ヘアショーと聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?
10年以上前までヘアショーは、美容業界で頻繁に開催されていました。
しかし最近ではコロナの影響もあり、少なくなってます。
そこで今回は「美容師が主役の舞台 『ヘアショー』テーマ例や楽しみ方を解説」というテーマでシェアしていきます。
ヘアショーに興味ある人は参考にしてみてくださいね。
ヘアショーとは
ヘアショーをシンプルに説明すると「美容師のクリエイティブ活動の1つ」です。
「美容師×アート」みたいな感覚です。
美容室に就職すると、店舗によってはクリエイティブな活動ができない場合もあります。
なぜなら、ヘアショーで使うテクニックのほとんどが「サロンワークで使われない」からです。
美容師にとってヘアショーは、クリエイティブ力を磨く場所でもあります。
ヘアショーテーマ例
ここで4つのヘアショーを紹介したいと思います。
「美容専門学校から第一線で活躍する美容室」まであるので参考にしてみてください。
SHIMAのヘアショー
『カリスマ美容師ブームを起こした美容室』
SHIMAと言えば知らない人がいない美容室ではないでしょうか?
私は今年39歳になるのですが、美容学生の頃からSHIMAは常に第一線で活躍をしていました。
そのときの中心にいたのが「奈良裕也氏」です。
多くのファッション誌の表紙を飾り、とにかくおしゃれだったイメージがあります。
そんな奈良裕也氏がいるSHIMAのヘアショーは、2018年に行われています。
SHIMAのヘアショーは、世界のトレンドを取り入れた以下の5つに構成されています。
- 1st LA stage
- 2st TOKYO SWEET stage
- 3st TOKYO COOL stage
- 4st KOREA stage
- 5st 民族 stage
一度、観に行くだけで二度も三度も楽しめるヘアショーです。
UNITED DANKSのヘアショー
『3700人以上いる超大型の一般社団法人』
UNITED DANKSは、SHIMAのような美容室ではありません。
さまざまな美容室が加盟している団体です。
UNITED DANKSのヘアショーは、その加盟している美容室が行います。
2019年に就職フェアという名目で開催されました。
参加美容室はこちら。
- Ash
- CLESC’
- FORTE
- onodera
- TONY&GUY
- BASSA
- CLAPS
- C-LOOP UNIITED
ヘアショーをする前に、各美容室が「経営理念や教育体制などの説明をするのが特徴」です。
クリエイティブな部分と美容室の方針が知れるので、美容学生にとって有意義な時間だと言えます。
JUNIOR TOKYOのヘアショー
「アシスタントによるヘアショー」
JUNIOR TOKYOは2017年に開催されました。
理美容師の「アシスタントしか参加していない特殊なヘアショー」です。
参加店舗はこちら。
- DaB
- U-REALM
- uka
- Twiggy
- HONDA PREMIER HAIR
- Ash
- DADA CuBiC
- MINX
トップサロンの若手アシスタントがメインとなるヘアショーです。
「モダンなものからニコニコ動画をイメージした作品」など、創造性豊かなヘアショーになっています。
美容学生にとっては、トップスタイリストのヘアショーだと身近に感じづらいかもしれません。
しかし、アシスタントがメインのヘアショーだと「距離感が近いのでイメージも湧きやすい」です。
その結果、美容学生やアシスタントのモチベーションアップにも繋がります。
HBS(北海道美容専門学校)のヘアショー
『美容学生が主体のヘアショー』
先ほどのJUNIOR TOKYOでは、アシスタントがメインでした。
今回のHBSに至っては、「美容学生がメイン」です。
HBSのヘアショーは、2021年にコロナにも配慮して「YouTubeの限定LIVE配信」で開催されました。
美容学生がメインとはいえ、「札幌コレクション」を手掛けるプロデューサーが仕掛け人として配置されてます。
そのため、プロの美容師さながらのヘアショーです。
美容学校に通わせてる親御さんからしても、お子さんの活躍が楽しめる素敵なヘアショーだと言えます。
美容師のヘアショーの楽しみ方
ヘアショーは出演者と観客のどちらの立場かで楽しみ方が全く変わってきます。
出演者と観客の双方の楽しみ方を解説していきます。
出演者として楽しむ
『想像力を膨らませて魅せる技術』
ヘアショーで作るヘアスタイルは、どれもサロンワークとは異なります。
イメージを膨らませて観客に楽しんでもらう、「ヘアスタイルの過程」を提供しなければいけません。
ヘアスプレーの振り方1つにしても、「どのようにすれば映えて見えるか?」を考える必要があります。
出演者としてヘアショーに出るなら「魅せる技術」を意識しましょう。
観客として楽しむ
『モチベーションを高める』
ヘアショーに行く時点で多くの方が、美容師や美容学生だと思います。
観客として行くとヘアショーは、「モチベーションアップ」になります。
ヘアスタイルのみならず、「音楽や空間など全てを学びとして吸収」するようにしましょう。
ヘアショーでクリエイティブ力・モチベーションを高めよう
今回のテーマ「美容師が主役の舞台「ヘアショー」!テーマ例や楽しみ方を解説」についてまとめていきます。
- ヘアショーとは美容師のクリエイティブ活動の1つ
- 出演者としてヘアショーに出るなら魅せることを意識する
- 観客としてヘアショーに行くとモチベーションが上がる
- アシスタントや美容学生が主催のヘアショーがある
- ヘアショーは美容室の就職説明やプロモーションとしても効果がある
ヘアショーは様々な形や規模で開催されています。
実際に数店の美容室で集まって、小さい規模から始めてみるのもいいかもしれません。
スタッフのモチベーションアップや教育の一環としての効果も高そうです。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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