「唇の荒れ」は他人に不健康、不潔などの悪いイメージを与えます。乾燥しやすいシーズンは唇の荒れが気になり、無意識に唇を舐めてしまうこともありますね。空調のきいた場所で働く方も唇がカサカサで困っている人は少なくはないでしょう。特に、男性は女性よりもケア意識が低いため、唇のケア不足を招きやすいものです。
ここでは、男性でも簡単にケアできる唇のケア術をまとめています。
唇の荒れを“男性だから放置しても…”は厳禁!
唇と言えば、女性のシンボルマークのようなパーツに思えるかもしれません。ですが、今は男性も唇ケアをする時代になりました。なぜなら、唇は健康状態や衛生面がはっきり出る部位です。
唇のケアをしっかりしている人は、仕事面、生活面ともにバランスがとれていると思われるのです。特に、接客業の男性は唇のケアを怠らずに継続させることで良い印象を与えることができます。
サロンで働く美容師も例外ではありません。お客様から鏡越しにしっかりと見られていると言っても過言ではないでしょう。
唇が荒れる原因とケア方法
唇が荒れる原因は以下のようにいくつかあげられます。原因によってケアの仕方に違いがあるため、自分がどの原因に値するのかをしっかりと見極める必要があります。
長時間マスクをすることで起こる唇の荒れ
乾燥しやすいシーズンになると、風邪やインフルエンザ予防にマスクを着用することが多くなるでしょう。マスクの中は、自分の息で潤う感じがするのですが、それ以上に摩擦が生じやすく、唇を痛めやすくしてしまいます。
対策方法
マスクの素材を肌に優しいものに厳選しましょう。綿やシルク系の素材ならば、肌に対する摩擦も少なめです。また、自分の顔に合わないような小さめマスクや、キツめマスクはセレクトしないようにしましょう。
特に、唇がこすれるようなマスクは控えてください。また、マスクをする前にリップクリームをつけておくと、摩擦防止になるでしょう。
唇を舐める癖がある
唇が荒れやすい人がついつい無意識にしてしまう癖に、「唇を舐める」という行為がげられます。唇を舐めると、唾液により瞬間的に潤いに満ちたと錯覚してしまいます。ですが、唇を舐める行為は元からある唇の皮膚の潤いまでも奪ってしまいます。
対策方法
癖を治すことはなかなか難しいものです。「唇を舐める」という癖も同じことが言えるでしょう。ですが、意識すれば癖を抑制することもできます。舐める行為の代わりにリップクリームをこまめにつける意識づけをしましょう。細身のリップクリームをポケットなどにいつも常備しておく癖をつけてください。
アルコールや刺激物をよく好んでとる
アルコールや辛い食べ物などの刺激物が唇に触れると、唇が荒れやすくなります。唇は顔の他パーツよりも食べ物や飲み物が触れやすいため、最も刺激を受けやすくなるのです。また、刺激物は唇の外面だけでなく、胃粘膜を荒らすなど、内側からも皮膚を弱体化させてしまいます。
対策方法
アルコールや辛い食べ物の他にも、タバコなどの刺激物は極力控えましょう。唇の荒れやすい時期ほど、肌の代謝を促進し、丈夫な肌を作るビタミンB2などを積極的にとりましょう。忙しくて食生活が不安定な方は、サプリメントなどを補助的に利用すると良いですね。
車の中や狭い空間に長時間いることが多い
車の中やビジネスホテルなどの狭い空間は、すぐに暖房がきいて乾燥しやすくなります。30%以下の湿度を示すくらいに低い場合もあります。こうした狭い空間では、唇だけでなく喉や鼻、目の潤いまでも失いやすくなります。車通勤、車での営業、出張などでは特に唇保護を意識しましょう。
対策方法
社内の暖房エアコンの送風口を調整しましょう。顔にかからないようにするのがベストです。また、車中やビジネスホテルのような狭い空間は空調が効きやすいため、小型の加湿器を使用しましょう。なければ、濡れたタオルを置いたり、水を置いておいたりしても良いですね。
紫外線に当たる時間が多い
紫外線は肌を乾燥させてしまいます。特に、紫外線B波は肌全体のカサつきを症じさせやすく、唇の水分さえも奪ってしまいます。日常的に顔や体にUVケアをすることを習慣化している人は多いですが、唇にまでUVケアをしている人は少ないです。唇が荒れやすい人ほど、唇の紫外線対策に目を向けてみましょう。
対策方法
UV効果のあるリップクリームをセレクトしましょう。特に、紫外線の多い季節には、マメにリップクリームを塗り直すことが大切です。SPF20前後のリップクリームが多いです。ただし、過去に紫外線吸収剤などのUV成分で肌荒れしたことのある方は、控えたほうが良いでしょう。
髭剃りフォームやリップクリームの成分が合わない
男性の場合、成分が肌に合わない髭剃り用のフォームや、愛用しているリップクリームの成分が合わないケースもあります。
対策方法
髭剃りをするときは、フォームが唇につかないように注意しましょう。合わないリップクリームを使い続けると、唇の荒れが進行して、余計にひどくなります。成分の合うものに切り替えることをおすすめします。
毎日できるリップケア
唇の荒れ予防に最も効果的なものは、何といってもリップクリームでケアすることです。もともと肌が敏感な人は、高純度なワセリンを使ってケアしましょう。
市販のリップクリームは300円~1,000円程度で店頭に並んでいます。ドラッグストアやコンビニなどでも手軽に購入できますから、誰でも毎日手軽にケアすることができます。
男性の場合、リップケアをすることに恥ずかしいという気持ちを抱き、リップケアが手薄になることがあります。ですが、不健康・不潔な荒れた唇のほうがもっと恥ずかしい、ということを念頭におきましょう。そうすれば、必然的に恥じることなくリップケアができるはずですよ。
唇の荒れ予防にはちみつでスペシャルパック
唇の荒れがなかなか緩和されない場合、現在のリップケアだけでは不足しているかもしれません。リップクリームだけでは物足りなさを感じる場合、はつみつでスペシャルなケアをプラスしましょう。
はちみつは、食用で天然素材ですから、安心して唇ケアができます。日本製のハチミツを選べばなお安全に継続ケアができるでしょう。ここでは、マルチなはちみつの成分から、はちみつパックの仕方までをまとめています。
栄養の宝庫「はちみつ」
はちみつは天然素材で栄養の宝庫としても知られています。このはちみつが、唇ケアに良い理由は以下のような優れた成分がしっかり配合されているからなのです。
アミノ酸 | 唇の弾力を支えるコラーゲン。そのコラーゲンの生成に欠く事のできない多彩なアミノ酸がたくさん配合されています。 |
ビタミンB群 | 皮膚の代謝を助けるビタミンB群が豊富に含有されています。 |
亜鉛 | 唇の潤いを助ける亜鉛が含まれています。 |
その他の成分 | 他にも、アミノ酸の生成を助けるビタミンCや、殺菌作用効果の高いナイアシンなどが含まれ、様々な角度から唇をケアします。 |
はちみつで簡単パック(基本編)
- 用意するもの:
- はちみつ(国産を選ぶ)
- サランラップ(適量)
- 洗顔後、唇にはちみつを薄く塗ります。
※塗りムラのないように均一に塗る - その上からサランラップで覆い5分程度置く
- 軽く洗い流す
とても短時間で簡単にできるので、あまりケアしたことのない男性でも気軽にできます。乾燥や荒れがひどいときだけなど、応急処置的に行うのも良いでしょう。
もっと保湿したい!そんなときは?
はちみつパックだけでも効果は期待できますが、唇の荒れがひどいときは、さらなる保湿対策が必要になります。はちみつにワセリンをプラスするだけの簡易的なものなので、極度の唇がひどいときはぜひ、チャレンジしてみましょう。
男性の唇ケアは必須!清潔感のある唇なら仕事もプライベートも上手くいく!
ついついためらいがちな男性の唇ケア。「男性がリップケアだなんてもってのほか!」なんて思っていたら、いつまでも唇は荒れ放題です。しかも、唇の荒れる原因はひとつだけではないことも。早めに自分の唇がカサつく原因を把握して適切な対策を打つことが大切です。
その中でも、最も有効な手段がマメなリップケアです。しかも、コスパが良く簡易的なケア方法なので誰でもできます。男性用のリップクリームもあるので、ぜひお試しくださいね。
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