ヘアカラーはグラデーションカラーがおすすめ!ボブ・ミディアム・ロングにも

派手すぎる髪色は苦手だけど「少しだけヘアカラーを楽しみたい!」と思われた経験ありませんか?
そんなときにおすすめなのが「グラデーションカラー」です。
実はグラデーションカラーってメリットが多く、おしゃれ初心者から上級者まで楽しるヘアカラー!
そこで今回は「ヘアカラーはグラデーションカラーがおすすめ!ボブ・ミディアム・ロングにも」というテーマでシェアしていきます。

グラデーションカラーとは


まず、グラデーションカラーがどのようなヘアカラーなのか説明します。
グラデーションカラーとは「毛先部分だけ色が違うヘアカラー」です。
根元〜毛先にかけて、だんだんと色が変わっていくというわけではありません。
どちらかという根元や中間よりも、あきらかに毛先だけ色が違う感じです。
そのため、ヘアスタイル自体にメリハリがついて一気におしゃれ感が増します。
もちろん、根元から毛先にかけてだんだんと色が変わっていくヘアカラーをグラデーションカラーという美容師さんもいます。
この辺は、美容師さんによって表現の仕方が変わってくるでしょう。

裾カラーもグラデーションカラーなの?

グラデーションカラーの派生で「裾カラー」というヘアカラーがあります。
裾カラーとは、グラデーションカラーと同じ毛先だけ髪色が違うヘアカラーです。
グラデーションカラーと裾カラーの違いは、ヘアスタイルの「長さ」です。
グラデーションカラーは基本的に、ミディアムからロングのヘアスタイルを指します。
一方、裾カラーは肩上のボブスタイルを指すことが多いです。
「髪に長さによって呼び方が変わってくる」ので注意しましょう。

グラデーションカラーのやり方

グラデーションカラーのやり方はシンプルです。
基本的に毛先のみブリーチをして色を入れます。
このときのポイントは、必ず毛先のみブリーチをすることです。
読者の中には「全体的にブリーチした方が髪色がキレイじゃないの?」と思いの方もいるかもしれません。
確かに全体的にブリーチした方が、毛先以外もキレイな色が入り仕上がりの見た目は良いです。
しかし、一週間くらい経過すると根元~中間と毛先の色の全てが色落ちして金髪になります。
その結果、ヘアカラーでグラデーションにした部分との違いがわからなくなってしまうんです。
ブリーチをした髪の色落ちは「圧倒的に早い」です。
毛先のみブリーチだと根元~中間しか色落ちしないのでグラデーションカラーをキープできます。
グラデーションカラーのやり方としては「毛先のみブリーチする」が基本です。

グラデーションカラーのメリット


冒頭でも触れましたがグラデーションカラーは、メリットの多いヘアカラーです。
初めてブリーチをされる人や少しだけおしゃれを楽しみたい人は参考にしてみてください。
グラデーションカラーのメリットを3つ紹介します。

髪が伸びても根本が目立ちにくい

グラデーションカラーは毛先のみブリーチするヘアカラーです。
そのため、根元がいくら伸びても気になりません。
ヘアカラーの周期が長い方にとっては、根元のプリンが目立たないのでおすすめです。
もちろん、根元や中間を染めているグラデーションカラーの場合は別です。

明るめのカラー・派手なカラーにも挑戦しやすい

髪全体をブリーチしてしまうと、どうしても派手に見えてしまいます。
髪色が派手になりすぎたら、普段のファッションやスタイルにも影響が出で大変です。
そんなときは、ヘアカラーをグラデーションにすると解決します。
明るめのカラーやちょっとした派手髪にしたいなら、まずは毛先のみを染めるグラデーションカラーを試してみてください。
髪全体を明るくしないので、派手になりすぎることもありません。
明るいカラーに挑戦したい人は、グラデーションカラーで染めてみて「もうちょっと派手でいいかな?」と思ったら全体を染めるのがおすすめです。
特にブリーチが初めての方は、全体ブリーチよりも部分的なブリーチから始めてみてください。
色落ちが目立ちやすい全体ブリーチをすると「後戻り」ができなくなります。

ヘアカラーしているだけなのにおしゃれに見える

ヘアカラーをグラデーションにするだけで普通のカラーとは全く違って見えます。
その理由は「色のコントラスト」です。
普通のカラーは髪全体が同じ色で染められています。
一方、グラデーションカラーは根元~中間と毛先で色が違います。
色が違うとコントラストが生まれるので結果的におしゃれに見えるんです。
もう1つ、グラデーションカラーがおしゃれに見える理由があります。
それは「巻き髪との相性の良さ」です。
グラデーションカラーは髪を巻くことで、また違った表情を見せます。
ストレートヘアの方は、一度巻いてみるといいかもしれません。

グラデーションカラーのデメリット


メリットの多いグラデーションカラーですが、もちろんデメリットも存在します。
これから紹介するデメリットを容認できるかが大事です。
読者の方は現在の髪の状況を踏まえた上で読んでみてください。

毛先が痛みやすい

グラデーションカラーのデメリットは、やはり毛先にブリーチが必要になるところです。
毛先をブリーチすると、どうしてもその部分が傷みやすくなってしまいます。
ブリーチなしでもグラデーションカラーは、作れるのですが毛先が「茶色っぽい色」にしかなりません。
おそらくグラデーションカラーを希望される方のほとんどが毛先を色で遊びたいはずです。
そのため、ブリーチなしでグラデーションカラーをしても満足度が低くなる気がします。
ただし、ブリーチに関してはグラデーションカラーに限らずインナーカラーなどでも必要です。
ブリーチを使うヘアカラーの中では、グラデーションカラーは「ブリーチ範囲が狭い部類」に入ります。
そこを考えると「ブリーチが必要」というデメリットは限りなく低いかもしれません。

ショートなど短いヘアスタイルだとできないことがある

ヘアカラーでグラデーションを作るには「髪の長さ」が必要になってきます。
髪がショートで短い場合、グラデーションを作る長さが足りなくなります。
グラデーションカラーをするなら、最低でもボブくらい長さがないと難しいかもしれません。
現在、髪がショートの方は「我慢して伸ばしていくか?」「別のヘアカラーに挑戦するか?」のどちらかを選んだほうが良さそうです。

値段が高め

グラデーションカラーはブリーチが必要なカラーです。
そのため、2回染めないといけません。
2回染める分だけ通常のヘアカラーよりも値段は上がります。
これに関してはグラデーションカラー問わず、ブリーチを必要とする全てのヘアカラーも同じです。
グラデーションカラーをされたい人は、美容室に連絡して値段の確認をしましょう。
色によっては「1回のブリーチでは染まらない」場合も多いです。
ブリーチ回数が増えるほど、値段も高くなります。
特にホワイト系のグラデーションカラーをするなら、ある程度のブリーチ回数が必要になってきます。

ヘアスタイル別おすすめグラデーションカラー


グラデーションカラーは長さや色で全く雰囲気が変わってきます。
長さが変わるだけで、ナチュラルになったりモードっぽくなったりします。
ボブ、ミディアム、ロングの長さ別におすすめなグラデーションカラーを紹介するので参考にしてみてください。

ボブにおすすめのグラデーションカラー

ボブは光を反射するのでヘアスタイルの中でも髪が「キレイに見えやすい」ヘアスタイルです。
そんな光を味方にするボブにおすすめのグラデーションカラーは「アッシュ系の色」です。
アッシュ系は光が当たると、キレイな透明感を演出してくれます。
そのため、ツヤ感が出るボブとの相性も抜群です。
他にもシルバー系のような色もおすすめ!

ミディアムにおすすめのグラデーションカラー

ミディアムにおすすめのグラデーションカラーは「オリーブ系」です。
ボブと違いミディアムくらいの長さになれば、巻くことが可能になります。
髪を巻くとヘアスタイル自体に「柔らかさ」が出ます。
同じくオリーブ系も柔らかい色に染まるのが特徴。
オリーブ系独特のくすんだナチュラル系の色がミディアムのヘアスタイルに馴染んでくれます。

ロングにおすすめのグラデーションカラー

ロングにおすすめのグラデーションカラーは「ビビットな色」です。
髪の長さがあると結ぶこともできるので、ヘアアレンジも視野に入れて色を選ぶのがおすすめ。
カラーバターやカラートリートメントを使えば、グラデーションの部分だけビビットな色に染まります。
色の種類などは普段のファッションと相性の良いものを選びましょう。
ただし、お客様の中にはこんな人もいるはず。

「グラデーションカラーでビビットな色がしたいけど仕事で無理!」

確かに仕事をされているとビビットな色で染めるのは難しいです。
そんな風に思われてる方は安心してください。
髪の結び方次第でグラデーションカラーは隠すことが可能です。
ロングの人こそグラデーションカラーにチャレンジして欲しいです。

イメージ別おすすめのグラデーションカラー


ここではイメージ別におすすめのグラデーションカラーを紹介します。
なんとなくで色を決めてしまうと似合わせが難しくなる可能性が高いです。
ヘアカラーをグラデーションに染めて「どんな風に見られたいのか?」をイメージしてみてください。

ナチュラルなイメージのグラデーションカラー

ナチュラルな雰囲気のグラデーションカラーにするなら、やはり「ベージュ系」がおすすめです。
ベージュ系は肌の色にも近いので、どんな方にも似合う最高の色です。
特にグラデーションカラー初心者の人は、ベージュから始めてみるのもいいかもしれません。
ベージュでグラデションカラーをしてから、少しだけビビットな色に移行するとリスクが少ないです。
ただし、1つだけナチュラル系のグラデーションカラーに染めるなら注意して欲しい内容があります。
それは根元~中間の色と毛先のグラデーションカラーの部分に「コントラストをつけすぎない」ようにすることです。
色や明るさのコントラストがつくほど、グラデーションカラーは派手に見えます。
この点だけ注意してもらえれば、ナチュラルなイメージのグラデーションカラーが完成します。

上品なイメージのグラデーションカラー

上品なイメージのグラデーションカラーにするなら「明るさ」がポイントです。
髪は明るくなるほど、黄色味が増します。
黄色く染まった髪は軽く見えたりする効果がある反面、傷んでも見えやすくなります。
たまに街でブリーチをして金髪になり、髪がパサパサな人を見かけた経験ありませんか?
上品に見せるのであれば明るさは、8~10レベルくらいで収める良いです。
明るさを抑えていれば、髪にツヤが出るので上品なイメージに見えます。
色よりも明るさが重要になってくるので覚えておきましょう。

個性を出せるグラデーションカラー

個性をグラデーションカラーで演出するなら「コントラストの差を出せばOK」です。
ナチュラルに見せるグラデーションカラーの反対になります。
根元~中間と毛先の色に差をつけてあげましょう。
例えば根元~中間は地毛の黒にして、毛先を白に染めるとコントラストがついて個性が出ます。
あとは、カラーバターやカラートリートメントを使うとビビットな色が入るのでおすすめです。

グラデーションカラーの良くある疑問


グラデーションカラーの説明をしてきましたが、まだ疑問に思っていることもあるはず。
ここではグラデーションカラーをする上での良くある疑問について回答していきます。

グラデーションカラーはセルフでもできる

グラデーションカラーはセルフでも可能です。
もちろん、美容室でするよりもクオリティーは下がって失敗の可能性は上がります。
この部分を理解して染めるならありです。
ただし、グラデーションカラーをセルフで失敗した場合はあとが大変です。
美容室で修正してもらうとしても、色ムラだと料金も高くなりますし完璧な修正は難しくなります。

グラデーションカラーは色落ちしやすい?色落ちを抑えるには?

グラデーションカラーに限らず、ブリーチを使ったカラーは色落ちが早いです。
色落ち対策をするならムラシャンが必須になります。
ムラシャンには色落ちを防ぐ効果が高いです。
グラデーションカラーをするなら必ず使うようにしましょう。

グラデーションカラーはどれくらいの頻度ですべき?

グラデーションカラーの頻度は、毛先以外の部分を「染める?」「染めない?」で変わってきます。
染めない場合は地毛が伸びてきても馴染むので長持ちします。
染めてる状態だとプリンが目立つので、普段通りのヘアカラー頻度で染めたほうがいいです。

グラデーションカラーは根本が目立ち辛く派手髪に挑戦しやすい!

今回のテーマ「ヘアカラーはグラデーションカラーがおすすめ!ボブ・ミディアム・ロングにも
」についてまとめていきます。

  • グラデーションカラーとは毛先のみブリーチして染めるヘアカラー
  • 根元が伸びてきても目立ちづらい
  • 毛先のグラデーションカラー部分をカットすればなくなる
  • グラデーションカラーは巻いてもヘアアレンジしてもカワイイ
  • ブリーチ部分が最小限なのでデメリットも少なくやりやすい
  • 髪が短いとヘアカラーをグラデーションにする部分が少なく難しい
  • 自然にするなら根元~中間と毛先にコントラストをつけない
  • 派手にする場合は根元~中間と毛先に白と黒みたいなコントラストをつける
  • グラデーションカラーをセルフでするなら失敗を前提に染める

全体ブリーチのヘアカラーだとリスクは高いですが、グラデーションカラーは毛先しかブリーチしません。
そのため、グラデーションカラーはブリーチ初心者の人におすすめなカラーです。
この記事を参考にして、是非チャレンジしてみてください。

 

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宇井一八フリーランスヘアスタイリスト兼ウェブライター

投稿者の過去記事

福岡理容美容高等専門学校を卒業。2店舗のサロンを経て2017年にフリーランスのヘアスタイリストとして活動をスタート。カラー比率は、80%以上でブリーチを使ったカラーや明るい白髪染めなど、あらゆるヘアカラーが得意分野。
現在は、ヘアスタイリストとして活動の傍らウェブライター業や百貨店とUUU計画(ユーケイカク)という名前でアートイベントの主催を運営中。
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