美容師、理容師が独立を考えた時…それは本当に難しく険しい道なのか? 〜その1〜

美容師、理容師がたったひとりで独立する時に必要なものとは

美容師、理容師が独立を考える時、それはどんな時だろう。
年齢的なものもあるかもしれないし、

若くても早くから独立を意識して動く人もいるだろう。

もしも、あなたがたったひとりで独立をするのなら、必要なものがいくつかある。
それらがあれば、独立はいばらの道でも、険しい道でもない。
ただ、自分が選んだ道を突き進むだけだ。これは美容業に限ったものではない。

これらの必要なものを持っているなら、あとはあなたの気持ちだけ。
独立を後押しするのは、仲間でもタイミングでも、お金でもない。
するかしないか、決めるだけ。
そう、最後に背中を押すのは、あなたの独立したいという気持ちなのだ。

すでにその気持ちがあるのなら残りの必要なものを持っているのか確かめよう!

金の勘定・計算力

独立と聞いて真っ先に思い浮かべるのは「資金」だ。
資金力は必要ないとは言わないが、まずはお金の計算が出来ないと話しにならない。

どんぶり勘定してるようじゃダメ。

お金にシビアな人はお金の計算が出来る人だ。
資金力があってもお金の計算ができない人は必ず経営で失敗する。

賢い仕入れと、訂正な価格での販売。
インとアウトの計算。ケチでいればいいというわけじゃない。

無駄な経費を削減しなが、かけるべき所にお金をかける…。
そんな金勘定と計算力が独立には必要だ。

人間力

交際力のある人は商売繁盛しそう?

広く浅くなんて言葉があるように、どんなに人付き合いが上手でも軽ければ、それなりのものしかないのだ。

見せかけではダメ。

独立後に立ちはだかる集客ということを考えても、そこに必要なのは人間力だ。
もっと簡単に言えば、作り物でない自分。

嘘や見せかけはでは人を真に惹きつけることはできないし、歪みができ、いつか崩壊する恐れもある。

無口でも不器用でもいい。
自分らしく、だけど真摯にお客様に対して出来ることをする。

極端に言えば、性格が極悪だとしても、ファッションがありえなくても、お客様に対して真摯であり、仕事に全力で取り込み、感謝の気持ちを忘れることがなければ、それでいい。

見せかけのサービスにお客様は慣れているし、そう簡単にだまさされない。
媚びたり、背伸びしたり…、そんな作り物ではないあなた自身がブランドになるのだ。

視点

色んな角度から物事を考えられるようになると、アイディアも湧く。
もっとも大切なのはお客様目線で考えられるかどうかだが、経営者として視線点も失ってはならない。
それ以外にも、違う立場、歳、性別を超え、視点を変え想像できる人は強い。
視点や目線を切り替えることが出来れば、ひとつの考えに捕らわれずにすむ。
嫌なことがあっても気持ちを切り替えることができるし、裏切られても許すことだってできる。
立ち止まらずに、常に前進できる人は経営者に向いている。

独立に必要な技術やお金とは別に、必要なものを3点あげてみた。
これだけ?と思う人もいるかもしれないが、上記にあげた3点さえあれば、独立・経営はできるはず。

特に独立後の経営と集客には欠かせないものと言える。
独立するといえば、人はアレコレ言いたがる。だけど本当に必要なものは思いの外シンプルだったりするのだ。
設備や店舗はなんとかできても、上記3点はそうもいかなそうだ…。

あなたは独立に向いていそうですか?
次回はもう少し掘り下げた記事を書こうと思っています。

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