ヘアオイルは今やヘアケアアイテムの定番です。
特に髪のダメージが気になる人には必須!
そのため、女性のみならず男性の方も愛用されています。
そこで今回は【ヘアオイルの効果と役割、効果的な使い方】というテーマでシェア。
福岡でフリーランス美容師とウェブライターをしている宇井がヘアオイルの疑問に回答していきます。
Last Updated:2023/3/27
ヘアオイルの効果
ヘアオイルの効果はさまざまです。
ヘアオイルは髪のまとまりをただ良くするだけのアイテムではありません。
4つに分けてヘアオイルの効果を紹介します。
保湿効果
ヘアオイルの効果で、一番にくるのが保湿効果ではないでしょうか?
髪表面をコーティングすることで、なめらかな手触りにしてくれます。
特に髪がパサついてまとまらない人は、ヘアオイルを付けないと髪が傷んで見えやすいです。
髪が傷んで見えると、どんなに良いカラーをしていても、見た目の発色が半減します。
ダメージケア効果
ダメージケアに関しては、修復という意味とは少し違ってきます。
「ヘアオイルを使うことで、今以上のダメージ防止になる」という意味に近いです。
怪我のように、ヘアオイルを付けると髪が治っていくわけではないので注意!
スタイリング剤としての役割
ヘアオイルはスタイリング剤としても優秀です。
ワックスと違い、ヘアオイルはベタつきが少ないためナチュラルに仕上げたい人におすすめ。
また、ワックスと混ぜても使えます。
香りによるリラックス効果
ヘアオイルは種類によって香りが違ってきます。
女性の方などは、香り重視でヘアオイルを選ぶ人も多いです。
ヘアフレグランスとしてもヘアオイルを使うなら、1つだけ注意点があります。
それはシャンプーと香りの種類を合わせることです。
例えば、シャンプーは柑橘系だけどヘアオイルは甘い香りだったら、香りにミスマッチが起こります。
シャンプーとヘアオイルは、ざっくりでもいいので香りを合わせましょう。
ヘアオイルの種類と特徴
ヘアオイルと言っても、ベースになっている成分は1つだけではありません。
主なヘアオイルの成分となっている6つを紹介します。
オリープオイル
オリーブオイルは読者のあなたもよく耳にするはず。
オリーブオイルは白髪や抜け毛に効果的です。
もちろん、オリーブオイルを使えば「白髪が減って抜け毛もなくなる」みたいな即効性があるわけではありません。
一般的にオリーブオイルは、頭皮マッサージで使われることが多いです。
そのため、髪に付けるヘアオイルとは少し使い方が違ってきます
アルガンオイル
アルガンオイルは、アンチエイジング効果が高いとされています。
その理由は、アルガンオイルに含まれているオレイン酸とビタミンEです。
さらにアルガンオイルは、どこでも採れるわけではありません。
実は、モロッコの一部でしか採れない極めて稀少性が高いオイルです。
枝毛があってもまとまる髪に仕上げてくれる人気のオイルと言えます。
ココナッツオイル
ココナッツオイルは、フケに効果的です。
髪のフケが酷いと黒い服を着るのに抵抗が出ちゃいますよね…
フケの原因は、体質的な部分が大きいです。
決して日頃の頭皮ケアが悪いというわけではないので安心してください。
髪のフケが気になる人は、ココナッツオイルを配合しているヘアオイルを選びましょう。
そのヘアオイルで頭皮マッサージをしてみるといいかもしれません。
セサミオイル
セサミオイルは、主成分がごまのオイルです。
ただし、ごま油とは全く違います。
ごま油特有の香ばしい香りがするわけではありません。
セサミオイルは、インドの伝統医学で非常に優秀とされているオイルです。
頭皮の新陳代謝を促進して健康な地肌にする効果があると言われています。
バオバブオイル
バオバブの木から抽出されるバオバブオイル。
アフリカを中心に重宝されてきた歴史があります。
エイジング効果があるとされており、肌の乾燥や肌荒れを防いでくれるでしょう。
また、水分保持機能が高いとされているため、髪に使っても効果的です。
さらに高い保湿力を活かして、カラー剤に混ぜて使うこともあります。
そうすることで頭皮への負担を減らし、ツヤのある髪へと導いてくれることが期待できます。
アボカドオイル
名前のとおり、アボカドオイルはアボカドから抽出されます。
アボカドはギネスにも認定されているほどの高い栄養価を持つフルーツ。
ヘアオイルのとしての効果も非常に高いです。
まず、アボカドオイルは熱に対して強力なバリアを張ってくれます。
そのため、ドライヤーやヘアアイロンの熱から守ってくれる効果が高いです。
頻繁にヘアアイロンなどを使われる方は、アボカドオイルを使ってみてください。
ヘアオイルの選び方
ヘアオイルの選ぶ際には、何を基準にされていますか?
ネームバリューや見た目のデザインなど、選び方はさまざまです。
ここでは、ヘアオイルの選び方について解説します。
好みの質感で選ぶ
ヘアオイルは、洗い流さないトリートメントの枠を飛び出して、スタイリング剤としても使えます。
そこで重要になってくるのが質感です。
濡れ髪になるものや、サラッと仕上がるものまで幅広い種類があります。
やりたいヘアスタイルに質感の合ったヘアオイルを選んでみましょう。
そうは言っても「実際に使ってみないと質感はわからない」とお思いの方もいるはず。
安心してください。
店頭に行くと、ヘアオイルのほとんどがサンプルを置いています。
一度、サンプルを使ってみて試してみましょう。
髪質や髪のダメージ具合で選ぶ
髪質や髪のダメージ具合で選ぶ際の注意点があります。
それは自己判断をしないことです。
私も美容師をしていて、お客様が勝手に「自分は髪が硬い」「毛量が多い」など判断されてる場合があります。
私たち美容師からすると、意外と見解が違う場合も多いです。
髪質や髪のダメージ具合でヘアオイルを選ぶなら、担当の美容師さんに相談をしてみてください。
自己判断で選ぶと失敗する可能性が高いです。
ヒートケア成分に注目
ヘアオイルの中には、熱を加えることでツヤが出るものがあります。
もちろん、熱を加えるといっても、アイロンの当てすぎは禁物です。
ヒートケア成分が強いヘアオイルは、しっとりというよりサラッとした仕上がりになります。
濡れ髪よりも風で揺れるサラッとした仕上がりにしたい人におすすめです。
使いやすい形状で選ぶ
ヘアオイルを使う上で多い失敗が付けすぎです。
髪にヘアオイルを付けすぎるとベタついた仕上がりになります。
そんな失敗を防ぎたい人におすすめなのが、ポンプタイプのヘアオイルです。
ワンプッシュで適量が取れるため、付けすぎの心配がありません。
さらに使いすぎも未然に防げます。
ヘアオイルの効果的な使い方
ヘアオイルは、使い方次第で効果が違ってきます。
失敗しないヘアオイルの付け方を紹介します。
お風呂上がりなど髪が濡れている状態で使う
ヘアオイルの効果を最大限に活かすなら、お風呂上がりがおすすめ。
お風呂上がりは、髪も清潔な状態です。
ヘアオイルを適量取り、髪の中間から毛先にかけて付けてあげましょう。
髪が濡れているため、ヘアオイルの伸びも良いです。
唯一気を付ける点は、余分な水分はタオルで取っておくことです。
髪があまりに濡れていると、ヘアオイルが薄まり、効果が減ります。
ドライヤーを使う必要はありませんが、タオルなどで余分な水分は取っておきましょう。
髪の長さに合わせて適量を使う
ヘアオイルは髪の長さによって使う量が変わってきます。
髪が長いほど、ヘアオイルを使う量は増えます。
逆にメンズのように髪が短い人は、ヘアオイルの必要はありません。
ワックスのようなスタイリング剤を付ければOKです。
髪の中間から毛先に使う
髪の長さ関係なく、ヘアオイルは中間から毛先に付けなければいけません。
髪の根元に付けても逆効果なので注意しましょう。
なぜなら、髪の根元はふわっとしたボリュームがある方が自然だからです。
ヘアオイルを付けてからドライヤーまで時間をおく
髪にヘアオイルを付けて少し時間を置くと効果的です。
髪全体に浸透してくれます。
ただし、放置する場合は3分以内を目安にしてください。
放置時間が長すぎると、髪が乾いて根元付近に不自然なクセがつくので注意!
ドライヤー後に重ね付けする
ウェット状態でヘアオイルを付けて、物足りないときのみドライヤー後に重ね付けをしてください。
そうすることで、よりしっとりとした仕上がりになります。
あくまで、ウェット時に付けるのが基本です。
ウェット時に付けないで、ドライヤー後に付けるのはやめましょう。
メンズもレディースも! おすすめヘアオイル3選
ここでは、実際に私も使っているヘアオイルを紹介。
ヘアオイルとしての効果も非常に高いため、参考にしてみてください。
シュワルツコフ ファイバープレックス ボンドオイル
シュワルツコフは、ブリーチのファイバープレックスやムラシャンのグッバイイエローなどが有名です。
そんなシュワルツコフが販売している、洗い流さないトリートメントのレベルは高いです。
ファイバープレックスボンドオイルは、サラッとした仕上がりになるのが特徴。
オイル特有のベタついた感じが一切ありません。
そのため、軽い仕上がりにしたい人にオススメのヘアオイルです。
ブリーチ毛に使っても、効果的なレベルの高いヘアオイルと言えます。
メーカー | シュワルツコフ |
---|---|
ブランド | ファイバープレックス |
容 量 | 150ml |
香 り | パウダリーグリーンフローラル |
成 分 | シクロメチコン、ジメチコノール、コハク酸、クランベアビシニカ種子油、月見草油、メドウフォーム種子油、ザクロ種子油、塩化Mg、加水分解コラーゲンPGプロピルメチルシランジオール、水、エタノール、ジメチコン、フェニルトリメチコン、(ジメトコン/イニルジメチコン)クロスポリマー、酢酸トコフェノール、香料 | 価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00129535 |
ナプラ エヌドット シアオイル
言わずと知れたエヌドットのヘアオイル。
美容師のみならず、一般の方も知っている人気アイテムです。
エヌドットのシアオイルは、高い保湿成分が特徴。
さらに仕上がりも軽いです。
保湿と軽さの両方を兼ね備えたヘアオイルと言えます。
メーカー | ナプラ |
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ブランド | エヌドット |
容 量 | 150ml |
香 り | ホワイトフローラル |
成 分 | シクロペンタシロキサン、ジメチコン、ジネオペンタン酸ジエチルペンタンジオール、ミリスチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、ジメチコノール、フェニルトリメチコン、スクワラン、シア脂、シア脂油、スクレロカリアビレア種子油、アルガニアスピノサ核油、ブドウ種子油、マカデミアナッツ油、フラーレン、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、BHT、香料 | 価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00130397 |
本島椿 純椿油
根強い人気の誇る本島椿の純椿油。
純椿油の特徴は3つ。
・無添加
・無香料
・100%天然植物油
とにかく、天然にこだわった逸品です。
椿油は頭皮の皮脂に近い成分を持つため、刺激などが少なく馴染みやすいです。
また、頭皮やボディに使っても効果のある万能なヘアオイルと言えます。
メーカー | 三宝 |
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ブランド | 本島椿 |
容 量 | 70ml |
香 り | 無香料 |
成 分 | カメリア種子油、ツバキ種子油 | 価 格 | 美通販価格(詳細は商品ページまたは美通販カタログ内でご確認ください。) |
商品番号 | 00083839 |
ヘアオイルの効果は使い方と相性が大事!
今回のテーマ【ヘアオイルの効果と役割、効果的な使い方】についてまとめていきます。
・ヘアオイルの効果は髪にまとまりを与える
・ヘアオイルは成分によって効果が違う
・ヘアオイルはウェット時に付けるのが一般的
・髪の中間から毛先にかけてヘアオイルを使うと効果的
今やヘアオイルは、なくてはならないアイテムです。
しかし、自分自身の髪質に合ったヘアオイルを使わないと効果も半減してしまいます。
この記事を読んでも「まだ、どのヘアオイルを使っていいかわからない」みたいな人もいるはす。
記事中に紹介したヘアオイルは、どれも万能で使いやすいものばかりです。
よかったら、一度試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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