常のカラーよりも「1週間くらい色落ちが遅い」です。
なぜなら、ブルーブラックに含まれるカラー剤の染料が非常に濃いからです。
もちろん、色落ちに関しては染める前のベース状態に左右されます。
染める前の髪色が明るいほど、色落ちも早くなります。
それでも、ブルーブラックの色落ちは通常のカラーよりも遅いです。
色落ちが早くて気になる方は、ブルーブラックで染めることで悩みを解消できます。
ブリーチあり・ブリーチなしでの違い
『ブリーチありは2倍以上色落ちが早い』
ブルーブラックに限らず、ブリーチをしているとカラーの色落ちは早くなります。
しかし、ブリーチありの方が透明感のあるブルーブラックに染まります。
色落ちの早さと仕上がりの透明感のどちらを優先するかでブリーチの有無を決めましょう。
ブリーチありの場合、ブルーブラックの色落ちはくすみ感のある金髪です。
ブルーブラックで染めると、ブリーチの有無に関わらずくすみ感が残る色落ちになります。
ベースで変わるブルーブラックの色落ち過程・色落ち後
先ほども説明した通りブルーブラックの色落ちは、染める前のベースが明るいほど早いです。
ここでは染める前のベースの明るさを4段階に分けて色落ちを解説していきます。
ブリーチでの明るい金髪がベースの場合
『マット感のある金髪』
ブリーチを1回すると「13~14レベルの明るさ」になります。
その状態からブルーブラックに染めると、非常に透明感の強い髪色になります。
色落ちは「少しマットっぽさのある金髪」です。
完全な金髪になるわけではありません。
そのため、色落ちしてもカラーシャンプーを使えばちゃんと髪色を楽しめます。
黄色みがかった金髪がベースの場合
『マット感のある茶色』
黄色みがかった11~12レベルの明るさの髪をブルーブラックで染めたとします。
ブリーチを使った髪色ほどではありませんが、しっかりと透明感のあるブルーブラックに染まります。
色落ちは「マット感のある茶色」です。
金髪には色落ちしないのが特徴です。
赤みがかったベースの場合
『少しだけ赤みのある茶色』
赤みがかったベースだと、7~8レベルくらいの明るさになります。
これくらいの明るさから、ブルーブラックに染めても「透明感は出づらい」です。
そして、色落ちは「少し赤みのある茶色」になります。
しかし、赤みがかったベースからブルーブラックで染めても透明感が出ないためおすすめしません。
ブリーチなしの場合
『ほぼ黒髪のままで発色しない』
ブリーチなしの地毛からブルーブラックに染めたとします。
この場合の仕上がりは、地毛の黒髪から変わりません。
さらに色落ちしても「ほとんど黒いまま」です。
ブリーチなしの黒髪からブルーブラックに染めてもメリットは1つもないです。
ブルーブラックに染めるなら、ある程度ベースが明るい状態からしましょう。
ブルーブラックの色落ちを遅らせるには
ブルーブラックの色落ちを遅らせる方法はいくつかあります。
その中から4つ色落ち対策を紹介していきます。
この色落ち対策は、ブリーチの有無に関係なくできる方法です。
濃いめのカラーにする
『濃く染めるほど色落ちも遅くなる』
ブルーブラックの色落ちを遅くするなら、美容師さんから「濃く染めてもらう」ようにしてください。
基本的にヘアカラーは、最初の1週間で3割近く色落ちします。
染めたばかりのときは、暗く感じても1週間も経てばちょうど良い髪色になります。
ブルーブラックの色落ちが気になるなら、濃いめに染めてもらうのもありです。
カラー当日はシャンプーしない
『シャンプーのするほど色落ちする』
ヘアカラーが色落ちする一番の原因は「シャンプー」です。
極論、シャンプーをしなかったら色落ちはほとんどしません。
特に染めた当日のシャンプーは、色落ちがしやすいです。
ブルーブラックの色落ちを遅くするなら、当日のシャンプーは控えましょう。
美容室での仕上げの際に、ワックスではなく洗い流さないトリートメントにしてもらえればシャンプーをする必要はありません。
シャンプー時はお湯の温度を低めにする
『温度が低いほど色落ちも遅くなる』
ブルーブラックの色落ちを遅くするなら、シャワーの「温度を低く」しましょう。
高温であるほど、ヘアカラーの色落ちは早くなります。
目安の温度は、35℃くらいで十分です。
あまり、温度が低すぎても冷たさを感じてリラックスできません。
シャワーの温度が低いことに越しませんが、自分自身がリラックスできる範囲にしましょう。
シャンプー後はしっかり乾かす
『入浴後の自然放置は厳禁』
女性の方に多いのですが、入浴後に髪を乾かさず「自然放置している人」がいます。
自然放置はヘアカラーの色落ちという観点で見ると、非常に悪いです。
髪が濡れていると色素が流出しやすくなります。
入浴後はすぐに髪を乾かすようにしましょう。
しかし、読者の方の中には「入浴後にドライヤーを使うと汗をかいて余計に乾かない」と思う人もいるはずです。
そんな方は「冷風で髪を乾かす」ようにしてください。
最初は冷風で乾かして、汗が引いてきたら温風に切り替えて髪を乾かしましょう。
髪が濡れていると、ヘアケア目線でも良くありません。
冷風で乾かすことを踏まえて冷風でもターボができるドライヤーにするとより楽になります。
色落ち防止に!カラーシャンプー&カラートリートメントもおすすめ
先ほど紹介した4つの色落ち対策と併用して、カラーシャンプーを使うと効果的です。
カラーシャンプーを使用すると、色素が髪に入るので自然と色落ちが遅くなります。
カラーシャンプーを使った色落ち対策は、ブリーチ毛専用の方法です。
ブルーブラックの色落ちを遅くするカラーシャンプーの使い方
『10分以上放置する』
カラーシャンプーで色落ち対策をするなら、使い方が大事です。
カラーシャンプーは通常のシャンプーの「置き換え」で使ってくださいl。
もし、ワックスをつけていて泡立ちが悪かったら、最初に軽くシャンプーだけするようにしましょう。
また、カラーシャンプーは「放置時間が長いほど色素が補給」されます。
私のおすすめは「10分以上の放置」です。
放置時間が少ないと、カラーシャンプーの効果も薄くなるのでしっかり時間を置くのがポイントです。
ちなみに20分以上は、放置しても効果はあまりありません。
なぜなら、20分以上経過すると泡自体がなくなるからです。
泡がなくなれば、カラーシャンプーの効果も自然と終わります。
フィヨーレ クオルシア カラーシャンプー アッシュ 250ml
フィヨーレのクオルシアは、カラーシャンプーとして非常に優秀です。
私自身もサロンワークでクオルシアのカラーシャンプーを使っています。
そんなクオルシアの特徴は、カラーシャンプーとしての「濃さ」です。
他のカラーシャンプーと比較しても濃さが段違いです。
これまでカラーシャンプーを使ってて、効果がイマイチだった人は一度使ってみてください。
このカラーシャンプーの色素は、アッシュです。
クオルシアはパープルもあるのですが、ブルーブラックに使うならアッシュが合っています。
さらにクオルシアのアッシュなら、寒色系のどの色でも使用できます。
メーカー | フィヨーレ |
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ブランド | クオルシア |
容 量 | 250ml |
カラー | アッシュ ※他のカラーは商品詳細ページ、または美通販カタログ内でご確認ください。 |
香 り | シトラスフローラル |
価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00125599 |
KYOGOKU カラーシャンプー BP(ブルーパープル) 200ml
インスタのフォロワーが60万人以上いる、現役美容師の京極琉さんがプロデュースしているカラーシャンプーです。
プロの美容師が開発に携わってるだけあって、使いやすいカラーシャンプーです。
まず、カラーシャンプーで必要な濃さもクオルシアに引けをとってません。
KYOGOKUカラーシャンプーBP(ブルーパープル)は、ヘアケア効果も高いです。
このカラーシャンプー1本で、色落ち対策とヘアケアの2つが同時にできます。
値段こそ他のカラーシャンプーよりは少し高いですが、ヘアケアもできると考えると納得です。
ブルーブラックの色落ちを防ぐのに、1本あるだけで非常に助かるアイテムと言えます。
メーカー | KYOGOKU |
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容 量 | 200ml |
カラー | BP(ブルーパープル) ※他のカラーは商品詳細ページ、または美通販カタログ内でご確認ください。 |
価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00127256 |
ホーユー ソマルカ カラーシャンプー アッシュ150ml
ホーユーのソマルカは、美容師さんのみならず一般の方にも人気の高いカラーシャンプーです。
そのため、知名度がクオルシアやKYOGOKUカラーシャンプーよりも高いです。
カラーシャンプーとしては、泡立ちもよくバランスが良いと言えます。
クオルシアやKYOGOKUカラーシャンプーは、どちらかというと濃さが売りのアイテムです。
一方、ソマルカは濃すぎず薄すぎない特徴があります。
これまで使っていたカラーシャンプーが少し濃い場合は、ソマルカに切り替えるのもありです。
メーカー | ホーユー |
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ブランド | ソマルカ |
容 量 | 150ml |
カラー | アッシュ ※他のカラーは商品詳細ページ、または美通販カタログ内でご確認ください。 |
商品番号 | 00119828 |
ブルーブラックで色落ちまで楽しもう
今回のテーマ「ブルーブラックの色落ち期間は?ブリーチあり・なしの違いや防ぐケア方法も解説」についてまとめていきます。
- ブルーブラックの色落ちはマットっぽさが出る
- ブリーチなしのブルーブラックは透明感が出づらい
- 通常のカラーと比較してブルーブラックは色落ちが遅い
- ブルーブラックは地毛のくらいの明るさだけど地毛からは染まらない
- ブルーブラックの色落ち対策でカラーシャンプーは効果的
- カラーシャンプーを選ぶ基準は濃さ
- カラーシャンプーは10分以上放置がおすすめ
黒いのに青いブルーブラックは、派手すぎず人気の高い色です。
そのため、仕事の関係で派手髪ができない人にもおすすめと言えます。
ブルーブラックも色落ちをするので、カラーシャンプーなどで対策をして髪色を楽しんでください。
今回の内容が少しでも参考になれば嬉しいです。
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