バリカンとは頭髪を切るのに使用される理容器具のことで、手動式と電動式のものがあります。バリカンの種類には美容室などで使用される業務用のものもあり、お手入れをしながら使用していく必要があります。そのバリカンの中でも美通販で購入できるおすすめのものやメンテナンスの方法、バリカンの歴史について解説します。
Last Updated:2020/11/18
バリカン業務用おすすめ3選
業務用のバリカンは、市販のバリカンと比較して価格が高いといった特徴がありますが、性能が良いので理美容室では業務用のバリカンを使うことが一般的です。
美通販では高性能でイメージに合う髪型にできる業務用のバリカンを比較的安く購入することができ、多くのプロから支持されています。美通販から購入できるおすすめのバリカン3選を紹介します。
こちらの商品は軽くてグリップが握りやすく、市販のものと比べてパワーが強いので多い毛束でもしっかりとカットしていくことができます。切れ味が良いだけでなく従来品よりも耐久性が3倍アップし、お手入れも簡単なのでプロからも好評です。
メーカー | パナソニック |
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ブランド | ER |
サイズ | ml、 |
重 量 | 245g |
充電方式 | コード式・コードレス(充電式)両用 |
充電時間 | 約1時間 連続使用時間:約50分 |
サロン価格 | 26,550円 |
商品番号 | 122388 |
オーソドックスなコード式の電気バリカンで、パワーがあるタイプです。フルセットでブラシやオイルも付属品として付いているところが魅力的です。
メーカー | スライヴ |
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サイズ | 全長192mm 刃幅:45mm |
種 類 | フルセット、刃無タイプ |
重 量 | 約600g(刃共) |
サロン価格 | 25,000円 |
商品番号 | 21948 |
ウォッシャブル仕様でになっていてそのまま水で洗えるので、お手入れもスムーズにできるバリカンです。コードレスになっていて使いやすいのも良いですね。
サイズ | 全長184mm 刃幅35mm |
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重 量 | 170g |
充電時間 | 約8時間 連続使用時間:約45分 |
価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページでご確認ください。) |
商品番号 | 108404 |
業務用トリマーおすすめ2選
髪のカットや髭のお手入れに使用するトリマー。こちらも美通販からおすすめの2品を紹介します。
8時間のフル充電で60分と充電の持ちが良いコードレスバリカンです。軽量で使いやすく、デザインもスタイリッシュでカット力も高いのが魅力です。
メーカー | パナソニック |
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ブランド | ER |
サイズ | 全長148mm 刃幅32mm |
重 量 | 104g |
充電時間 | 初回16時間・2回目以降8時間フル充電で連続約60分使用可能 |
サロン価格 | 11,400円 |
商品番号 | 62562 |
バリカンのメンテナンス
バリカンは理容師、美容師にとって欠かせないアイテムですが、そのバリカンを長く衛生的に使うためには使うたびにお手入れをしていくことが大切です。お手入れをしなければバリカンが長持ちしませんし、お客様の肌にトラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
バリカンのお手入れの方法としては、使っているバリカンを洗ったり、バッテリー交換をすることが挙げられます。
一言でバリカンと言ってもそのお手入れの方法は機種やメーカーによって異なり、そのまま洗えるものもあれば刃だけしか洗えないものもあるので取扱説明書を読んで正しい方法でメンテナンスをしていくことを心掛けましょう。
日々のお手入れは簡単にできたとしてもメンテナンスは自力では難しいこともあります。そのような場合は業者やメーカーにお願いすれば対応してもらえることが多いので、まずは問い合わせをしてみてください。
場合によっては業者やメーカーに預けなくてはいけないこともあるので、メンテナンスをすることを踏まえてバリカンを複数揃えておく必要があります。
普段からできるだけ性能の良いバリカンを選んでおくことでメンテナンスをする時間を短縮できるので、バリカンを購入する時にはお手入れのことも考えた上でコスパの良いものを選びたいですね。
バリカンの歴史
今は一般的になっているバリカンの使用ですが、バリカンはいつ頃から使われているのでしょうか。実は19世紀の中頃にニコラ・ビズミックというセルビア人によって考えられ、実際に理美容で使われるバリカンが形になったのはヘンリー・リーランドによる発明によるものだとされています。
ヘンリー・リーランドと言えば自動車の技術者なのでバリカンとは関係のないように思えますが、ヘンリー・リーランドの子孫であるブルース・リーランド西イリノイ大学名誉教授は電気バリカンの発明者として有名です。
バリカンが日本に入ってきたのは1883年
今は理美容室に当たり前のようにあるバリカンですが、まだ日本では歴史が浅いものであると言えます。日本では1871年以前は“まげ”が一般的でしたが、その後、丸刈りといったヘアスタイルをする人が徐々に増えていきます。
そして、本格的にバリカンが日本に入ってきたのは、日本に持ち帰られたバリカンを1883年に理髪師の鳥海定吉が使い、その後普及していったと言われています。今は主流となっている充電式のバリカンの歴史はかなり浅く、1990年代に入ってからなのでまだ30年も経っていないということになります。
最近では電動式のものが主流となっていますが、バリカンが輸入された当時はまだ手動式のものが主流とされていて、電動式のものが主流になったことで1935年頃から徐々に手動式から電動式へと切り替わっていきました。それを踏まえ、製造数は圧倒的に電動式の方が増えることとなりました。
「丸刈りにするための道具」からデザインカットツールへ
バリカンと聞くと「丸刈りにするための道具」というイメージが強いですよね。最初はバリカンは丸刈りにするために使用されていましたが、最近ではもっと幅広い使われ方もしています。
例えば、丸刈りの頭の人にデザインカットをする、側面にデザインを施すなど、高度な技術が必要なカットでもバリカンが使われています。
同じようにデザインをするタトゥーは消すのが大変ですが、ヘアスタイルなら髪が伸びれば元に戻るので“手軽なおしゃれができる”といった点でもバリカンを使ったデザインカットは人気です。
デザインカットとして広く使われるようになったのは本当に最近のことで、まだ5年から10年程度しか経っていません。
進化し続けるバリカンをどう使うかは理美容師次第
近年ではバリカンは人間だけでなくペットのトリミングにも使われるようになりました。バリカンには市販のものと業務用のものがあり、業務用の方が性能が良くプロに施術をしてもらい綺麗に仕上がるといった点で理美容室を利用している人が多いと言えます。
これからも進化し続けるバリカンがこれからさらにどんな使われ方をしていくのか、どんな性能が良いものが登場するのか今から楽しみですね。