美容院の店販って最近どうよ?
サロンユーザー調査というものを見ていてちょっと気になった。
パーマをかける人は確実に減っているらしい。
しかし、気になったのはそこではない。
最近1年間の内、美容師さんからススメられたことがあるかという問い。
パーマを勧められたことがあると答えた人、13.6%
ソースが2015年とちょっと古いが、うーむ…、と考えた。
確かに最近美容院でパーマどころか、何か勧められた記憶がない。
むしろ、買いたいものが在庫切れで買えなかったことさえある。
美容院で店販、今どき流行らないのでしょうか?
確かに、やたらと押してくる美容師さんとかがいて、あ、この店は店販ノルマでもあるのかな?とか思った経験が昔ある。
なんだか、強く押されると買いたくなくなる心理…。
欲しいと思うと多少高くても買いたくなる気持ち…。
お客様への押し売り禁止令でもでたのかな?
それはお客様にとっていいのかもしれない。
でもそれって、本当にお客様のためなのでしょうか?
お客様が求めるものは売るべきだ!
美容院で押し売りされてイヤな思いをしたという話は確かに聞く。
しかし、調査では、10代〜20代の女性はサロンでシャンプーなどサロン専売品を買いたいと思っている!
とのこと。
はっきり言って、サロン専売品のシャンプーやトリートメントは女心を引きます。
美容院で使っているシャンプーを買いたいと思ったことはあるけど、実際どんなシャンプー使っているのかわからなかったりする。
どうせなら、見えるところ、手に取れるところに置いて売って欲しいくらいだ。
ディスプレイしてるサロンもあるが、なんか違うんだよね…
売るための陳列じゃなく、飾り的な扱いの雰囲気。
手に取れない気分。
触ったら怒られるかも…w
もし、あなたの理容室、美容院が店販禁止じゃないなら(禁止のところはあるのだろうか?)
お客様目線でどうすれば気楽に商品を見たり買ったり出来るか考えて欲しい。
枠から抜け出た店販はどう?
入ってすぐ、お客様にお待ち頂く場所があるなら、思い切って中央のテーブルに置いてみる。
こちらから勧める必要はない。
お客様が欲しいと思うものを仕入れ、目につくところ、手に取れるところに置くのだ。
それって、どんなモノだよ…と思うなら、お客様の年代、客層などよーく見てみる。
若い子ならパッケージや香りにこだわった商品がいい。
サロン専売品ならではの素敵な商品がいっぱいある。
中高年中心なら、スキャルプケアや髪のボリュームアップに効果がありそうな製品を置く。
説明書きもあるといいけど、POPは読みやすくわかりやすく。
価格もいくらと掲示しておけば、いちいちいくらですかと聞かなくてすむ。
これ大事。いくらか聞いといて、高いからやめた…というのなかなか出来ない。
他の店ではやってない販売形態。
そこに差が出る。
美容院が雑貨屋さんみたいになってもいいんですよ。
カフェとサロンとヘアケア製品ショップ…もいいじゃないか!
こうでなきゃいけないという枠から抜け出た時、本当にお客様に求められる店販ができるのかもしれない…。