美容室に来店されるお客様の中には、「なんで美容室の鏡ってこんなに映りが悪いの?」と不快に思われる方も少なくありません。美容室に設置される鏡は光の当たり方や歪み方などにより、実物よりも悪く見えてしまうことが多いようです。しかし、上手に鏡選びをすることでそうした鏡の悩みを解消するができます。ここでは、お客様が自分の姿に満足できるようなサロンにおすすめの鏡をご紹介します。あわせてメンテナンス法も検証します。
Last Updated:2021/5/13
「美容室の鏡に映る顔がブスすぎて嫌い!」
鏡を不快に感じている女性客も多いって本当?
美容室を利用する女性の大半が、「美容室の鏡ってなんであんなにブスに映るんだろう…」と感じていることが、SNSを観察しているとよくわかります。せっかく美しく仕上がったヘアスタイルも、顔が歪んで見えたり、肌が汚く見えたりすれば台無しですよね。
逆に、美容室の鏡がお客様を美しく映し出すことができれば、ヘアスタイルの仕上がりだけでなく、トータル的な美しさも同時に満足度していただける確率は高くなります。では、なぜ美容室の鏡は映りが悪いのでしょうか。その要因には、「光」と「歪み」が大きく関係しています。
映りが悪いのは光の影響?
真正面からスポットライトが当たることで肌や顔立ちが綺麗に見えます。しかし、ほとんどの美容室はカラーの仕上がりをわかりやすくするため、横から光が当たるように構成しています。そのため、肌に影ができて顔がくすんで見えたり疲れて見えたりします。
中には、ほうれい線などが強調されて年齢よりも老けた印象に映ってしまうこともあるでしょう。店内のスポットライトなどの位置や当て方に工夫を凝らすだけでも、鏡映りが良くなる傾向があります。
鏡の歪みで映りが悪い?
そもそも、鏡に映し出された顔は左右逆に映ります。そこに歪みが生じれば、さらに違和感を覚えます。顔の左右のバランスが崩れ、ヘアスタイルの仕上がりよりも歪みが気になって納得できない、というお客様もいるでしょう。
鏡や壁自体に歪みがあると、映る姿も歪んでしまいます。歪みやすい鏡は厚みがなく薄い素材の商品が多いと言えます。(プラスチックやアクリルなど)
また、壁に沿うよう張りつけたり、立てかけるようにつける鏡ならば、壁そのものがが歪んでいる可能性が高いです。こうした歪みが、不本意な姿でお客様を映し出してしまう原因です。
鏡は、歪みの出にくいタイプの厚いガラス製の素材がおすすめです。鏡自体に十分な厚みがあれば、少々壁が平面でなくとも鏡に歪みが生じる可能性は低くなります。
美容室の鏡、どう選ぶべき?
美容室の鏡を選ぶ場合、次の点に気をつけてセレクトしてみましょう。
ガラス製であること
ガラス製で透明性の高い商品をセレクトしましょう。厚みのあるガラスは歪みが生じにくいため、バランスが良い姿で映し出されます。中には、アクリル製や透明プラスチックなどの素材を使った鏡もあります。これらは、ガラスと比較すると薄いのが特徴で、歪みも生じやすくなります。
また、ガラス自体の重さは8kg~10kgを目安にしてください。いくらブランド商品だとしても、あまりにも軽すぎる商品は、のちに歪みを引き起こしてしまいます。
サロンの雰囲気に合わせる
サロンの雰囲気に合わせて選ぶことも大切です。アンティーク調の素材やデザインをはじめ、フロアにマッチするような商品が選べます。鏡は美容サロンにおいて「家具」という一面をもっています。鏡選びは店主のセンスにも左右されます。
鏡の大きさ
サロンの広さに合わせて鏡の大きさも考えましょう。狭いサロンに大きすぎる鏡を置いては、店内のバランスが悪くなります。また、鏡だけでなく、フレームの大きさも忘れずに考慮してください。
鏡によっては、裏面も美しく仕上げていたり、デザイン性が優れていたりするものがあるため、パーテーションとしての効果も期待できます。
使い勝手の良いもの
商品に引き出しが付いていたり、小物の置き場所があったりすると使い勝手が良く、店で働く他の美容師も動きやすくなるでしょう。美容室では、お客様のメガネやアクセサリー、携帯電話などを預かることがあります。小物置き場があるととても重宝ですよね。
カラーやパーマの施術中にコーヒーやお茶などを出すサロンも多いため、そんなときに、ある程度の置きスペースがあるとよいでしょう。
コスパを考える
鏡は美容室にとって要となる商材です。しかし、サロンにおける商材は鏡の他にも多数取り揃えなければなりません。そのためには、鏡のコストにも目を向ける必要があります。こうした鏡をはじめとしたサロン商材は、業務用商材を販売する業者から購入するとコスパも満足できるものとなります。
美容室におすすめの鏡
ここでは、美容室におすすめの鏡をいくつかご紹介します。店内の雰囲気や広さ、使い勝手などすべてを考慮してセレクトしてください。
ダークな木目柄がアンティークな雰囲気をかもし出します。裏面も美しく仕上げているため、壁のない空間にてパーテーションの役割も担うでしょう。ガラス張りの窓際や店内中央などにも設置でき、レイアウトの幅も増えます。
また、お客様が身につけている小物類を収納するスペースや、雑誌や飲み物がおけるカウンターもある造りなので、機能性も期待できます。
サイズ | 全体サイズ:幅740×奥行350×高さ1755mm、鏡サイズ:幅595×高さ830mm |
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カラー | ブラウン、ホワイト |
定 価 | |
商品番号 | 115251 |
天然木仕上げで、どんなサロンにもなじみやすいデザインです。引き出し付きなので、お客様の大切な装着品やスマホなどを保管でき安心です。シンプルでありながらも、存在感のある鏡が、サロンに来るお客様の心まで癒してくれるでしょう。
サイズ | 全体サイズ:幅830×奥行280×高さ1780mm、鏡サイズ:幅580×高さ870mm |
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価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページでご確認ください。) |
商品番号 | 102121 |
大型タイプ(幅595×高さ1497)で広範囲を映すことができる鏡です。フレームは重厚感を漂わせるデザインなので、オシャレな雰囲気のサロン展開ができるでしょう。ヴィンテージシルバーカラーもあるため、店内の内装やフロアカラーに合わせて選んでください。
サイズ | 全体サイズ:幅720×奥行35×高さ1620mm、鏡サイズ:幅595×高さ1497mm |
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カラー | ヴィンテージゴールド、ヴィンテージシルバー |
定 価 | |
商品番号 | 120546 |
鏡のお手入れ方法
サロンの鏡をいつも美しく保つことで、お客様の満足度も高まります。そのためには、日々のメンテナンスが必要です。鏡のお手入れをないがしろにしてしまうと、いざ本格的にお手入れしようとしても、なかなか汚れが落ちずに苦戦してしまいます。鏡のお手入れを日課にするつもりで挑みましょう。
ここでは、サロンの鏡を美しくするためのベストなお手入れ方法をご紹介します。
通常のお手入れは柔らかい布を使用
日常のサロン用の鏡をお手入れする場合、柔らかい布を用意しましょう。軽い汚れ程度ならば、乾いた布で優しく拭き取るだけで十分です。一方、鏡に油汚れや除去しにくい汚れがある場合は、ガラス専用のクリーナーや、中性洗剤を使って拭いてください。その後に、乾いた布を使って優しく拭き取りましょう。
決して難しいお手入れではないため、業務終了後の日課にしてください。
水滴は見逃さない
鏡に水滴がつくことで、カビや水垢症状を引き起こしてしまいます。特に水ハネを注意したいシーンが、シャンプーやブロー後でしょう。水はね用のタオルなどを常備して、すぐさま拭き取れるようにしたいものです。
クエン酸を常備
なかなか除去できない鏡の水垢や汚れはクエン酸を使用してケアしましょう。クエン酸を霧吹きスプレー用の容器に入れて常備しておくのもおすすめです。
プロの手に任せる方法を検討
通常のメンテナンスでは鏡の汚れがなかな落ちない、という場合は、プロの手に任せる方法を検討しましょう。汚れを落とすだけでなく、フッ素コートなどを施して汚れをつきにくくする対策も手掛けてくれます。
鏡のメンテナンス業者を選ぶポイントは、いくつかの業者に見積もりをとってもらい、比較検討しましょう。汚れ箇所が少ないようであれば、定額パック価格よりも部分価格のほうがよいです。
実物を見てから購入したい方は美通販ショールームへ!
理美容室に設置されている鏡。良い製品を選ぶことで、お客様の姿を歪みなく写してくれるでしょう。せっかく美しく仕上がったヘアスタイルも、鏡映りが悪いと残念な印象になりがちです。お客様が気分の良い状態のままお帰りいただくためにも、サロン用の鏡は誠心誠意こめて選びましょう。
サロンに最適な鏡を選ぶには、美通販を介すのがおすすめです。美通販ショールームに足を運べば、商品を実際に自分の目で確認できるため、満足のいく鏡選びができます。また、お時間がないときには、美通販のサイトで購入を検討してみてはいかがでしょうか。